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イギリス旅行27★ロンドンで出国前PCR検査体験談

これまで、イギリスを2週間楽しく旅してきたわけですが、楽しい旅行の最後に待っている難関が近づいてきました・・・

※2022年4月にコロナ禍でイギリス旅行をした記録です。
これまでの記事は、以下から順にどうぞ!

旅の最後の難関とは、出国前PCR検査!

これがかなり面倒くさい検査でして。

日本に帰国するにあたって、PCR検査を受けて陰性証明書をゲットする必要があるのですが、陰性証明書は、厚生労働省が指定するフォーマットで提出することが強く推奨されています。

フォーマットはこれ↓

有効な検体と検査方法も定められているので、どこのPCR検査場でもいいわけではないんです。検査方法や様式に不備があって

・搭乗拒否 or
・入国拒否 & 出発国に強制送還

というホラーのような話も少なくないそう。

で、そうなったら困るので日本入国に対応した検査機関を手配してくれる仲介業者もあるにはあるんですが、手数料が一人3万円とかするんですよ!!いや、ボッタクリでしょ・・・

で、自力でいろいろ探した結果、日本用の出国前PCRテストがあるCollinsonというテストセンターを見つけました。

"Japan"ってわざわざ書いてる以上はここで大丈夫なはず・・・と思い、ネットで予約して行きました。

場所は、ロンドンのセント・パンクラス駅の2階。

セント・パンクラス駅は、パリ行きなど国際長距離列車の出発駅になっているので、出発前検査の会場がこの駅にあるようです。

Testing Centreは駅2階のこの像の近く。
テストセンター入り口。

写真では見えにくいですが、受付には上記の日英併記の厚生労働省の陰性証明書のサンプルが貼ってありました。「ちゃんと日本のフォーマットで出してくれるんだ」と、安心。

でも、仮にもコロナ感染症の検査機関なのに、ここの受付の人すらマスクしてなくて、おいおいロンドン大丈夫か・・・と、さすがにちょっと思ってしまった。

待ち時間も全くなく、検査は喉と鼻を綿棒でチョイチョイとやってすぐに終了。(全然痛くなかった)あ、検査してくれた看護師さん(?)はちゃんとマスクしてました。

「結果がわかったらメールでお伝えするので、日本の陰性証明書は改めて取りに来てね〜」ということで、いったん検査場から出ます。

どれくらいで検査結果が届くかわからないので、とりあえず近くをウロウロ散歩。

ハリーポッターの9 3/4プラットフォームもすぐ近く。

私たちはそもそも写真を撮る気はなかったけど、ものすごい行列でした。

結果を待ちながら、リージェンツ・パークまで歩いて来てみたり。
デパートでお土産チェックしたり。(確かジョンルイス)

検査結果は、遅くとも翌日の夜までには分かるということでした。

私たちは午前10時に検査を受けて、最初は「もうそろそろかな?」とメールを気にしながら待ってましたが、午後になってもいっこうに届かない・・・

で、「多分もう今日じゃないね・・・」と、ビッグベンの前に着いたときにちょうどメールが届きました。

「き、来たっっっ!」と、ちょうどメールを開く夫マイク。

結果は、二人とも無事陰性。(ほっ)

結局、検査を受けたのは10時で、メールが届いたのは、その日の17時半頃でした。

英語の陰性証明書(PDF)はメールに添付されていましたが、厚生労働省の陰性証明は手書きなので、わざわざ取りに行かないといけません。あくまでも紙にこだわる国、NIPPON・・・

私たちは、すぐに日本語の陰性証明書を取りに戻りました。

また帰ってきました〜

そして、無事に証明書をゲット!!

あとはこれの写真を撮ってMySOSアプリというやつにアップロードして、質問票などに入力し、日本入国のファストトラックの申請をします。

陰性証明書は、

・有効な検査方法と検体なのかどうか
・医師のサインがあるかどうか

など、目視でチェックが入るはずなのですが、申請からわずか5分後に2人とも審査完了のお知らせが届きました。

この緑の画面が表示されれば、日本入国OK。

審査完了の通知が届いたとき、ロンドンは夜9時頃だったので日本はまだ朝5時とかのはずなのですが、24時間体制で働いていらっしゃるんでしょうか・・・(お互い大変ですね・・・)

というわけで、ロンドンで日本入国前のPCR検査を受ける方がいれば、何か少しでも参考になると幸いです。

(※いずれも、2022年4月の情報です。正しい最新情報はご自身でお確かめください!!)

それにしても、今後また違う国に旅行するとなると、検査場のリサーチもやり直しなので大変ですね・・・

まあ、日本も徐々に開国するとのことなので、こんな手続きもそのうちやってられなくなっていずれ不要になるでしょうけど。

その頃には「いや〜、あの頃はPCR検査が必要でね〜。面倒くさかったよ〜」と思い出話ができるようになっていることを願います・・・!

続き↓


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