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摂食障害を考える

こんにちは、愛音です

友達と摂食障害の話をしていました
私も10代のときに摂食障害になっています

原因はとにかく心の不安定さが招いたこと
鬱で食事をしなくなり、次第に体重が減っていく、それが日々の楽しみ、快感になってしまいました

でも親は心配です
だって娘が日に日に痩せこけていくのですから
このまま食事が出来ず、倒れて、死んでしまったらなどきっと不安は尽きません

親は摂食障害となった子供に何ができるのか?
無理にでも食べさせたほうがいいのか?
叱ってもいいのか?

とにかく出来ることの最上位として、安心させてあげることです
私の場合、鬱により食欲がなくなっていきましたから、酷い鬱状態にならなければ摂食障害にもならなかったかもしれません
摂食障害は不安です
私は食べて、吐いてを繰り返して、快感を感じてはいたけれど、ふとしたときに物凄い後悔や不安に襲われます
そのうち料理の香りだけでトイレに駆け込んでいたので怖かったです

無理にでも食べさせたほうがいいのか?
無理に食べさせるのはおすすめしません
無理に義務的に食べさせては食事という行為が嫌なもの、怖いものとして辛く記憶されてしまいます
でも食べてほしい、一口でもいいから、
この思いは持っていていいと思います
私の母はこの思いをある行動に移していました
それは一緒にスーパーに行きデザートコーナーでその日食べたいと思うものがあるか聞いてくれました
ある日はプリン、ある日はゼリー、ある日は何もない、
デザートコーナーは慣れてくるとちょっと楽しかった記憶があります

そして叱ってもいいのか?
私は叱られていました
トイレに行ったあと体重計に乗っていて
「どこまで体重落とす気なの!」
水を飲んで体重計に乗って
「水なんかじゃ太らない!」
きっと母もどうすれば心配している思いが娘へ届くのか不安で闘っていたんです
デザートコーナーに連れて行くことは出来るけど、体重計に1日に何度も乗ることはやめさせられない、
食べて吐くこともやめさせられない、
この子にとって何がベストなのか?
最終的に母から「悪いけど今の愛音は全然綺麗じゃない、病気の姿だよ、治そうよ」と言われ全身を鏡でしっかりと見ると、異様に痩せこけた体、病的な姿、自分が病気だと認識出来るようになりました

叱っていいのかは正直その人によります
不安定だから摂食障害にまで追い込まれたんです
その不安定を少しずつ正すためには家族みんなで乗り越える必要があります

不安定なのは摂食障害になったお子さんだけじゃない
親だってとても不安ですよね
そして摂食障害になったのは親だけの責任ではありません
いくつものことが重なり摂食障害となったんです
どうか親の立場である自分が悪かったと責め続けないでください
病気になったことは誰のせいでもない

*愛音*

2024/08/04
出口は必ずある
一緒に歩いていこう

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