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ドイツの家族のもとに戻ってきた

2か月の一時帰国を終えてドイツに帰ってきた。私はいま、恋人の実家でこの記事を書いている。

実家の滞在を終えたとき、私は家族とハグができなくて、それを後悔して泣きながら高知を出た。その時のことを思い出すといまだにうるっとする。次にまたいつ会えるか分からないのに、私はなぜハグをせずに出てきてしまったのだろうと。

でも、ベルリンに戻ってきて、そうだ私にはここにも家族がいたのだと思い出している。恋人は「僕の家族はみんなaimiのことが好きだから安心してね」と言う。恋人の母は「私たちは家族でここはあなたの家だからね」と言う。ベルリンに来てまだ1年そこらだけれど、私はここに家族を持ったのだと安心している。


もちろん、まったく気を使わないわけではない。まだまだ言葉も不自由だし、なんなら2か月の一時帰国でドイツ語はぜんぜんうまく出てこない。翻訳アプリに頼りまくりで話している。

だけど私は、安心してここにいる。キッチンの椅子に座って、お母さんと料理を作ったりしながら、足元には犬もやってきて私の足の上に寝そべって、安心して過ごしている。ほんとうにありがたいなぁと思う。ここでも家族のあたたかさを感じれることが。


そんなわけで、私はベルリンに戻ってきて、ドイツにいる家族のところに戻ってきたのだなと思う。いつでも安心して過ごせる場所をここにもらって、私にとっての安全基地を持って、ここに暮らしているのだなと思える。

たくさん愛をもらっている。その愛を受けとらないことにせず、ありがたくそのままもらうことにして、できるときには私も愛を渡したいと思う。

ほんの少し前の私なら「こんなに愛をもらってはいけない」とか「もらいすぎだ」と思っていたと思うけれど、いまはそんなことは考えない。それを受けとっていいのだと自分に許可を出して、ただここにいることにしている。

そうやって、ここにいさせてもらおうと思う。私はいま、ドイツの家族のもとにいる。


追記

一時帰国の出発前に書いた記事が目にとまったので貼っておく。図らずもサムネが同じだった。


7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️