心の季節

光は欠片も見えない
手も足もすっかり凍え息を吹きかける

私は今どこにいるのだろう
私は今どこに立っているのだろう
私はなぜここにいるのだろう

頭の中を巡る問いかけに
答えが導き出せずにいる
きっとこの場所に希望がないせいだ

ー私ーはどうだろう
私には希望があるのか
凍えた体を温める術は
現状から明日へと駆け出す力は

ー私は、私だけの道を歩くー
ー自分を信じて幸せをー

決意したとき神風が吹き
薄暗い世界の黒いカーテンが遠く遠くへ飛ばされて
代わりに辺り一面には色とりどりの花たちが

決意を口にしたとき
心の長い冬は終わりを告げた
次の季節を歩く力がある
暖かい日差しを精一杯浴びて
鳥のさえずりを聞きながら
春という新しい世界を旅しよう

旅に不安はつきものだけれど
あの厳しい冬を経験したのなら
どんな困難にも立ち向かい通り抜けていくであろう
生きていく限り次の季節が待っているのだから
歩みを止めることはしない

そう、旅は続く
心が生きることを願う限り

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過去に書いた詩に手を加えてみました
人生という旅
それは楽しさばかりではないけれど
辛さばかりでもないです
以前の私には辛さ一色の世界でしたが
今は悩んで困ってでも仕事がしたい
自分を試したい
なにより、生きていたい

皆さんの今の心はどんな季節ですか?

*愛音*

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