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#037『もし人間がお互いに神聖にして侵すべからざるものとして尊敬し合えば、戦争や数多くの人間の苦しみはなくなるでしょう』|ベッシー・ヘッドの言葉 | letter
今回は、昨年わたしが初めて手に入れた日本の雑誌に掲載されたベッシー・ヘッドの手紙のほぼ全文を引用した。 1998年、初めてボツワナはセロウェのミュージアムでアーカイブ調査した大学生のときに気になっていた資料があった。ベッシー・ヘッド宛てに出版社やエージェントを経由して届いた日本の文芸誌・集英社の「すばる」寄稿依頼だ。 手紙が書かれたのは1982年末。「海外アンケート特集:世界の作家に問う核状況下における文学者の態度」と題した特集が組まれ、世界各地の作家が寄稿している。「核戦
新刊エッセイの本音『水面をすべるモコロのように:作家ベッシー・ヘッドと出会ってボツワナを旅したわたしは、ひとり出版社をはじめようと思った』雨雲出版
雨雲出版の新刊エッセイ 『水面(みなも)をすべるモコロのように:ベッシー・ヘッドと出会ってボツワナを旅したわたしはひとり出版社をはじめようと思った』 昨年のボツワナ/ジンバブエ旅を一冊の本にまとめました。 開発コンサル企業を去り、作家ベッシー・ヘッドのアーカイブ調査を主目的として実に16年ぶりに訪問したボツワナ。わたしにとってとても重要な旅でした。 旅の記録はもちろん、ボツワナでベッシーの暮らしたセロウェにゆっくり滞在し、ミュージアムに通ってアーカイブ資料を堪能でき、多く