見出し画像

Kindleにて出しました『より良く生きるために決めました:わたしたちの子宮と卵巣の治療ストーリー』

昨年末、婦人科系の治療経験者(子宮筋腫、卵巣嚢腫等)のアンケートご回答と、わたし自身の治療・手術経験をお伝えしておりました通りKindleにまとめ、ようやく公開いたしました!

Kindleにて出しました『より良く生きるために決めました:わたしたちの子宮と卵巣の治療ストーリー』(Amazon)

このプロジェクトは、

■開発コンサルタント経験(アンケート調査と報告書作成)
■出版レーベル 雨雲出版 を設立したこと
■治療と手術の当事者であること

の3つがあったからこそできたことだと思っています。何より、当事者の本音を伝えることはとても大切だと実感しました。

かなり時間をかけて心を込めて仕上げました。

ご回答者は、皆さまそれぞれ辛さや苦しさを経験し、それでも何とか前を向いて生きていこうとされている方ばかりでした。
タイトルから、かなりポジティブに見えるかもしれませんが、読みながら涙が出そうなくだりも多く、決して明るい話ではありません。
ただ、この本を出して必要とするひとにお伝えするのはとても重要なことだと思うようになりました。

病気は孤独だし、その孤独はなくなることはないと思います。

でも、少しでも当事者が仲間として寄り添うことができたら、心の癒しになるのかもしれません。

婦人科系の病気だけでなく、この本が病気に悩むひとの役に立つことがあるのなら、本当にうれしい。

ご協力くださった皆様に、心より感謝申し上げます。

Kindleにて出しました『より良く生きるために決めました:わたしたちの子宮と卵巣の治療ストーリー』(Amazon)

「病気を患うひとは、きっと多かれ少なかれ孤独を感じている。
どれほど近くに寄り添っているひとでも、たとえ当事者の痛みや不安を想像できたところで、共に感じることはできない。特に、病気というのはプライベートで繊細なもので、気軽に他者に相談することも難しく、悩みをたったひとり心に抱え込んでしまうひとは多いだろう。婦人科系の疾患に至っては、なおさらそうかもしれない。
病気による孤独は消えることはないだろう。ただ、少しでも孤独を癒せる人がいるとすれば、それは病気を持つ人間の気持ちに共感することのできる、似通った境遇を経た存在なのではないだろうか」
長い間、辛い生理痛や月経過多、貧血に悩まされて婦人科に通い続けてきたけれど、2015年と2023年の二度、子宮筋腫と卵巣嚢腫の手術を受けることになった。二度目は子宮全摘だった。
手術を決めるまで病院をめぐった経験、心理的側面、そして手術の具体的経緯を綴った体験談。
後半は、婦人科系(特に子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫等)の治療を経験した32名にアンケートを取り、それぞれの治療の体験談のほか、婦人科系の疾患を抱える人に向けたメッセージをまとめた。
(薬による治療経験・副作用、手術に至る経緯、手術の概要、病院のこと、治療・手術を受けるために不安だったこと・心境の変化など、入院のために役立ったこと、病気・治療・健康に対する思い、術後の変化、これから治療を受ける人へ伝えたいこと等)
医療従事者ではなく、著者自らが経験者としてまとめた婦人科系の病気に悩むひとのための本。
■目次■
本書について
 本書の背景
 本書の構成
 本書をお読みいただくにあたって留意して欲しいこと
【第一部】
プロローグ
子宮筋腫と卵巣嚢腫をめぐる冒険の始まり
レディースクリニックにかかり始めた経緯
2015年に受けた手術とその後の変化
2023年の転機
ホルモン治療を始める
アフリカに行くためにホルモン剤を飲み始めたが大変なことになった
レルミナが足りない!?ボツワナでレルミナを切らす事件
巨大な卵巣嚢腫が発見された~手術を提案される
医師の態度にショックを受ける
「子宮を取るのに何か問題でもあるんですか」に始まる心理的ジャーニー
背中を押してくれたセカンドオピニオン
子宮を取るという人生の決断
再びの手術へ
MRIを再度撮影する
いざ病院へ
手術当日の記録
術後の回復
子宮全摘をするという選択
【第二部】
婦人科系疾患の治療経験者が伝えたいこと
イントロダクション
アンケート調査概要
質問票内容
回答まとめ
アンケート調査総括と所感
終わりに

Kindleにて出しました『より良く生きるために決めました:わたしたちの子宮と卵巣の治療ストーリー』(Amazon)


言葉と文章が心に響いたら、サポートいただけるとうれしいです。