【① SD WebUI × SD3 で神絵師に✨】計2万文字/ Automatic1111 ver.1.10で画像生成が激変❗️パフォーマンス向上&新機能を徹底解説❗️ADetailer、ランダムプロンプトと 最新の画像生成技術を組み合せよう❗️〜無料ではじめる、副業の教科書〜
【Stable Diffusion 3】画像生成AIが超進化!Automatic1111最新アップデートで何が変わる?
どうも皆さん!賞味期限切れそうな牛乳は一気飲みしちゃうタイプの女、葉加瀬あいです!
私も画像生成AIをよく使うのですが、Stable Diffusionの進化にはいつも驚かされています。
特に今回のAutomatic1111のアップデートは、まさに革命的!
そこで今回は、Automatic1111 ver.1.10のアップデート内容について、以下の3つのポイントで徹底解説します!
1. Stable Diffusion 3が使えるようになったってホント?
2. パフォーマンスが爆速になったってホント?
3. 新機能ってどんなものがあるの?
専門用語や難しい設定も、私がバッチリ解説しますので、IT知識がゼロの方でも安心してくださいね!
一応、葉加瀬はいくつかのIT系国家資格とコンピューターサイエンスのマスター(修士号)を持っているので、難しいところはすべて私にお任せあれ!
ちなみに今回のアップデートでは、Stable Diffusion 3のインストールや設定に関して、いくつか注意すべき点があります。例えば、特定の設定でエラーが発生しやすかったり、画像生成の質がとても悪化したりします。
でも心配しないでください!この記事の後半で、インストール時の落とし穴やトラブルシューティング、SD3のバージョンの選び方や最適な設定方法を詳しく解説します。Stable Diffusion 3をスムーズに使いこなすためのコツも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
なお、今回の記事は、動画版でもご覧いただけます!
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他にも、Stable DiffusionやComfyUIなど、様々な生成AIに関する動画を多数公開しています!
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ありがたいことに、教員の方から主婦の方等様々な方まで、現在約200名の方が入門されています!
私が接してきた限りでは、皆さんとても勉強熱心で論理的な方々で「これからの時代はこういう人たちが大事になるんだなぁ…」と常々感心させられることが多いので、最新のAIの技術やトレンドに置いていかれたくない方はこちらのリンクから入門してみてください!
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それでは、Automatic1111 ver.1.10のアップデート内容を、一緒に見ていきましょう!
最新AI技術の進化を、あなたも体感してください!
Automatic1111 ver.1.10:Stable Diffusion 3の実装と大幅なパフォーマンス向上!
AI界隈で今、ホットな話題といえば、Stable Diffusionの強い味方、Automatic1111の最新アップデート!
バージョン1.10では、待ちに待ったStable Diffusion 3(SD3)がついに対応!
さらに、あのForgeプロジェクトの技術を参考に、パフォーマンスも大幅に向上したんです!
もう、ワクワクが止まりませんね!
今回は、このAutomatic1111 ver.1.10で何がどう変わるのか、一緒に詳しく見ていきましょう!
まずは基本のおさらい!Stable DiffusionとAutomatic1111って?
「Stable Diffusionって何だっけ?」「Automatic1111って聞いたことあるけど…」という方もいるかもしれません。
そんな方のために、まずは簡単に説明しますね!
Stable Diffusionは、言葉(プロンプト)を入力するだけで、まるで魔法のようにイメージ通りの画像を生成してくれるAI技術のこと。
例えば、「青い空と緑の草原」と入力すれば、その言葉にぴったりの美しい風景画を一瞬で作り出してくれるんです!
でも、Stable Diffusionを動かすには、ちょっと複雑な設定が必要なんです…。
そこで登場するのが、Automatic1111版 Stable Diffusion WebUI!
これは、Stable Diffusionをもっと簡単に、もっと楽しく使えるようにしてくれるグラフィカルインターフェース(GUI)なんです。
GUIは、アイコンやボタンをクリックするだけで操作できるので、難しいコードを書かなくても大丈夫!
初心者の方でも安心してStable Diffusionの世界に飛び込めますよ!
Automatic1111は、その使いやすさから、多くのAIクリエイターに愛されている人気ツールです。
もっと詳しく知りたい方は、Automatic1111版 Stable Diffusion の導入方法や使い方を解説した記事も良かったら見てみてください!
0から10まで全く知らない方向けに、詳細解説しています!
今回のアップデートで、Automatic1111はさらにパワーアップ!
一体どんな進化を遂げたのか、詳しく見ていきましょう!
Automatic1111 ver.1.10はここがすごい!
今回のアップデートの目玉は、なんといってもStable Diffusion 3(SD3)への対応とパフォーマンスの最適化です。
実は、2024年7月28日に、Stable Diffusion WebUI「AUTOMATIC1111」の最新版 v1.10.0 が正式にリリースされたんです!
すでに7月6日にリリースされていた「v1.10.0-RC」でも一部機能が公開されていましたが、この正式版で最新の画像生成AIモデルの一つである Stable Diffusion 3 Medium (SD3M) が公式にサポートされることになりました。
「Stable Diffusion 3ってどんなモデル?」「もっと詳しく知りたい!」という方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
葉加瀬あいのSD3解説記事
Automatic1111 ver.1.10:他にもこんなに進化!新機能&改善点まとめ
Automatic1111 ver.1.10は、Stable Diffusion 3への対応とパフォーマンスの向上だけではありません!
他にも、たくさんの新機能や改善点が追加されているんです。
例えば、新しいスケジューラーやサンプラーが追加されました。
今回追加された6種類のスケジューラー(Align Your Steps、KL Optimal、Normal、DDIM、Simple、Beta)と新サンプラー**DDIM CFG++**を使うことで、同じプロンプトでも、生成される画像の雰囲気や質感がガラリと変わることがあるんです!
スケジューラーは、 AIが画像生成をするときの作り方みたいなもので、使用するものによってこんな感じの違いが出るんですよね!
つまりは、新しい効率的で優秀な作り方を使うと、もっと画像生成の品質がアップする可能性があるということです!
さらに、SDXLのclip skipを有効にするオプションや、ダウンロードしたモデルのハッシュ値をチェックして破損を検出する機能、生成中にコンピューターがスリープしないようにするオプションなど、かゆいところに手が届く改善も盛りだくさん!
SDXLのclip skipに関しては、今まではこんな感じで適用してもあまり意味がなかったのがきちんと機能するようになったということですね!
clip skip を使用すると、プロンプトの適用を途中で止めることができるのでこんな感じでさまざまなバリエーションが作れます!
つまりは、途中まではこちらの指示したとうりに作って、それ以降はAIにお任せするみたいな機能ですね!
「牛が拡大解釈されてアンガス牛になったりすることなどを防げます!」
他にも、最初の推論ステップでCFGを無視するオプションが追加されました。
「推論ステップって何?」「CFGって?」という方は、こちらのコラムをどうぞ!
推論ステップ: AIが画像を生成する過程を細かく分割したもの。Stable Diffusionでは、複数の推論ステップを経て、徐々に画像を完成させていきます。
CFG: AIが生成する画像が、プロンプト(指示文)にどれだけ忠実であるかを調整するパラメーター。CFGの値が高いほど、プロンプトに忠実な画像が生成されます。
つまりは、最初の推論ステップでCFGを無視することで、AIがより自由に画像の基本構造を決定できるようになり、より創造的で予想外の画像の構図や色使いを決定できるようになります🌈✨
後で解説するのですが、Stable Diffusion3はこんな感じでプロンプトの理解度が高すぎて、プロンプトが同じだと、Seed値というランダム性を制御する値を変更しても、同じ構図の画像が生成されてしまうことがあるんです💦
これを改善するためにおそらく設けられた機能だと思われます💡
少しややこしいので整理しますが、
「CFGがプロンプトの忠実度、clip skipがプロンプトの適応どこでストップするか」
を決定するものになります!
Automatic1111 ver.1.10は爆速!?パフォーマンス大幅改善!
これらの変更やStable Diffusion 3の対応だけでもすごいのに、Automatic1111 ver.1.10は、パフォーマンスも大幅に向上しているんです!
こちらの記事ではパフォーマンスの改善にフォーカスしてわかりやすく解説されてます!
「え、一体何が変わったの?」って思いますよね?
簡単に言うと、画像生成スピードが爆速になったんです!
今回のアップデートでは、Forgeプロジェクトという別のプロジェクトで開発された技術を参考に、Automatic1111のコードが大幅に最適化されました。
その結果、処理速度が全体的に向上し、特にメモリ使用量が大幅に削減されたんです。
つまりは、Forge と同じくらいの画像生成のスピードで画像生成できるようになったということですね!
ちなみに、Forgeプロジェクトは、Stable Diffusionの性能を向上させるためのプロジェクトです。
Automatic1111 ver.1.10は、このForgeプロジェクトで得られた知見を活かして、より速く、より効率的に動作するようになったんです。
Forgeの特徴などに関しては、こちらの記事で私も解説しているので、興味のある方はぜひご覧ください!
Forgeはもう必要ない!?
このパフォーマンス向上により、以前はStable Diffusionの高速化のために使われていたForgeというツールは、もう必要なくなったと言われています。
ただし、ForgeにはLayer Diffuseなど、Automatic1111にはない便利な機能もあります。
Layer Diffuseは、画像の背景を透明にしたり、複数の画像を合成したりするのに便利な機能です。
これらの機能を使いたい場合は、引き続きForgeを使う必要があります!
Layer Diffuse についてもっと詳しく知りたい方は私もこちらの記事で解説しているので良かったら見てみてください!
ちなみに、Forgeの最新版であるreForgeもリリースされています!
なのでもし、使用したい方がいればreForgeの方を使うのか良いかもしれません!
reForgeの導入方法などについては、こちらの記事で詳しく解説されているので、チェックしてみてください!
Automatic1111 ver.1.10へのアップデート方法:簡単3ステップで最新版をゲット!
Automatic1111 ver.1.10の素晴らしい機能、早く使ってみたいですよね?
アップデート方法はとっても簡単!
3つの方法から、あなたに合ったものを選んでくださいね。
方法1:手動アップデート(上級者向け)
普段からコンピューターを使い慣れている方は、手動アップデートがおすすめです。
インストールディレクトリで`git pull origin master`というコマンドを実行するだけで、あっという間に最新版に!
「gitって何?」「コマンドってどうやって使うの?」という方は、次の方法を試してみてくださいね。
方法2:クラウド環境からのアップデート(初心者向け)
私の過去の記事で紹介したAmazon Sagemaker Studio や Google Colaboratory、Paperspace Gradientなどのクラウド環境でStable Diffusion Web UIを動かしている方には、必見です!
すでにupdateコマンドを用意してあるので、もっと簡単にアップデートできますよ!
例えばAmazon Sagemaker Studioでは、こんな感じのタブを実行すると簡単にワンクリックでアップデートできます!
実行するには、そこのタブをクリックして再生ボタンを押すか、Ctrl + Enter キーを押せばOKです🙆♀️
Paperspace Gradientでのアップデート方法も同様にこちらのタブを実行すれば大丈夫です!
方法3:Stability Matrixからのアップデート(超簡単!)
お使いのPCのVRAMが12Gぐらいあって、Stability Matrixを使っている方は、さらに簡単!
更新ボタンをポチッと押すだけで、自動的にアップデートが完了します。
補足情報:
ローカルPC/Mac等で画像生成を簡単にセットアップできる「Stability Matrix」では、現状の最新版 v.2.11.4以降で AUTOMATIC1111 v.1.10.0 をサポートしています。
つまり、Stability Matrixを使用している方は、最新版にアップデートするだけで、新しい機能や改善点を簡単に利用できるようになるんです!
ちょっと待って!専門用語、復習しておきましょう!
git: ファイルの変更履歴を管理するためのツール。チームで開発するときなどに、誰がいつどんな変更を加えたのかを記録できます。
リポジトリ: ソフトウェアのプログラムやデータを保管しておく場所。オンライン上にあり、誰でもアクセスできます。
クラウド環境: インターネットを通じて、高性能なコンピューターの機能を利用できるサービス。自分のPCのスペックが低くても、高画質な画像を生成したり、複雑な処理を実行したりできます。
Paperspace Gradient: クラウド上で機械学習やディープラーニングの開発ができるプラットフォーム。Stable Diffusion Web UIも簡単に実行できます。
インストールディレクトリ: ソフトウェアをインストールした場所のこと。アップデートする際には、この場所を指定する必要があります。
これで、あなたもAutomatic1111 ver.1.10の最新機能を体験する準備が整いました!
次は、Stable Diffusion 3の導入方法や使い方について解説していきますね。
Stable Diffusion 3を使いこなすヒント集
アップデート後に何か問題が発生した場合は、ブラウザのキャッシュをクリアするか、インターフェースを再起動してみてください。
これで大抵の問題は解決するはずです。
具体的には…
もし、アップデート後にエラーが出て解決できない場合は、コミュニティフォーラムをチェックしてみましょう!
他のユーザーが同じ問題を解決した方法や、開発者からのアドバイスが見つかるかもしれません。
また、よくあるエラーの解決方法として、ターミナルで以下のコマンドを実行してみるのも一つの手です。
1. `venv\Scripts\activate` (仮想環境を有効にする)
2. `pip show protobuf` (Protobufのバージョンを確認)
3. `pip install --upgrade protobuf` (Protobufを最新版にアップデート)
4. `pip show transformers` (Transformersのバージョンを確認)
5. `pip install --upgrade transformers` (Transformersを最新版にアップデート)
また、先ほどもご紹介しましたが、ブラウザのキャッシュをクリアするのも効果的な解決策の一つ。
キャッシュとは、一度表示したウェブサイトのデータを一時的に保存しておく機能のことです。
具体的には、こんな感じでキャッシュをクリアすることで、古いデータが原因で発生しているエラーを解消できることがあります!
まとめ:Automatic1111 ver.1.10でStable Diffusion 3を使いこなそう!
今回は、Automatic1111 ver.1.10のアップデートで、Stable Diffusion 3が使えるようになったことを中心に、その導入方法や基本的な使い方、そしてバージョンごとの違いについて解説しました!
Stable Diffusion 3は、従来のバージョンよりも高画質で表現力豊かな画像を生成できる、まさに次世代の画像生成AIです。
しかし、その分、現状のStable Diffusion WebUIでは、必要なVRAM容量も大きくなるため、自分のPC環境に合ったバージョンを選ぶことが重要です。
TensorRTのような難しい技術を使わなくても、PyTorch環境で高速に画像生成ができるようになったのも、多くのAIクリエイターにとって朗報と言えますね!
次回予告:ADetailerやControlNetでStable Diffusion 3をもっと活用しよう!
次回は、Stable Diffusion 3で生成した画像をさらにブラッシュアップするためのテクニックをご紹介します!
具体的には、
具体的な画像生成の方法
ADetailerを使った顔の修正方法
Dynamic Promptsを使った構図のバリエーション生成
など、Stable Diffusion 3の可能性を最大限に引き出すためのテクニックを、分かりやすく解説していきます!
なお、今回はAIの悪用防止などといった観点などから、続きをメンバーシップの入門者限定のコンテンツとさせていただきます。
ありがたいことに、教員の方から主婦の方等様々な方まで、現在約200名の方が入門されていますので、続きが気になる方はこちらのリンクから入門して、次回の記事や動画を見てみてください!
メンバーシップの詳細はこちらの記事で解説しています!
🎈最後に:フォロー・高評価・保護猫活動のサポートのお願い
この記事が面白かった、参考になったという方は、ぜひフォロー・高評価をお願いします!
メンバーシップの利用ルールについては、以下のリンクからご確認ください。
一応、まとめ画像も添付しておきます!
また、私、葉加瀬あいは今回のようなAI解説以外にも、『動物の保護・殺処分による税金の出費を0にする活動』として、保護猫活動を行っております。
もしよろしければ、少額でも構いませんので、以下のリンクからご支援いただけると幸いです。
【動物の保護・殺処分による税金の出費を0にする活動、保護猫活動のサポート🐾】
🐈️Buy Me Coffee☕:https://www.buymeacoffee.com/okozk/e/159997
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また次の記事か動画でまたお会いしましょう!
葉加瀬あいでした!
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