日本語を話すあたらしい場所を見つけた
ドイツに住み始めて5か月。ここでの会話は、ドイツ語か韓国語がメインになっている。
私にとって日本語は、もうすっかり仕事と思考をするための言語。あとは家族と話すとか。オフラインで会える日本人はほぼいないから、そういうことが起きている。
これは別に嫌ではない。日本語を話す環境が少なくても、私は私の予想よりも健康的に生きている。
と思っていたけれど、私は日本語を話すあたらしい場所を見つけた。そのことを嬉しく思っている。
ひさしぶりに日本語かつプライベートの場で頭をたくさん使った。いい感じの疲労感を得ながら、家に向かっているところ。
日本語を話す
日本語を話すことは、私の心の安定に大きく影響する。
ドイツに住み始めて韓国人の友人ができ、韓国語を学んでいた私は韓国語が上達した。正直なところ、ドイツ語よりも上達した。ドイツ語の語学学校に通っているのに。
韓国語でもある程度の意思疎通ができるようになったから、私はついつい日本を話す時間の確保を忘れてしまう。
韓国語で話すことは、もちろん楽しい。友人と仲良くなったからだ。
でもやっぱり、日本語で話すこととはわけが違うのだ。お互いの文化が違うし、言葉も違うし、日本語で話す時の1/5くらいしか話せていない気がする。
私にとって、日本語で話す時間は大事。これがあるから心を保てて、他の言語でのコミュニケーションも楽しむことができる。
あたらしい場所を見つけた
今日の私は、日本語を話す予定に行ってきた。気づけばすっかり5時間(!)も話していた。
あたらしい場所というのは、日本語とドイツ語のタンデム。タンデムというのは、お互いの言語を学びたいひとが勉強のためにタッグを組むこと。
日本語のことや、日本の文化について質問をもらって、私は私なりに思考をして解説した。初めて考えることも結構あって、すごく興味深かった。
この場所では、話そうと思えば私もドイツ語を話すこともできる。でも今日は、私はなんとなく日本語を話すことを選択しながら、日本の話をした。
ふだんは日本のことに悲観的になってしまう私だけど、タンデムパートナーのおかげで、日本のいいところもたくさん思い出せた。
それが一番ありがたいことかもしれない。たくさんありがたい気づきをもらって、しかも夕食代までおごってもらってしまった。
あたたかい気持ちで、家に帰っている。
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7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️