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「ウガンダの恵まれない地域の子たちをテニスを通して応援」現地レポートVol.3
このレポートは現地で書いていた自分のメモを元に書いています。4日目のメモには「少し目が慣れてきたけれど、衝撃的に発展していない」と自分の率直な感想が書いてあります。お話しする順序がよくわからなくなってきました(笑)
まあいいです。Vol.3 よければご一読ください。
現地では私って多分不思議な存在
Vol.1では村の子供たちから「ムズング!!!」(白人の意味)と呼ばれて歓迎された(歓迎されたと思っている)と書きました。口に手を当ててあからさまに驚く子供たちもいました。
そして学校でのボランティア二日目では、その日に初めて会った一人の子が私を見て驚いた顔をして大泣きしました。顔を見て泣かれたのは初めての経験だったので私自身も驚きました。きっと私のことが怖かったんだと思います(笑)
現地の方々は爪も短く、子供達は私の爪を見て不思議そうに指でなぞったり、ストレートヘアーが気になったのか私の髪を触って驚いていたり、肌の色が違うので私の腕をツンツンと触ったりしていました。
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先生が「私たちみたいな人のこと嫌い?」と私に聞いた
ここの幼稚園にはクラスが3つあって、先生は二人います。1人は26歳(二児のママ)でムスリムの女性、もう1人は21歳(一児のママ)の女性です。
ある時急に先生の1人が「私たちのこと嫌い?」と私に質問をしました。最初は質問の意図がわからなかったのですが、もう一度聞くと、「私たちみたいな肌の黒い人たちのこと嫌い?」と聞かれました。
「嫌いだったらここに来ていないよ」と答えると安心したように微笑んでいました。どうやらアラブ系の方々が自分達のことを嫌っていると聞いていたらしく、私のような人も自分達のことを嫌いなんじゃないかと心配していたそうです。
なんとも言えない気持ちになりました。見えないところで世界は繋がっているのにね。そんな悲しいこと心配させないでよってね。
その日の夜の自分のノートには「私って何色?」のメモ。
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お米のねんどで制作を楽しむ子供たち
今回の活動に際して、愛知県名古屋市にある銀鳥産業株式会社様から「お米のねんど」をご協賛いただき現地の子供たちにお届けしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1677633751756-aeSPYN0FgL.jpg?width=1200)
突撃で連絡したのにも関わらずこのように想いに共感してくださり、ご協力いただけたことに大変感謝いたします!!ありがとうございます。
幼稚園では一番小さい子で3歳なので、万が一間違えて食べてしまっても体に無害な米粉と塩分と水でできている「お米のねんど」は先生にも安心して使ってもらえました。
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カラフルなねんどなので、色の英語の勉強をしたりその色で出来ているものの英語の勉強をしながら制作を進めていました。
下記に銀鳥産業株式会社様の会社HPリンクを貼っておくので是非ご覧くださいませ。
先生たちにPCの使い方を教える
午前中は学校で子供たちのクラスのサポート、クラスが終わった後電力があればPCが使えるのでテニスの前に先生たちにPCの操作方法を教えました。電力が途切れている日はPCが使えないので断念です。
さて、どこから教えようかな!と思っていたところ、電源の付け方、カーソルの動かし方、そこからでした。私の頭の中で勝手にパワーポイントとかで塗り絵の台本作ったり、現時点で手書きの名簿をデータに移すこととかを教えるのかなと考えていたので、そこには大きなギャップがありました。
今回はワードで文字を書いたり、文字の色を変えたり大きさを変えたり、写真を添付してみたりというところまででしたが、先生たちは頭を抱えながらも楽しそうでした。
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そういえばゴミ箱がない
ゴミ箱が学校にもなくて、子供たちはゴミが出ると床にポロッと落とすんです。私は自分でビニール袋を持っていてそこにゴミを入れていたのですが、バナナをもらった時はバナナの皮は生物なので袋に入れたくないな〜と思いながら「ゴミ箱ある?」と聞いてみると、ないからその辺に投げて!て言われました。
ちょっと最初は理解できなかったので「どうゆうこと?」と聞くとここに投げて!と。そのここがこちらです。
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木の右あたりに投げました…汗
写真にはちょうどお水を汲んで帰ってきた子が写っています。
この村の人はゴミはその辺に捨てて、貯まってきたら燃やすみたいです。
確かにゴミを回収しにきてくれる人がいるシステムがあるってことも当たり前ではないし、そのシステムがないところもあることをその時初めて知りました。
村のいたるところにゴミが落ちていると思っていましたが、その謎が解けた感じがしました。
テニス以外のことで驚かされることが多くなかなかテニスに辿り着きません。
Vol.4ではテニスのことをメインに書こうと思います。
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