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写真ACへの投稿〜ダウンロードについて考える〜

 穏やかな日和が続いた今週は、各地の学校で卒業式が行われていましたね。

桜も開花してくる時期ですが、花が増えてくる来週はあいにくの天気になりそうです。

 3月も中旬となり、素材サイトの「写真AC」に投稿をはじめてから2ヶ月となりました。

投稿した画像素材の数やダウンロード数も増え、noteで紹介する機会も多くなっています。

 今回はいろいろと投稿している中で、実際にダウンロードされている素材について考えていきたいと思います。


配布中素材のダウンロード状況について

 現在公開されている素材数は38点、ダウンロードされたのは28回でした。

投稿した素材を使用していただけていることに、うれしさと感謝の気持ちでいっぱいです。

 しかし作品の内容については反省点も多く、迷走していた点もありました。

そこで今後の創作方針を定めるためにも、どのような傾向の作品が好まれるかを考えることにしたのです。


ダウンロードされた素材の一覧

 好まれる傾向を考える前に、ダウンロードされた素材とその数を集計することにしました。

ここでは実際にダウンロードされた素材を、回数が多い順にまとめています。

 現在ダウンロードされた素材数は14点、布生地素材と刺しゅう素材が半分ずつと言う結果になりました。

公開されている素材全体が気になる方は、こちらをご確認ください。



「使いやすい素材」について考える

 ここからは上の一覧を確認しながら、ダウンロードされた素材について考察していきます。


布生地の画像素材

 糸同士を織って作られる布生地には、使用されている素材ごとに独特な風合いがあります。

この質感は紙やイラストでは表現しづらいため、布地は写真ならではの画像素材です。

 投稿している素材の中で1番ダウンロードされた布生地素材は、「布生地カラー・アイボリーでした。

この布生地はキャンバス生地とも呼ばれて、油絵を描く際の画材にも使用されている布です。

キャンバスのイメージ図。
水を弾く素材のため、アクリル絵具で描く際にも使用されています。

柔らかな温かみを感じさせてくれるため、自然な風合いを表現したい時に使いやすい素材です。

 しかし布にイラストが印刷されている場合、審査に通らないことがあるので投稿時に気をつけたい素材でもあります。

(主に著作権の関係です)


刺しゅう素材の傾向

 布と糸の質感が魅力的な刺しゅうですが、写真ACへの投稿数は少ないのが現状です。

画像素材専用の図案を作る必要があったり、写真の著作権が写真AC側に移ったりするからかもしれません。

※著作権については過去に写真ACやイラストACで、トラブルがあったからのようです。

刺しゅう作品の場合は、販売を考えている図案を投稿するのは避けることにします。


 上記の理由からシンプルな図案が多い刺しゅう素材ですが、その中で1番ダウンロードされたのは「吹き出し・丸型」でした。

見出し画像などを作るのに活躍する吹き出しですが、この形に刺しゅうしている物はあまり見かけません。

用途は限られてくるからだとは思いますが、素朴な印象を出せるので今後も増やしていきたいモチーフです。

吹き出しの背景を活用しつつ、背景透過させた素材の例。
吹き出しの中も透過させてもよかったのですが、中と周りだけ背景を残しています。

 他のダウンロードされた刺しゅう素材についても、フレームなどの組み合わせやすい素材が多いようです。

今後は形や余白(布地の部分)も考慮しつつ、フレームのバリエーションを増やしてみたいと思います。



まとめ

 ここまで画像素材のダウンロード状況と、使いやすい素材について考えてきました。

通常の刺しゅうや画像作品と違って配布素材にする分、考慮する点がいくつもあります。

見直しして軌道修正しますが、試行錯誤はまだまだ続きそうです。

 今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。



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