昔の恋愛を思い出す日
30年ほど生きてきて、まぁそこそこに恋愛をした。この数年は少し疲れて、恋愛のようなものから遠ざかってはいるけれど。
私にはよく思い出す恋がいくつかある。いまさらどうしようとも思わないけれど、私にとって大事な人との恋愛。ただ思い出を持っていたいというか。
これがあるから恋をしないのか、恋をしないから思い出すのかはわからない。どちらにしても、私の人生において大事な恋であることは間違いない。
どんな日に思い出すかといえば、その人との夢をみた日。私はたぶん夢をよくみる方で、毎日夢をみるような期間もめずらしくない。
むしろ見ない期間のほうがめずらしい。最近は見ない期間にはいったような気がしていたけれど、今朝は過去の恋愛の夢をみたことをよく覚えている。
私が聞きたかった言葉を、夢では聞くことがある。いつでもそうなわけではないけれど、今日はそんな夢だった。
ずっとその言葉を聞きたかったと、夢の中で私は思う。その言葉を聞いていくらもしないうちに、私は目を覚ます。
こういう日は、1日その恋のことを考えて過ごす。連絡をしなさいということなのだろうかとも考えるけど、連絡はしない。これは私の都合だから。
いまさらこの恋をどうしようなんて思わない。その人とのことは、もうとっくに終わったことだから。
そう距離をとる私と、まだ断ち切れない私を感じる。両面の私がいるのはわかっている。
昔の恋愛を思い出す日。その日にどんな意味があるのか、私に何を伝えようとしているのかはわからない。
でも、過去の思い出とともに生きるのも、悪くないと思う。私を作っている、大事な体験だから。
そんなことを考えながら、今日はドイツのパイを焼いた。焼きたてであたたかいけれど、プルーンがほどよく酸っぱい。
夢のことを思い出して、過去のことを考えながら、焼きたてのパイを食べたのだった。
7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️