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3つめ4つめと数えた星の涙に願う

波がある、人間だから、それでいいと思う。でも、時々怖くなる。波を楽しむことができればいいけれど、それでもやっぱりちょっと、怖くなる。

前の私にはできなくて、今の私にできるようになったこと。
自分の機嫌を自分でとるために、まずは自分の感情を一度受け止めること。前は、これができなかった。自分で受け止める前に、目の前にいる相手にぶつけてしまっていた。これだと、その場の勢いも合わさってより攻撃的になってしまう。話し合いたいのに、話し合いにはならない。テーブルの上にお互いの意見を並べることもままならず、投げつけあってしまう。大抵それは夜の遅い時間にモヤモヤを抑えられずに爆発して、眠さも加勢して悪い方向へと進む。言葉で幾度も傷つけてしまったことがある。だからこそ、一度自分自身の感情をまず受け止める、向き合う。

そして、それでも伝えたいと思ったことは、変換して相手に届くように伝える。ただ「言葉にすること」は正義ではない。相手の状況を想像して、言葉を投げかけなければ、それは言葉通りには伝わらない。気を遣い合える関係を築きたい、大切な人たちとはそういうコミュニケーションを取りたい。

最近思うのは、「強さ」って、「弱さや不安を相手にさらけ出せること」だと思う。もちろん、前述したように相手の状況を想像して考えて伝えることは大切だけれど、そういう人がいて話を聞いてくれることって、人間が生きていく上でものすごく救いになるんじゃないだろうか。私は、そう思った。どんな立場の人であれ、さらけ出せることは、ものすごく格好いい。そこから、新たな輪が生まれる。そういう場を自分から作ろうと努力してみたい。大切な人へ、一気に、すぐには難しくても、少しずつでも届けたい、私も知りたい。そういう人が増えて、関係を深められたら幸せだ。

幸せな夜を越えて、また波がざぶんと押し寄せて、不安な夜もまたやってくるはずだ。怖がりすぎないで、傷付きすぎないで、波を越えた先に見えるものを楽しみに生きてみたい。ゆらゆら、きちんと揺らぐことのできる自分で在りたい。

#毎日 #なんでもないこと

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