【留学がムダに】私が死ぬ程後悔している「絶対やってはダメ」だったこと
日本人である私たちの場合、留学は行き先の国の技術よりも語学を伸ばすことが目的の大部分だと思います。
もちろん、そうでない方がいることも承知しています。
私の場合はアメリカで育ったので故郷が恋しかったことと、英語・スペイン語を伸ばすために渡米しました。
最初はシアトルにあるコミカレに入学しましたが、そこで今でも「せっかくの留学期間を無駄に過ごしてしまった…!」と切腹したい気分になる行動をとったのでした。
留学生の皆さんに私と同じ道を歩んで欲しくない思いから、この記事を書いています。
もし自分の身の回りが下記のようであれば、本気で語学を学びたい方は即行動に移すことをおすすめします。
【大後悔】英語がネイティブではない留学生とルームメイトになった
初めての海外という留学生にとっては、様々な人種の中にポツンといるアジア人の外見を持った自分をイヤでも意識すると思います。
それ自体は決して悪いことではありません。
特にアメリカの大きな都市はアジア人など珍しくもなんともないからです。
しかし留学生にとっては、まるで肉食魚の水槽に突然入れられたかのような感覚になります。
そんなときにしがちなのが、「同じ人種」あるいは「留学生同士」で固まってそこからでなくなること。
私が出会った留学生の中には同じ日本人というだけで、あからさまに敵意を持たれたり、極端に近づかないようにされた人もいます。
それはそれでありかもしれませんが、ハッキリ言って「ただの嫌な奴」として認識されるのでご注意を。
私が犯してしまった間違いは、割り当てられたホストファミリーがあまりに酷かったため(このお話は別の記事にアップ予定)、抜け出したいあまり初日の留学生用オリエンテーションで会った同じ東アジア出身の留学生2人と3人でアパートを借りるという選択をしてしまったことです。
正直に言います。
当たり前の話ですが…
自分よりもはるかに優れた語学力を持っている人と一緒ではないと、そもそも上達するどころか互いに足を引っ張っていってしまうことになります。
お互いがそれぞれの国のアクセントを持って、つたない英語力でコミュニケーションしながら毎日を暮らす。
もはやテレビしか実践的な先生はいなくなります(学校を除いて)。
インターナショナルな友人を作るのも大事なことですが、語学の勉強の面からすると何のために海外に行ったのか、せっかくネイティブの人の方が多くいるのに、留学が全くの無駄になってしまいます。
英語ネイティブの友人を作るのは難しくない
簡単に留学生グループから抜けられるなら苦労しないわ!と思う人もいるかもしれませんが、それでも自分の身の回りに第一カ国語が英語ではない人ばかりだったらそれは単にあなたが努力してないだけです。
もし自分から踏み出して声をかけまくる自身がない人は、海外のド田舎にある場所に留学する方が将来のため、お金のためです。
実際に自分の傾向を知り、予期してわざと移民が少ない地域の大学に進んだ日本人留学生も何人も知っています。
もし自分が同じ人種で固まってしまう傾向があるのに気づき、どうにか英語が上達する環境を作りたいなら、下記の方法がおすすめです。
自分の人種がいない(あるいは少ない)クラスに入る
私の場合はそもそもスペイン文学専攻だったので、幸い身の回りにはスペイン語を学びたいアメリカ人の人ばかりでした。
理系の場合だと進学に必須クラスでも「数学」、「統計学」、「化学」、「生物学」などは避け、もっとマニアックなクラスに入りましょう。
私の場合は「海洋学」を選びました。
その時は「一体こんなので何を学べるのだろう?」と、冗談半分で選んだクラスでしたが、見事にアジア人は私一人。
このような環境を自分から作り出し、小テストや中間、期末の前にクラスメートに「ねえ、一緒にテスト勉強しない?」と話しかけます。
テスト前を狙わなくても、
「宿題ってやった?」
「何専攻してるの?」
「この学校のカフェテリアっておいしいのかな?」
など、クラスが始まる前はいくらでも話ができます。
もうここまで来ると国内・海外関係なくなります。
そのうちテスト勉強だけでなく一緒にモールに遊びに行ったり、ファーストフードを食べたり、彼らの家に招待されるようになります。
フレンドリーな性格が好かれるのは国際的なのです。
多額なお金を払って海外まで行き、「ネイティブの人たちと話せる機会を1秒1秒買っている」と考えましょう。
留学している今ではなく、人生いつこのようなチャンスがあるかわからないからです。
ロサンゼルスでの私の語学環境
シアトルで大失敗し、貴重な時間を無駄にした私はロサンゼルスにある学校に進学した時は同じミスはしまいとすぐ行動しました。
ラテン系のおうちにホームステイすることにしたのです。
しかも英語があまり得意でない、移民第一世代の人の元にお世話になりました。
もちろん日常会話は全てスペイン語(大学での授業もでした)。
メキメキと(ダジャレに非ず)上達するのが実感できました。
新しい表現を覚えた、使ったことない単語が通じた…!!
語学を学ぶことの喜びを再び味わうことができ、毎日が充実していました。
見知らぬ地で、確かに同じ立場、同じ人種の人と一緒だと心地いいかもしれません。
しかし心地よい場所にいるだけでは決して成長はあり得ないのです。
留学期間を最大限活かして帰国するか?
ぬるま湯に浸かって楽して帰ってくるか?
選択はあなた次第です。
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