アートビレッジ~アートを身近に。〜「今日映画にする?ダンス公演にする?」
皆さんこんにちは。NY在住ダンサーアイカです。(タイトルと一枚目の写真は、NY イースト ハンプトンにある、LONGHOUSE RESERVEという屋内外のアート施設です。ちなみに左のキッズが私です。お兄ちゃんお姉ちゃんに連れてきてもらったみたいになってますね。)
NYもとても暖かく、外がとても気持ちよくなってきました。3密を避けながらも出来る範囲で、たまに外で光合成をしています☆
(5/15。ブルックリンのウィリアムズバーグにある、マッカレンパークにて。身体中の細胞が喜んでいる図。)
さてさて今日は、
私が日本に作ろうとしている世界観、日本でのアート界についてです。
この「はじめに」を読んで頂ければ、私がどのような世界にしたいのか、なぜそれを叶える必要があるのか、人々へのメリットは?などが、お分かり頂けるかと思います。
、、、、、と前置きはここまでにして、まずは是非、ご一読下さい!
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はじめに
「皆が、もっとハッピーに。
観る人も、作る人も。」
アートビレッジ。
国内外のダンサー、画家、彫刻家、版画家、工芸家、陶芸家、フォトグラファー、
ビジネスマン、主婦、飲食業、建築業、弁護士、警察官、官僚、
キッズ、ベイビー、老も若も男も女もLもGもBもTもQも、もう誰でもみ~んな。
誰でも、いつでも来れる。
誰でも、いつでも鑑賞できる。
誰でも、いつでも参加できる。
誰でも、いつでも何か作れる。
誰でも、いつでも何か、頭から離れなくなるものを持って帰れる。
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「あそこ行ったら、とりあえず何かやってるらしいで~。」
「今週末映画観に行く?それとも公演観に行く?」
「うわっ!何これ意味分からん!(作った人)何したかったんやろ!?
あ~!そういう解釈ね!まぁ自分やったら絶対こうならんわ!」
「私あの場面こう思ったんやけど、○○ちゃんどう思った!?」
「私はそこは違う風に思ったかな!」
「ダンサー達のリハーサル生で観ながらお茶出来るらしいよ!」
「来月の公演のテーマ、実は私の案やねん!どんな風になるんやろ~楽しみ!」
「なんであんた入ってんの!?」
「一般公募してた!身近に感じてもらう為みたい。」
「へ~!で、何にしたん?」
「“閉店セール”」
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人が何かをつくることが、それを観に行くことが、
自分もつくってみることが、
他の人が自分と違うことが、自分が他の人と違うことが、
日常的であったり、当たり前なんだと思ってもらえる場所。
それらを「おもしろい」と思いあえるようになる場所。
アーティスト自身も日々刺激し合い成長し、思う存分創作活動に専念できる場所。
シアターでは毎日のように何かしらの公演がされている。
ダンススタジオでは通常のダンスクラスだけではなく、プロダンサーたちの実際のリハーサルも行われている。しかもその光景を見ながら併設されたカフェでお茶をすることもできる。
あちらこちらにギャラリーがあり、アーティスト達が創作できるように、アトリエもある。
自分で作ってみようコーナーもあれば、あなたこれ作ってみてよコーナーもある(これはなかなかチャレンジングな試み。)
道や建物一つ一つにも、ちょっと遊び心入っちゃってたり。
レジデンス(泊まり込みで集中的に作品をつくること)用に宿泊施設もある。
国内外から、アーティストやアートに興味のある人々が集まり、刺激しあっている。
自然たっぷりで開放的でもあるこのビレッジの屋内外で、誰もが創作活動してもよし、お昼寝してもよし☆
やりたいこと、やってみたいこと、見てみたいこと、全部オッケーよ、やっちゃおうよ☆という空気に溢れている。
それがアートビレッジ。
そんな、分け隔てなく誰もがアートを通して幸せになれる場所を、ずっと夢に描いてきました。
そして今、本当に実現させたいのです。
これが私の使命だとも思っています。
、、、、、と書きましたが正直、
「アートって一体なんなの?意味分からない。変わってる人だけが分かるものでしょ?」とか、
「興味あるけど敷居高く感じるからギャラリーとか行きにくくて、、何かアートについての知識人以外は禁止みたいな空気感じちゃう。。勉強しようと思って調べてみても、形而上学?何て読むの?しゅるれありすむ?しゅぷれまてぃずむ?なんとかズムとか種類多すぎて諦めた。。」とか、
「金持ちがボランティア活動の一環として若いアーティスト応援の為に買うか、
もしくはアート好きなんです=教養あるんですみたいな、ステイタスとして買って飾ってるだけじゃない?」とか。
これらは少し極端過ぎる考えかもしれませんが、ちょっとだけなら分かる!という方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
気を使って頂かなくても大丈夫です!
なぜなら、これらは私が数年前まで思っていたことですから!
でも、そんなことは無かったんです。
NYに6年住んでみて分かりました。
アートって、
思ってるよりはるかにもっと気軽に皆が楽しめるもので、
あなた自身そのものが個性であるという事を教えてくれ、
それが自己肯定感のアップにもつながるし、
アート、特にコンテンポラリー(現代、抽象的アート)では、観る側も考えることで楽しみが激増します。
なのでクリエイティブさが求められる今の時代、
と同時に人間らしさが減り、自分の頭で考える必要も減っていくであろうこれからのAI時代にこそ、是非おすすめしたいものなのです。
この本では(*無くなってしまいましたが、出版のお話を頂いていました。)、その詳細や私がなぜ本気でそう思うに至ったのかを、NYでの生活をふまえながら、
気取ったりかしこまったりすることなく、おもしろ楽しくお伝えしていこうと思っています。
それによってアート好きな人が増え、需要があがり、
一人でも多くのアーティストがアートで生きていけるようになれば、
観る人も作る人もハッピー!
イチダンサーの私として、これ以上幸せなことはありません!
(全てのアートが盛んになるようにしたいと思っていますが、一口にアートと言っても範囲がとても広いですし、私自身がダンサーであることから、以降はダンスを中心的にしてお話させて頂くかと思います。)
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以上が、「はじめに」です。
何か少しでも思った事、アドバイス、質問、記事にして欲しい事、何でも良いので思いついた事があれば、是非とも教えて下さい!
それでは本日も、良い一日をお過ごし下さい!
Have a good one!
Aika.
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