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いただきものを身につける

東京を発つ前、身近な方たちに送別会をしてもらいました。

その時にいただいたプレゼントたち。ありがたくも受け取らせてもらい、韓国に来ても使用しています。

そのなかでも今日身につけてみたのは、ユリの香りのヘアオイル。いまはこの香りに包まれて、noteを書いています。

ユリと私

私にとってユリとは特別な意味のあるものです。

10年以上前に亡くなった祖父は、家の周りで花をたくさん育てている人でした。

祖父の家から車で15分ほどの距離に住んでいた小学生の頃。祖父の家を経由して小学校に行く時は、たびたび庭にある花を持って学校に行ったものです。

そのなかでも印象に残っているのが、大きなユリ。祖母が好きな花で、祖父がいつも育てていたものでした。

花粉がつかないようにめしべを取ってから、スルスルっと新聞時に包まれる花束。これを私は誇らしげに持って、学校に登校したものでした。

ユリのヘアオイル

大人になってから、たまに美容院で出会うユリのヘアオイルが好きなことに気づきました。

だけど恥ずかしさからどこのメーカーなのかを聞けず、自分で探してみたものの好きな香りにたどりつけず、最近は諦めていました。

そんな時、日本を発つ直前にいただいたヘアオイル。もらった瞬間にこの記憶が思い出されて、気づけばプレゼントをくれた方にもこの話をしていました。

こんなストーリーがあるから、このプレゼントは私にとって大事なものの1つです。

いただきものを身につける

いつつけようかと見計らっていたら、今日ふと身につけたいと思ったのでつけました。やわらかで凛としたユリの香り。甘さもほんのりあります。

あたたかな記憶とつながる、この香り。香りは私にとって大事なものの1つなのだなあと思います。

今日はそんな思い出とともに、1日を過ごしてみようと思います。

7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️