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Yet21〜私が何者かなんて別に今はどうでもいい〜

Yet21~踊り場のわたしたち~」は、私たちの運営するWebメディア・AETEで始めた、21歳体験記を集める読者参加型企画です。

自分の今までを見つめなおし、これからを考える、まさに「人生の踊り場」のような時期である21歳。
その物語をAETEに集めることで、選択や葛藤の渦中にいる誰かの救いになったり、そっと背中を押したりできないかという想いから生まれました。

人の数だけある21歳の物語。本日は読者さん(@eomok_1206)からの投稿です。

Yet,21-カンプ3 (2)

絶賛21歳の私は、「あなたは何者ですか?」と言われることが多くなった。  

綺麗で強くて可愛くて、かっこいい何者かになって、この世のテストを受けなければならないようで。
なぜ何者かにならなければいけないのか、
なぜ綺麗に見せなければいけないのか
わからなくなった。  

就職活動、SNSで見える評価や価値。
苦しむ原因や嫌になること、沢山ある歳、沢山ある時代。  

自分史上最高の綺麗、かわいい、かっこいい、強さは、目標や夢を叶えたときに滲み出て魅せることができるものだと私は感じる。  

21歳は少なからず、その途中経過。
ここではまだ綺麗でもかっこよくなくても、自分らしい姿を魅せようじゃないか。
失敗の経験、這い上がった経験、無駄な時間じゃない。  21歳で経験したすべては、その先の光や輝きに変わるはず。
そう信じたいし、信じていいと思う。  

絶賛21歳の私は強く強く想う。  

就職活動で魅せる自然な笑顔には、”覚悟”がある。
未完成な私もちゃんと見てほしい。  

21歳はまだ未完成な自分を愛していこう、私もそうするつもり。

(21歳・大学生・女)

嫌になることややめたくなることばかりでも、それを途中経過ととらえ今を肯定する姿勢に読者さんの底知れぬ強さを感じます。
未完成をありのままと信じ、もがきつつ前に進んでいこうとする覚悟はきっと尊く美しいもの。どうかその想いが「何者か」と問う人たちに届きますように。(編集部)

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