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まいにち

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2019年7月の記事一覧

そんなのわかってたのなら笑い話にでもしてよ

そんなのわかってたのなら笑い話にでもしてよ

去年の8月後半から、気付いたらなんとなく毎日更新するようになっていたnote。
土曜日、初めて行ったフジロック2日目、朝までオールして音楽に浸って、雨に打たれてぼろぼろになってハイなテンションで、そのまま日曜日の外苑前で好きな人たちの雑談を聞くイベントに参加して、頭のなかにたくさん問いができて。帰ってきて、15時間寝た。
そして月曜日、あ、note書いていない。もう遅い。今まで、海外に社員旅行に行

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それくらいは歌じゃなくても言えますように

それくらいは歌じゃなくても言えますように

人は鏡だ、言葉は自分に跳ね返る。
今この瞬間の思いを優先してしまって、自分勝手なふるまいをしたり当たったりする。本当にしてほしいことを言えないで、伝えないで、それはずるいなって反省した。
ごめんねとありがとうを、直接伝えられる距離にいられるのは嬉しい。

できるだけ、何が嫌だったかを自分の中に持つ。別に大したことじゃないじゃん、って整理がつけられるように。行動や発言を憎んでも相手を憎まない。なるべ

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明日また会えたら嬉しくて笑うんだ

明日また会えたら嬉しくて笑うんだ

私がnoteを書くのは、感情が揺らいだとき。黙ってMacに向き合っていると、少しずつ固まった気持ちがほどけていく気がする。夜じゃないのに、夜みたいな、どこにも行けなくて右手がびりびり痛くて、自分のことがいつも以上にどこまでも嫌いになって、ぐちゃぐちゃになって。でも結局ひとりで立ち上がるしかなくて、洗濯機が回る音を聞きながら頭のなかに浮かんでくるどうしようもない気持ちをただ打ち込む。別にこれは誰に見

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眠くなるときの甘えたような声 もう一度名前を呼んで

眠くなるときの甘えたような声 もう一度名前を呼んで

嘉代子ちゃんの曲が染みる。ぱつんぱつんになっている、予定も、余裕の無さも。掬い取りたいものはたくさんあるのに、どうやって息をすればいいのか、たまによくわからなくなる。

1次情報にあたる、って生きていくうえで大事なことだ。誰かが言っていた話は確実にその誰かのバイアスがかかっている。それを分かった上で話すことだ。できるだけ、フラットに話したいと思うけれど、ある言葉を選んで、ある言葉を選ばないという時

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あのピアスはきっとあなたの片割れ

あのピアスはきっとあなたの片割れ

帰り道、ふと頭のなかに浮かんでしまう。窮屈だな、って。そんなこと、思いたいわけじゃないのに。雨が降ったあとの、蒸し暑さを洗い流して少し涼しい夜道を歩く。好きな曲を流しながら、だらだら歩く、家までの13分。誰にも気を遣わなくて、脅かされることもなくて、脳内に浮かぶ考えをたまに書き留めて足を進める。あっちに行ったりこっちに行ったりする話を、追いかけてもいいし、放っておいてもいい。自分のペースを乱される

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久しぶりに会っても、昨日の続きみたいに話せる人がいいな

久しぶりに会っても、昨日の続きみたいに話せる人がいいな

今まで会った大切な人たちのこと、ぜんぶ全員のことをずっと大事にすることはできないんだって、大人になってから気付く。もう顔も思い出せない、会うこともない、すれ違ってもわからないかもしれない人たち。自分自身を非情だなって思うけれど、生きている限りは仕方がないことなのだと割り切るしかない。

社会人になって出会った大切な人たち、高校時代からの友人。一人ずつに毎月会おうと思えば、すぐに予定は真っ黒になって

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甘い物食べたらもう一眠りしよう

甘い物食べたらもう一眠りしよう

月曜の朝から寝坊して、泣きたくなった。鼻の横にニキビができたし、左端にできた口角炎は好きなものを齧るたびに悪化する。些細な棘が、チクチクと刺す。表面だけの言葉が痛い。

大丈夫?ってきくのは、ずるいことだと分かっていても適切な言葉が出てこなくって、そのまま投げつけてしまう。そんな自分を許せなくなって自己嫌悪に陥る。本当に大丈夫じゃないのは、私だ。
空気を吸いにくいのは、雨が降り始めたから。そうやっ

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半袖と長袖のシャツ、小さなテレビ

半袖と長袖のシャツ、小さなテレビ

「勝手に梅雨明け宣言します」ってチラシを貼って冷凍食品を売り出しているスーパー、じめじめ湿った空気。久しぶりの太陽が嬉しい反面、蒸し暑いと今度は文句を言う人間は勝手だなと思う、私だってそのひとり。

蒸し暑くなってくれて嬉しい、夏の入口みたいな1日。どこかで花火大会があるのか、浴衣姿で電車に乗るカップルを横目にながめる。頭のなかがぼーっとしている、あんまり考えたくないなって日は体を動かすに限る。頭

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次も その次も その次もまだ目的地じゃない

次も その次も その次もまだ目的地じゃない

8月はさすがにちょっと休憩する月にする。
PCのなかのフォルダはごちゃごちゃしているし、iPhoneのブックマークは溜まる一方だし、予定を詰めたスケジュールに向かって走る、そんな毎日は今の自分のキャパだとちょっとアウトプットが追いつかなくて体が重たくなってきている。余白がない、少し思いやりもなくなって、内側に閉じこもってしまっている。いつ明けるのか、もう明けたのかわからない梅雨のせいかもしれない。

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見上げてみれば化物だらけ ほんとうの敵はわたしの中に

ダッシュで中目黒にある職場から、代官山蔦屋書店までの坂をのぼる。やっぱり、予定に向かって走っている瞬間が生きているって感じる。
目当てのトークイベントを聴き終えて、外に出たら画用紙を切って貼ったみたいな丸い月が久しぶりにそこにあって、嬉しくなった。
雨の日も、雨を楽しむ方法を持ちたいとプレイリストを再生してみたり、可愛い折り畳み傘を開いてみたりするけど、晴れたらちゃんと嬉しい。動物だな、って改めて

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あたしの体にある余熱が溶けてく

あたしの体にある余熱が溶けてく

家に帰るのが面倒だから、なんて分かりやすい言い訳で、温かいご飯と整ったネット環境のあるお家へお邪魔する。それがだんだんと当たり前になってきて、久しぶりに帰る自分の部屋のほうが何だか他人行儀に出迎えられている気がしてしまう。

わざと照明をしぼった部屋でMacを打っていると、眠気が追いかけてくる。やりたいこと、やらなければいけないこと、山積みに思うけれど、本当はそんなことない。ただ一歩足を出すのが怖

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3つめ4つめと数えた星の涙に願う

3つめ4つめと数えた星の涙に願う

波がある、人間だから、それでいいと思う。でも、時々怖くなる。波を楽しむことができればいいけれど、それでもやっぱりちょっと、怖くなる。

前の私にはできなくて、今の私にできるようになったこと。
自分の機嫌を自分でとるために、まずは自分の感情を一度受け止めること。前は、これができなかった。自分で受け止める前に、目の前にいる相手にぶつけてしまっていた。これだと、その場の勢いも合わさってより攻撃的になって

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朝焼け溶かして 淡い微睡み

朝焼け溶かして 淡い微睡み

今日は2日分くらい寝た。頭がうまく働かない。一瞬起きて、Netflixでストレンジャーシングス2を観る。ウィルが美しすぎるな、って思って話が頭に入ってこない。部屋には萎びた人参とピーマン、賞味期限切れの卵1パック。お腹が空きすぎて、また考えるのを放棄して眠りにつく。三連休の中日だからこそ許される贅沢。

17時前に起きて、隣駅にあると知っていながら、行く機会を逃していた温泉に足を運ぶ。店の少ない駅

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偶然と手をつなぐって楽しい

偶然と手をつなぐって楽しい

何かの予定に向かって走っているとき、生きているなって感じる。荷物を取って、走ってまたもと来た道を引き返す電車に乗るために雨のなかダッシュしている、その時間がたまらない。ひりひり、生きていることを噛み締めている。そんなことを、走りながら妙に冴えた頭の片隅で考えていた。

社会人になってから、友達が増えた。大学のとき、ふてくされて過ごしていた私が変わったのは、就職が決まった不動産営業の対策のために、お

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