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偶然と手をつなぐって楽しい

何かの予定に向かって走っているとき、生きているなって感じる。荷物を取って、走ってまたもと来た道を引き返す電車に乗るために雨のなかダッシュしている、その時間がたまらない。ひりひり、生きていることを噛み締めている。そんなことを、走りながら妙に冴えた頭の片隅で考えていた。

社会人になってから、友達が増えた。大学のとき、ふてくされて過ごしていた私が変わったのは、就職が決まった不動産営業の対策のために、おじさん慣れしたくて入った居酒屋のアルバイトだった。そこで直感で合うかもしれないと感じた女性と出会って、勢いで次に誘われたその方の会社のライブに行った。のちに聞いたら、まさか来てくれるとは思わなかったよ〜って笑って言われた。私は、えい!って軽い気持ちで行くことを決めた、それが今となっては始まりだった気がしている。

そんなふうに、自分自身や、誰かからのえいや!から始まる出会いが、大人になってから増えた。毎日がそうやってどこかでグラデーションでつながって、前提条件が合って心地良いなって人と出会えたり、悩みをさらけ出してぐだぐだ言わずに小さくてもいいからアクションするぞ〜ってパワーをもらえたり。毎日をまっすぐに生きている大人に会えたことで、私自身の世界で見えるものが変わり始めた。

文字で見ると、なんだか大袈裟だなって聞こえるかもしれない。でも、私は確実にそう思えている。えいや!って小さくてもいいから行動を変えたら、案外次の道はするすると進める。それを体感してみるって楽しい。

2日連続でそういう感覚を味わって、閉じこもっていた自分を解放してもらえた気がしている。三連休でよかった、咀嚼して、何かしらの行動にうつす。そしたら、聞いてくれた方々に「こんなことやってみて、こういうことになりました」って報告したいな。失敗したって大丈夫だって思えたの、不思議だ。会ったばかりなのに、きちんと若造の話を聞いてくれて、ありがたい。相変わらず、まとまりがなくて興奮している日記だけど、これからまた新宿に向かうので、今日はおやすみなさい。ありがとうございます!

 #毎日 #なんでもないこと

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