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「Feel→Do」と「Relay for life Shiga」に参加してみて

2023年10月13日と2023年10月14日の気づき

導入

つい先日、2023年10月13日には「Feel→Do」14日には「Relay for life Shiga」というイベントに参加してきた。
前者は地域密着型の課題解決型セッションで、後者はガンに関わる人々の命を救う取り組みの一環、という少し毛色の違うイベントだった。しかし、その中で感じた「人々の熱意や想い」が持っているパワーに強く心を動かされたので、その気持ちをここで残せれば、と思って記事にしていこうと思う。


2023年10月13日の気づき

概要・流れ

Feel→Doに参加した。このイベントに参加した理由は、9月末に[1]POTLUCK YAESUに参加して、アフターパーティーで色んな人とお話しさせてもらっている中で、地域創生に注力しているという、ある参加者から教えてもらったから。


イベント内で

イベント内の催し物のなかに、グループセッションというか、プレゼンやブレインストリーミングの場があった。その場は、8〜10人ぐらいの人数に絞られて、とても近い距離感で意見交流する場であった。その際にはかなりローカルな課題から未来のことを考えて出た課題もあった。だから、多種多様な「やりたいこと」のお話を聞くことができたし、その「やりたいこと」を自分ごと化することができた。地域密着型とSNSやHPといった開けたコミュニティ形成型の2パターンで主に議論が進んでいて、かなり自分の地元を活性化させる取り組みや地域特有の課題を解決するのに役立つ情報が飛び交っていた。ここでは、自分もそうだけど、たくさんの人が「地元」や「地域」といった部分にある〈文化〉や〈つながり〉を大切にする、後世に残そうとしている気持ちを受け取ることができた。実際に活動している「酒味湯(しゅみゆ)」さんのお話では、地域の課題にもつながるが、そういう気持ちを持っている若者と出会う場があまりない、というとても切実なことを教えてくれた。それを通して、自分が何をできるのか?ということについて考えるようにしていて、現状では開けたコミュニティ形成のサポートができるのではないか、と考えている。

また、セッション終了後のお話し会のような時間では、たくさんの人に「哲学」や「勉強」の面白さをベースにお話しさせてもらった。《多趣味である自分》がアイデンティティの一つとして確立できたら・・・みたいな感覚を味わった。
さらに、哲学って需要のある学問であり、どのような勉強方法があるのかあまり知られていない、といった情報不足という課題の側面を目の当たりにできたのも、大きな収穫になった[2]。


公共交通機関の待ち時間まで
便利な公共交通機関が、イベントの終了時間からかなり後の時間に出ているということで、その時間まで色んな人とアフタートーク的なおしゃべり会が行われた。その中で「なぜ今回参加したのか」や「普段どういうことに挑戦しているのか」といった話も聞くことができたから、自分の「やりたいこと」を少し整理することができた。

また、この会話タイムをきっかけに、こういった大学と地域とが連携する取り組みがあれば、社会人たちのリカレントやアンラーニングのファーストステップになりうるのでは、という仮説が生まれた。


Relay for life Shigaのイベント内で撮影。
(撮影者:自分)

2023年10月14日の気づき

概要・流れ

Relay for life Shigaに参加した。参加した理由は、複数の知人がメンバーになっているVcanのイベントがスポーツの日(2023年10月9日)にあり、そこで知り合った友人が教えてくれたから。

開幕式の時間から少し遅れて到着したこともあったけど、たくさんの人が大学のキャンパス内にいた。途中から雨が降ってきたこともあって、なかなかどのイベントに参加するか迷っていたが、友人に勧められた「かたりば」というイベントをきっかけに内外問わずいろんなイベントに参加するようになった。


第1回目のかたりば

まずこのかたりばでは、サバイバーさんを中心にとにかくリアルなお話をたくさん聞くことができた。ただ、このサバイバーさんたちがとにかく元気で、ずっとお話が止まらないそんなエネルギーや熱意に半ばやられてしまった。ただその中で、サバイバーさんに対して何らかのアクションを促すピッチャーのような存在よりも、サバイバーさんのアクションを受け取ってくれるキャッチャーのような存在の方が、サバイバーさんにとって助かる存在なのかな、と強く感じた。あと、サバイバーさんたちの心の支えになるようなコミュニティがあることをこの場で初めて知って、そのコミュニティがもっと認知されていけばサバイバーさんになった時の不安や心配事を減らすことができる、という意見が満場一致で出てきていた。なので、よかったらこれを機にRelay for life Japanについて色んな人に共有してみてください!

あと、共有しておきたいことの一つとして、「肉腫の会 たんぽぽ」というグループの話をさせてもらう。このグループは、先にも話したかたりばの中でお話しさせてもらったグループの中にいらっしゃったサバイバーさんの一人が参加しているグループで、そのサバイバーさん曰くナンパという形でブースまで誘われた。
そこで、「肉腫」というものがどういうものなのか、肉腫の患者さんの色々な悩み、肉腫の複雑性、などなど肉腫について色々教えてもらった。
また、難病や希少ガンの治療や研究の状況についても教えてもらって、気候変動などの社会課題以外にもまだまだ色んな知られていない課題が世の中にはたくさんあることを痛感させられた。

その後

また、たまたまかたりばで同じグループにいたのが実行委員長だったこともあって、色んな実行委員メンバーとお話しすることができた。さらには、2回目のかたりばも参加させてもらったし、体育館内をぐるぐる回るリレーイベントにも参加させてもらった。サバイバーさんならではの視点やケアギバーさんならではの視点といった、自分では体感できていない(できたら体感したくないけど)視点からの想いを聞くことができた。そこからたくさんの人と繋がることができたのもよかった。なんやかんや夜通しほぼずっとぐるぐる回っていて、自分の特性や個性の希少性を強く感じられて嬉しかった。



まとめ

この2つのイベントは、ともに今までに自分が参加してきた色んなイベントでつながった人をきっかけに知って、参加することにしたイベントだった。そのおかげか、人とのつながりが持つ魅力を感じながらイベントに取り組むことができたし、もっとたくさんの人とつながりたい、お話ししたいといった気持ちが湧いてきた。

また、同世代の大学生が頑張っている姿を見ると応援したくなるし、自分の特性を褒めてもらうと元気がもらえるし、といったポジティブな気持ちのループを参加しながら常々感じていた。そこから、成長するためには多少のネガティブな気持ちを持つことも大事だと思うが、ポジティブな気持ちを継続させる努力をすることは、他者と関わっている時には特に必要、重要である、ということを今ふと気付かされた。

あと、こんなに立て続けて滋賀へ行くことはなかったから、それだけでも新鮮だったし、イベントのあった2大学ともに駅からキャンパスまでかなり長かったから、歩き疲れた。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
もしこの中で参加された、運営として携わられた方がいらっしゃるのならば、このような場を設けていただいて本当にありがとうございます!


[1] その時に感じたこと、気づいたことも言語化して、記事にしてみました。
よかったらこの記事も読んでみてください!
その記事のリンク:https://note.com/ageha_tri_s/n/n34ce46b1aa34

[2]雑談:「哲学の流れを100個にまとめる」みたいなコンテンツがあれば面白そうという、以前の東京遠征の際にいただいたアドバイスが、ふと脳裏をよぎった。100個にまとめるところから始める必要があるけど、できたら財産になるのかな。


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