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一時帰国を経ると私の世界は変わるようで

ドイツに帰国して5日目。時差ボケはそんなに気にならないと言いつつ、今のところ毎日たくさん寝ている。

昨日はたぶん21時には寝落ちをして、日付が変わった頃に一度起き、寝る準備をしてからまたすぐに寝た。たぶん9時間くらいは寝た。一緒に暮らしている恋人と2人で。

一時帰国って何かの力があると思う。国を越えること、飛行機に長時間乗ること、時差を行って帰ってすること。何が影響しているのかはわからないけれど、ここ数回の私の体験としては何かが変わる。


前の一時帰国は恋人と一緒だったから、2人で変化の体験をした。日本に着いた瞬間から私たちの関係性が少し変わり、長い旅行をともにしながら関係性は強化されて、ドイツに帰ってきたらタイムスリップしたような感覚に2人してなった。

もともとこの日常に私たちはいたはずなのに、私たちがいない間にもここで多数の人たちの日常が営まれていたということが実感が湧かなかった。それと、初めてドイツに来てから10年以上感じ続けていたドイツのにおいがわからなくなった。ちょっと寂しさを感じた。


今回の一時帰国は1人で帰った。3週間の滞在を経てドイツに帰ってきてみたら、大好きだった場所にワクワクしなくなっている自分に気がついた。

行くだけでワクワクする場所だったのに、降り立ってみたら心が踊らなくて、そのまま私は電車を乗り換えて、別の場所で用事を済ませた。帰宅して、最近手に入れたSwitchのどうぶつの森で遊ぶほうがワクワクした。ゲームなんてずっとやってこなかったのに。

非日常の場所として私がドイツに住むターンは、もう終わったのだなと感じた。こんなふうにターンの変化ってやってくるんだね。


そうそう、ゲームというのも私の人生でまた重みを増してきた。子どもの頃、ゲームボーイから始まり、SEGA、アドバンス、64(は友達の家で見るだけ)、プレステ2(もほぼおばあちゃんの家で見るだけ)、ゲームキューブなどで遊んできた。

けれど、ゲームで遊ぶことは親たちにあまりよしとされないんだな、と気づいた子どもの私は、自然とゲームから離れた。それからもうずっとゲームには触れてこなかったけど、ゲームが好きな恋人と出会ったことで、また私の人生にゲームが入りこんできた。

ずっとやってこなかったから全然上手くできないけれど、LEGOのゲームは楽しんでやった。パイレーツとロードオブザリング、ストーリーを知っているからもっと楽しめた。

つい最近手に入れたSwitchは、桃鉄とマリオカートを恋人と2人でプレイした。昨日はひとりであつ森。とてもいい感じ。誰にも悪いと評価されない、むしろ「aimiがゲームで遊んでる」と喜んでくれる恋人のもとでなら、制限なくゲームを楽しめると思う。


今日はお仕事の日。でも最近の私は時間に余裕があるから、仕事が終わったら、今日もあつ森をやろうと思う。実はドイツではまだまだ友達が少なくて、しかも私は友達を増やすことに乗り気ではないなと感じているから、家に楽しめるものがあることはすごくいい。メリハリがつく気がする。

お出かけもしたいけど、仕事終わりに外に出るのは得意じゃない。特に、ひとりで出かけることが得意じゃない。ひとりで出かけるのはたいてい仕事が休みの日。

一時帰国を経て感覚が変わってきている私は、以前と比べたら思考よりも直観が優位になっている。この感覚を持ち続けるには、いまでいうとゲームのような、何も生み出さないかもしれないけれど、ただ心が惹かれるものに触れる時間を持つことが大事なのだと思う。

イマココのみなさんは何に心が惹かれる?その時間を大事に過ごせますように。



7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️