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受験に失敗した全ての学生に捧げる言葉

受験シーズン真っ只中
合否発表を受けて喜んだり悲しんだりしていることでしょう。
今回は不合格の連絡を受けた全ての学生に捧げる言葉です。
私は、中学校受験・高校受験・大学受験を全て第一志望を落ちました。
だからこそ伝わると思います。

簡単に私の経歴です。(読み飛ばして結構です)
私の世代はいわゆるお受験世代
小学校4年生から塾に通い
有名私立中学校をいくつか受けました。
滑り止めに100%受かると言われた学校も全て落ちました。
地元の不良のたくさんいる中学校にいやいや進み
高校受験では見返してやると3年間勉強に励みましたが、
第一志望の公立学校に落ち
抑えの私立高校に進みました。
いきたくもない私立高校で受験勉強をし、
大学受験こそはと意気込んで
当時のセンター試験を受けてボロボロになり、
極限までランクを下げた国立大学をうけても落ちてしまい、
私立も3校受けましたが全て落ちました。
行き先がないのでやむなく浪人し
8校の大学を受け
現役の時に見向きもしなかった大学1校だけが通りました。
(1年勉強したのに現役の時よりレベルの低い大学しか受かりませんでした。)

思い出話

私の人生は受験に振り回されたと言っても言い過ぎではありません。

行きたくもない学校にそれぞれ進学しましたが、
そこにはたくさんのかけがえのない出会いがありました。
間違いなく今の私を形作っているものはそこでの経験です。

落ちる経験って全てを否定された感じがするんですよね
「あなたの努力は無駄だったよ」って証明してくれた感じ
でもそんなことはありません。
『努力は結果に結び付かなくても経験として蓄積されます。』
これは結果が全てだと思ってしまうため
若いうちにはなかなか理解できません。

ここから本題です。

あなたがその学校に落ちるということは
その学校からあなたの入学を断られたことです。
これをあなた目線に変えると
学校はあなたを入学させる機会を逃したことになります。
これはとてつもない損失です。
あなたという素晴らしい人材を
わざわざ試験という偏った検査結果によって失ったことになります。
試験や面接だけで
あなたの本質を見抜けると思っていること自体が大きな間違いです。
誰にも得意不得意があります。
そんなことも見抜けない学校にはこちらから願い下げです。
あなたを入学させられなかったその学校を見返してやりましょう。
あなたはいずれ人類に功績を残す、偉大な人物になる可能性を秘めています。
そんなあなたを失ったその学校を笑ってやりましょう。
あなたは悪くない、あなたの本質を見抜けなかった学校が悪いんです。
どうぞこれからの人生でたくさん見返してやってください。
あなたの行く末は無限の可能性が広がっています。
もしかしたらあなたの志望した学校はその無限の可能性を閉ざしてしまう可能性もあったもしれないのです。
そんな学校に執着する必要ありません。
学校に入学を断られたのではありません。
あなたが断ってやったんです。

前を向いてください。
その学校に進まなかったことで
今まで狭まっていた視野が広がるかもしれません。
ここしかないと思ったことが
あなたの可能性を狭めていたかもしれないのです。
今は自由です。
何でもできます。
あなたの可能性にワクワクしてください。
ちっぽけなことに落ち込んでいました。
これからの素晴らしい人生を楽しみましょう。

受験勉強お疲れ様でした。
不合格という結果は
合格以上の経験を植え付けてくれます。
人間は成功では成長しません。
失敗こそが成長の糧になります。

これからのあなたの活躍を応援しています。

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