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ネコジャラシはらっぱのモグラより(小学1年生男児に読み聞かせた絵本を紹介)No.32

ネコジャラシはらっぱのモグラより

吉田道子(著)

主人公の「そうた」君の家にやってきたおじいちゃん。1ケ月ほど一緒に暮らしていますが、なかなか家族と馴染めないおじいちゃん。そんなおじいちゃんの元に「ネコジャラシはらっぱのモグラ」からお手紙が届きます。

その手紙をきっかけに、おじいちゃんと孫のそうた君のつながりが生まれ、おじいちゃんを心配している家族とのつながりも生まれてきます。ネコジャラシはらっぱのモグラとは?おじいちゃんの出生の秘密とは(←言い過ぎ?)。

おじいちゃんと孫、という関係は孫が生まれた時から一緒に暮らしていればそこまで違和感はないのですが、途中から一緒に暮らし始めると、最初はお互い何となく気まずいもの。その気まずさを少しづつ解いて行くお話となっています。

私自身、祖父母と同居した事もないし、我が子も親である私達としか一緒に暮らしていないため、今後もし同居という話が出てくると、我が子もこの様な気まずさを体験する事になるのか、、と親の方も色々と考えてしまいます。残念ながら我が子にとっての祖父はどちらももう亡くなっているので、気まずさはどちらかというと、親の私だけが感じる事になるのかな(苦笑)。

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