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『宿泊施設』の違い -ホテル・旅館・簡易宿泊所・民泊-

皆さん、こんにちは!
aiPassを運営する、CUICIN株式会社でCS・セールスを担当している岩森です。
社会人1年目で転職を決意し、クイッキンに入社を決めてから、早くも4ヶ月が過ぎました。
近況報告、というところでいうと、1年越しのaiPass特許取得が実現したり、はたまた事業拡大に向け、採用活動をオープンにしたり、、様々な動きがありました。

特許については、弊社CEOである辻さんの記事を読んでみてくださいね!


さて、今回の記事内容は私たちの運営するaiPassがサービスを提供する先である「宿泊施設」について。そもそも何がどう違うんだというところを、簡単にご紹介できたらと思います。

宿泊施設の分類

まずはじめに、ホテルをホテル、旅館を旅館たらしめている法律である「旅館業法」についてご紹介します。ホテルや旅館、簡易宿泊所というとなんとなくイメージは違う気がしますが、この法律によって明確に基準が決められていたのですね!

旅館業とは「宿泊料を受けて人を宿泊させる営業」と定義されており、「宿泊」とは「寝具を使用して施設を利用すること」とされている。旅館業は「人を宿泊させる」ことであり、生活の本拠を置くような場合、例えばアパートや間借り部屋などは貸室業・貸家業であって旅館業には含まれない。(厚生労働省HPより一部抜粋)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei04/03.html

この中に明記されている「旅館業の種別」がそれぞれ「ホテル営業」「旅館営業」「簡易宿泊所営業」(「下宿営業」)と分類わけをしています。

ホテル営業
 洋式の構造及び設備を主とする施設を設けてする営業です。

旅館営業
 和式の構造及び設備を主とする施設を設けてする営業であり、いわゆる駅前旅館、温泉旅館、観光旅館の他、割烹旅館が含まれます。民宿も該当することがあります。

簡易宿所営業
 宿泊する場所を多数人で共用する構造及び設備を設けてする営業であり、例えばベッドハウス、山小屋、スキー小屋、ユースホステルの他カプセルホテルが該当します。

下宿営業
 1月以上の期間を単位として宿泊させる営業です。

しかし上記のように分類しているものの、2017年の旅館業法一部改正により、旅館・ホテル業が合体、「旅館・ホテル業」と「簡易宿所営業」と「下宿営業」の3つの形になりました。これ以降、その施設を旅館とするかホテルとするかは施設の運営方針に任せるところとなっているようです。

民泊

ホテルのタイプ

上にお話ししてきた宿泊施設の中でも「ホテル」は様々なタイプがあり、「ハード・提供するサービス」によっては以下のような違いがあります。

ビジネスホテル

その名の通り、元は出張で訪れるビジネスマンの宿泊を想定した宿泊機能に特化した施設です。そのため比較的安価で、客室はシングルがメインのコンパクトなつくりが基本。作業用デスクはもちろん、ズボンプレッサーや共用のコピー機など、ビジネスマンに必要なものを揃えているホテルが多いです。

シティホテル

都市部に位置し、ファミリーから、一人旅や出張などさまざまなニーズに応えられるホテルです。宿泊以外にレストランや宴会場、またジムやスパ付帯施設を備えていることがビジネスホテルと違う点でもあります。(最近はシティホテルに近いビジネスホテルも増えてきています。)サービスが充実している分多少価格帯は高額になることもある。

リゾートホテル

皆さんが一番イメージしやすいであろうリゾートホテルは沖縄などのリゾート地に多く、レストランやバーラウンジが充実しています。同じように施設が充実しているシティホテルと違うのはこの立地という点。オーシャンビューが広がる海沿いの土地や紅葉が楽しめる温泉街のホテルなど、その土地ならではの体験ができる点が魅力です。その分価格は高額になりがちではありますが。

また、「価格帯」によってもホテルの種類は分けられます。これがいわゆる「星の数」での分類。高価格帯に属するものから5つ星ホテルなんて呼ばれますよね。

5つ星ホテル・・・ラグジュアリーホテル

4つ星ホテル・・・アップスケールホテル

3つ星ホテル・・・ミッドプライスホテル

2つ星ホテル・・・エコノミーホテル

1つ星ホテル・・・バジェットホテル

直感タイプの私は実行したことはないですが、星の数という軸での宿探しも面白いかもしれません。

民泊という領域

民泊は一般の民家に泊まることを差します。現代以前は旅中の人を多くの場合無償で泊める行為として成り立っていたようです。最近ではAirbnbを代表とする民泊ビジネスとしてのイメージが強いのではないでしょうか。このコロナ禍ではひと昔前のことのようにも思えてしまいますが、急増する訪日外国人の様々なニーズや空き家の活用という観点から人気を博していましたよね。

一方、地域住民とのトラブルや、旅館業法の許可が必要なのにもかかわらず、一部無許可で実施が問題にもなっていました。

しかもインバウンドやオリンピック需要を狙っていたのに予想もしなかったコロナウイルスの悲劇に・・・方もいるのではないでしょうか。ビジネスとして持ち直すのか、ということも含め、今後も注目な領域です。

おわりに

今回は簡単にではありますが、宿泊施設の違いについて書いてみました。新型コロナウイルスの影響を非常に受けている宿泊業界ですが、改めて「旅行」に目を向けると、withコロナの世界でも多くの人が心に残るような旅をし、素敵な宿でのひとときを過ごす世界が早く戻ってきて欲しいと感じます。この状況下でも実現可能な最高の旅行体験を。aiPassとしてできることを考えて行きたいと強く思っています。


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Writer
岩森さゆり

aiPass|スマートオペレーション
https://aipass.jp/


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