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あなたはどうしても欲しかった女の子

こんにちは、愛音です

「邪魔な娘でごめんなさい」
「出来損ないでごめんなさい」
「もっといい子になるから」
「だから嫌いにならないで」

15、6歳の頃はよく父と母にこう言ってました
不登校になって、優等生でも、生徒会役員でもなくなり、自慢できる娘から転落、
こんな私はいつか、いいや明日にでも捨てられてしまうかもしれない、もういらないと言われてしまう、
だからひたすら謝ってました

でも母は手紙にこう書いてくれていました

神様からお兄ちゃんを授かりました
でもお母さんはどうしても女の子も欲しかったんです
愛音ちゃんは邪魔な娘でも、みっともない娘でもありません
お母さんが望んだ、どうしても欲しかった女の子なんですよ

母からのLove Letter

もう良い結果のテストも持ち帰れない、
生徒会での活動も報告できない、
先生に褒められたことも教えてあげられない、

でも、それでも、私は望まれた娘…
いらない子じゃない、邪魔でも、みっともなくもない、
自分で自分を許すことはまだまだ出来ないけど
お母さんとお父さんは許してくれてる、
このままを認めてくれてる
こんな出来損ないに望まれた娘だと言ってくれるのなら
その言葉を受け止めていこう
どうしても欲しかった女の子なんだよね、私は

勿論、すぐに受け止めることは出来なくて
凄く時間はかかったけれど
今では母と父の子であることが誇らしいです
学歴が足らなくて、就職先を見つけるのは困難かもしれない
目標、夢は叶わないのかもしれない
だけど両親が認めてくれたこの存在の方が
就職先より、夢よりも何倍も価値がある

その価値を抱きしめながら
今日も私は生きています

そもそも両親は優等生の私を自慢したかったわけじゃない
毎日頑張って生き抜く姿を見守る方が好きだと思う
そういう両親だから今も大好きだとはっきり言えます

*愛音*

2023/07/19
生き抜く姿を見ていて下さい
かっこ悪いときもあるけど
それが私だから

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