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#習慣にしていること
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅〜季節は四つだけじゃない〈暦のお話 まえがきに変えて〉
一年を通して様々な季節が味わえる日本。古来より大切にされてきた暦に触れていくことで、その豊かさをより深く感じられます。知ることは伝統や智慧、ひいては叡智とつながる第一歩。オーガニックオーダーを体感し、イマここに生きましょう。
〇この『暦と季節のお話』シリーズは、
伝統的な暦【二十四節気七十ニ候】を、リアルタイムに季節を感じながら、養生法と共にみてみようというものです。
マガジンに順次まとめていま
イマここに生きる!オーガニックオーダー、暦のお話〈寒露 次候「菊花開(きくのはなひらく)」〉
2020年10月8日~12日 七十二候 第50候〈寒露 〉次候「菊花開(きくのはなひらく)」
「菊の花が咲くころ」の意です。
秋から冬にかけては菊の開花期です。
とはいえ菊は種類や品種が多く、実は1年中何かしらかの菊の花を観賞できるのだそうですよ。日本画のモチーフとしても印象が強いのですが、身近なお花だったからかも知れませんね。
トップ画にも使用しました秋の花の代表、コスモスも菊科です。
イマここに生きる!オーガニックオーダー、暦のお話 〈寒露 初候「鴻雁来(こうがん きたる)」〉
2020年10月8日 二十四節氣 第十七番 寒露(かんろ)草木に宿る露がいっそう冷たくなる頃
〈寒露 初候「鴻雁来(こうがん きたる)」〉雁が飛来し始める頃。
雁(がん、かり、異字:鴈)は、カモ目カモ科ガン亜科の水鳥のうち、カモより大きくハクチョウより小さい一群の総称です。
枕詞は「遠つ人」。
東西で狩猟の対象でしたが、日本では、急速な減少から保護鳥の対象となり、現在では禁猟です。
ツバ
イマここに生きる!オーガニックオーダー、暦のお話 〈秋分 末候「水始涸(みず はじめてかる)」>
2020年10月3日~7日七十二候 第48候 秋分 末候 「水始涸(みず はじめてかる)」田畑の水を干し始める頃という意です。
この言葉は、文字通り水が干上がってしまうことを指しているわけではありません。
実った稲穂の収穫の時期になったことを意味しています。
稲穂が実り、徐々に垂れ下がって、色彩が黄金色に変化していきます。8割ほど色が変化したところで水を土が湿らす程度まで減らし、稲を刈り取るのだ
イマここに生きる!オーガニックオーダー、暦のお話 〈秋分 次候「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」>
2020年9月28日~10月2日七十二候 第47候 秋分 次候 「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」「虫が土中に掘った穴をふさぐ」という意。
秋の深まりとともに、虫たちが、冬篭りの支度をはじめる頃とされます。
「蟄虫坏戸」の3文字目の「坏(杯/つき)」とは、茶碗や鉢よりも器壁が浅く、皿よりは器壁が深い、盃(さかずき)型の器のことです。
古くは蓋つきのものが正式で、「坏戸」は、盃の蓋を虫たち
イマここに生きる!オーガニックオーダー、暦のお話 〈処暑・末候「禾乃登(こくもの すなわち みのる)」>
2020年9月2日~6日処暑・末候「禾乃登(こくもの すなわち みのる)」
禾はノギ(イネや麦などの穀物)のことです。
イネ科の穀物、とりわけ日本で主食とされる稲(お米)が実り、収穫の時を迎える季節という意味になります。
稲の別名は禾稲(かとう)。
中国の宣明暦でも処暑末候は「禾乃登」で、一万年前の長江流域では稲の栽培が始まっていたと言われています。
当初は自然の湿地を利用したり、陸稲(り
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅・暦のお話 《立秋 初候「涼風至(すずかぜいたる)」》
2020年8月8日(22日まで) 二十四節氣 立秋2020年8月8日~12日 七十二候 立秋 初候 「涼風至(涼風至る)」天文学的には太陽は黄度135度に達しました。
立秋は、
“この頃になると暑かった夏の日差しから、少しずつ秋に向かう風が吹くようになります”
などと言われ、涼風至もまさにそんな意。
ですが、近年はそういった趣は薄れる一方です。
それどころか、この頃から真夏の厳しさが増し
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅・暦のお話 《大暑 末候 大雨時行(たいう ときどきに ふる)》
二十四節氣七十二候についてはこちら♪
2020年8月2日~8月6日 大暑 末候 大雨時行(たいう ときどきに ふる)
大暑は、夏の最後の節氣、そして三つに分かれる候の末であるこの『大雨時行』はその最後。
大雨が時々降る頃、の意。
太陽の位置を表す黄経で120度です。
今年は7月に台風の襲来が無かった記録的な年だそうです。
台風ではなく大雨災害がありましたから、今年はもうこれでおさまって欲
イマここに生きる!オーガニックオーダー、暦のお話 〈白露 初候「草露白(くさの つゆ しろし)」>
2020年9月7日~21日二十四節氣 第十五番 白露
2020年9月7日~11日七十二候 第四十三候 白露 初候「草露白(くさの つゆ しろし)」
白露とは、
大気が冷えてきて、露ができはじめる季節の意だそうです。
初候「草露白」は、
早朝の冷え込みに、草に降りた露が白く光って見える時期の意。
なんとも簡潔にこの季節の美しさを言い表すものだなと思います。
白は露が光る様と言われますが
イマここに生きる!オーガニックオーダー、暦のお話 〈白露 次候「鶺鴒鳴(せきれい なく)」>
2020年9月12日~16日七十二候第四十四候 白露 次候「鶺鴒鳴(せきれいなく)」セキレイが鳴き始める頃の意。
セキレイは、
近年では市街地にも姿を現し、スズメやハトと同じく、身近な鳥として親しまれています。シロクロで、スズメより少し大きく、鳩よりは小さくスマートなその姿、市街地に住む方も見かけたことがあるのではないでしょうか。
もともとは寒い地域の鳥で、日本では北海道や東北でしか見かけな
イマここに生きる!オーガニックオーダー、暦のお話 〈白露 末候「玄鳥去(ツバメ サル)」>
2020年9月17日~21日「玄鳥去(ツバメ サル)」子育てのために日本に来ていたツバメ達が、冬を前に南へ旅立っていきます。
ツバメ達の姿が見えなくなると、いよいよ季節は移っていくのだという実感が沸きます。㋄頃、抜けるような空のキャンバスに、ツバメがサーっと一本の稜線を描いていく様は爽快で美しく、夏の到来を知る楽しい風景でもあります。
街を歩いていてもよく見かけたり、子育てを身近に目視できたり
イマここに生きる!オーガニックオーダー、暦のお話 〈秋分 初候「雷乃収声(カミナリ スナワチ コエヲ オサム)」>
2020年9月22日 二十四節氣 第十六番 秋分2020年9月22~27日 七十二候 第46候 秋分 初候「雷乃収声(カミナリ スナワチ コエヲ オサム)」
秋分は、秋の彼岸の中日、昼夜の長さがほぼ同じになる日です。
22時31分、太陽黄度は180度に。
二十四節氣を円グラフで表すなら、春分点のちょうど対極になります。
景色はというと、富士山に初雪が観測され、コスモスが咲き、彼岸花が咲き始
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅・暦のお話 《大暑 次候 『土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)』 》
二十四節氣七十二候についてはこちら♪
2020年7月28日~8月2日七十二候 大暑 次候 『土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)』
暑いときは少し立ち止まって…確かに、納得の蒸し暑さ。
でも時期というより、今年は、という声も度々聴きます。
少し前に読んだエアコンメーカーのダイキンさんの配信で、東京の乾燥は日本一で、毎年その記録は更新されているとありました。つまりどんどん乾燥してるよって
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅・暦のお話 《雑節・夏土用》
一年を通して様々な季節が味わえる日本。古来より大切にされてきた暦に触れていくことで、その豊かさをより深く感じられます。知ることは伝統や智慧、ひいては叡智とつながる第一歩。オーガニックオーダーを感じ、イマここに。
2020年夏土用 7月19日(日)~8月6日(木)今日から夏土用に入ります。梅雨明けどころか各地で大雨の被害があり、緊張感が拭えません。
落ち着きを取り戻す土用であって欲しいと願わずに