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Aestaの新規事業として、貿易事業を検討するメモ(随時更新)


最終更新日:2022年3月23日更新

2021年10月14日分

まず、書籍を一冊読みました。大須賀祐さんという輸入ビジネス一筋28年の方が執筆されている本です。たまたまですが、大須賀さんは早稲田大学商学部卒業の先輩でした。

書籍のポイント

・オンライン展示会の出現により、貿易業務もリモートが主流になってきている
関税をなくす動きが世界的なトレンドなので、今後さらに安く輸入しやすくなる
小規模事業者(個人含む)でも参入可能
独占販売権を獲得すると強い
ニッチな領域かつB to Bで堅実に取り組むと失敗が避けられやすい

そのほか、具体的な手順、手続き、貿易実務に必要となる書類など、網羅的に書かれていました。ちなみに、英語が使えなくても大丈夫とは書かれているものの、やはり商談は英語になるっぽいです。

なぜいいと思ったか

世界のいい商品を自社が日本に広められる可能性がある。(特にスポーツ・フィットネス領域は欧米諸国の方が進んでいるかつマーケットも圧倒的に大きい)
・業務委託を受けているフィットネスメディアを通じて、フィットネス事業者向けに発信できる
取引先を国内のみならず海外に持つことができる。
英語が使えるという強みを活かせるし、そもそも海外が好きで興味がある。
貿易は商売の王道。東インド会社や亀山社中(のちの海援隊)も海外との貿易を行ってきた。つまり400年以上に渡って続くビジネス。この経験値を蓄えることに対する価値が大きいと感じた。
・事業が軌道に乗ればキャッシュが蓄積されていく可能性が高い。(キャッシュが溜まれば、より大きなチャレンジの挑戦権も得られる)
少人数、小資本から始められる。

また、幸いにも銀行出身ということもあり、貿易に必要な資金決済方法や書類についての基礎知識がわかる研修を受けており(思い出す必要がありますが笑)、そういう部署に配属される以外にその知識を利用する日が来るとはという印象です。いわゆる点と点が線でつながる「コネクティングドッツ」ですね。
銀行員だった当時から、この貿易書類たちがめちゃくちゃめんどくさい印象なのですが、これも電子化すりゃいいのにと思い調べたところ、現状は法律で紙じゃないとダメと決められているみたいです。
しかし、2022年3月までに電子化へ踏み切るか議論され、方針が打ち出されるそうです。(日本海事新聞 2021年10月13日の記事)

米国のビジネス情報を探すのに便利なリンク集(BUYUSA)

GlobalSources
輸入する商品を探せるサイト

フィットネス用品
https://www.globalsources.com/gsol/I/Fitness-Equipment-manufacturers/b/2000000003844/3000000186021/-1.htm?view=grid

スポーツ用品
https://www.globalsources.com/gsol/I/Sporting-Goods-manufacturers/b/2000000003844/3000000152776/-1.htm?view=grid

ウォータースポーツ用品
https://www.globalsources.com/gsol/I/Water-Sports-manufacturers/b/2000000003844/3000000220476/-1.htm?view=grid

ということで、本日分はとりあえず以上です。輸入ビジネス、貿易関連でお詳しい方などいらっしゃったら、ご紹介いただけると嬉しいです。

2021年10月17日更新分

海外ビジネスと言えば出島さんですが、輸入ビジネスの相談にも乗ってくれる模様です。

メンタリストのDaiGoさんも自身が好きなワインで輸入ビジネスを開始していた模様です。

ちなみに、紹介している書籍は私が読んだ「リモート輸入ビジネス 成功マニュアル」を執筆された大須賀さんです。

元ZOZOの前澤友作さんもレコードの輸入販売を実家の6畳の和室からスタートしたという話を思い出したので、それについて書かれているものを探したところ、こちらのサイトが出てきました。

https://www.nippon-shacho.com/interview/in_starttoday/

10月14日JETROさんへ問い合わせを送らせていただいた結果、役に立ちそうなリンク集をお送りいただきました。一般財団法人対日貿易投資交流促進協会(ミプロ)という組織があるそうですね。しかも所在が豊島区でご近所。さっそくですが、オンラインkoセミナーにも申し込んでみました。

小口輸入ビジネス入門

2021年10月19日

東京商工会議所
海外ビジネスハンドブック
(大まかな全体像)

海外ビジネスガイドブック(かなりしっかりしてる)

海外ビジネスワークブック(細かな数値まで載ってて実践的)

第14章の活用できる支援機関のまとめと、各支援機関のリンク

①東京商工会議所海外ビジネスサポート事業

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輸入ビジネスのポイント

日本貿易振興機構(JETRO)

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中小企業基盤整備機構

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東京都中小企業振興公社 国際化支援室

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2021年10月20日更新分

小口輸入ビジネスフローチャート図

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リモート輸入ビジネス流フローチャート

①有望な商品に目星をつける
②海外の展示会で商品を探す(オンラインでも可)
③日本への輸出実績の確認とサンプルのオーダー
④販売価格決定(価格交渉?)
⑤日本で前注文を取る(日本国内の展示会出展を推奨)
⑥少量オーダーし、市場の反応を確認
⑦反応がよければ、本格輸入販売

上記の2つを見比べてみても、フローチャートはかなり共通していることがわかった。まずは、有望な商品を探すことから始める。やることを整理すると以下。

商品選定におけるTo Do
①日本でどのような商品が人気なのかリサーチ、分析、まとめ
②海外でどのような商品が人気なのかリサーチ、分析、まとめ
 上記2つの商品情報および情報ソースのリスト化

展示会に関するTo Do
①日本の展示会リスト化
②海外の展示会リスト化

この4つのタスクにリソースを割くこととする。また、10月25日(月)から、東京商工会議所の専門相談員の方に無料相談のお時間をお取りいただいている。そのときまでに4つのタスクをなるべく進めていると、話が具体化しそうなので、頑張ります。

上記から問い合わせ可能。すぐに返信が返ってきて、日程調整していただけた。

2021年10月28日更新分

10月25日に東京商工会議所の海外ビジネス相談を利用させていただきました。東京駅から二重橋ビルに足を運びましたが、今年の大河ドラマの主人公である渋沢栄一氏が東京商工会議所の初代会頭ということもあり、銅像をはじめとした展示物がずらりと並んでるコーナーも見ごたえがありました。

さて、今回ご相談に乗っていただいた方は元商社マンのHさん。あらかじめ質問事項を箇条書きで提出しており、それに準じて丁寧にお答えいただきました。以下、そのときのメモを書いていきます。

最初に取り扱うべき商品
雑貨がオススメ。何の許可も必要ないし、表示の制限もない。海外のものをそのまま販売できる。まずは販路を作るなかで業界地図が見えてきて、実際にニーズを多く確認出来たら、法規制があるプロダクトに進出する。
コンセントから電気を送るようなプロダクトだと電波法や電気用品安全法で規制される。
食品だと食品衛生法や食品表示法で規制される。特にこれは後回し。人の口に入るもので、万が一人体の影響もある。
色々な法律に引っ掛かるものは、時間もコストも人手も相応に掛かる。

製造者責任
フィットネス器具を使って、欠陥がありケガをした場合、賠償を求められることも考えられる。海外(メーカー)と日本(バイヤー)の契約をすり合わせる必要がある。PL保険も絶対に入るべき。

輸送手段
サンプルは飛行機で素早く、その後大量に仕入れる場合は船便。FeDEXとかEMSなど宅配便を利用すると特に通関業務は必要ない。Door to Doorで届けられる。船便だと通関業務が必要になる。通関業者に任せるか、自分でやるか。オススメは前者。

決済手段
電信送金もしくはクレジットカードでもできる場合もある。電信送金の場合は支払うタイミングに注意。全額支払わないと出荷しないという条件は避けるべき。できれば全額後払いが安心であるけれども、それでは向こうが不安になると思うので、手付金を何割か先に払うというところで妥協点を探るのが通例。

パートナー企業
通関業者、フォーワーダー、物流についてはネットで調べれば十分。これらの業者を使うのは、ロットが増えてきたら。倉庫は最初に使うかもしれないけど。

1人でもできるか
小口であれば大丈夫。まずは海外のサプライヤー探しおよび、日本のバイヤー探しを頑張るしかない。

展示会の種類
オンラインとオフラインが半々。やはり手に取ってプロダクトを見れるかどうかは違う。

独占販売権について
今の事業規模や実績でも締結は可能。ただし、ノルマが課せられることが多い。ノルマを達成しなかったら、最悪の場合賠償金。これは避ける。契約の見直しや協議は往々にして行われる。サプライヤーと自社のパワーバランスによる。商品を作り立てほやほやの状態でコンタクトできるとチャンスはある。

海外企業の信用調査
JETRO、東京商工リサーチ、帝国データバンク、東京商工会議所など

日本での販路開拓
日本で展示会に出展すること。展示会出展費用に関しては補助金や助成金が出ることが多い。「東京都(経産省、中小企業庁など) 展示会 補助金」もしくはビジネスマッチングサイトを利用する。たとえばJ-GoodTechなど。ビジネスマッチングサイトを調べ、登録しまくることも後々のタスクとして追加。

事業計画の作成サポート
中小企業への専門家派遣制度がある。中小企業診断士が3~5回まで相談に乗ってくれる。そのなかで事業計画を作成することもできる。補助金の申請とかする場合にも、中小企業診断士の方に見ていただくのがいいかもしれない。経営診断をすればMax9回まで可能。

結論、いかに魅力的な商品を見つけるのかが最重要タスク。輸入実務は慣れてしまえばできる。競合も多いなかで、どうやって魅力や特色のあるものを探していくのか。それに尽きる。

2021年10月29日更新分

そもそもの市場規模や貿易の統計などの全体像が見えないといけないだろうという課題を感じたので、調べてみることに。

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輸出入ともに右肩上がりで成長しているのが見て取れる。リーマンショックの影響だと思うけど、2009年はビビるくらい貿易額が減少している。最新のデータはこのグラフ上だと2019年なので、コロナの影響も気になるところ。

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やっぱ中国の占める割合がえげつない。中国語できるパートナーを見つけるしかないのかもしれない。

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どうやら運動用具という分類で、第95類に含まれている様子。これの市況とはどうなのかが気になるところ。

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ちょっと画像が小さいけど、リーマンショックが起こる前まで一貫して成長。一度そこで落ち込むも、2019年ではリーマンショック前の水準にまで拡大。さらに、コロナで巣ごもりが強いられたなか、トレーニング器具の輸入は爆発的に伸びた模様。

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ほとんどが中国との取引であることがわかった。イタリアが4位なのはテクノジムのおかげなのかも笑 裏を返せば、イタリアを除くヨーロッパと取引を開始するのがブルーオーシャンなのかもしれない。やはり、欧州から攻めるか。

各業界の市場規模

2021年11月26日更新分

だいぶ更新期間が空きましたが、まったく作業していなかったわけではないので、いろいろ進捗を書いていきます。

Amazon 海外メーカー直取引完全ガイド

とりあえずこの本を読みました。結構ボリュームのある本ですが、その分、懇切丁寧に書かれていました。海外メーカーにメールを送ってやり取りをすることで、長期的な信頼関係を築いて安定的なビジネスに成長させる点がせどりとは異なるということ。そしてAmazon をハックする方法についても書かれていて勉強になりました。

KeepaやキーゾンといったGoogle Chromeの拡張ツールがあり、その商品を販売している人数や、売れ行きのランキング、実際に売れている個数などがわかったりするのが衝撃的でした。

EventsEyeで海外展示会を片っ端からリスト化

また、海外展示会をスポーツ・フィットネスに絞って調べまくってました。いわゆるJ-Messeにも何個か載っていたのですが、それ以上に世界各国の展示会をデータベース化してくれている英語のサイトを発見し、そこからデータを引っ張ってくることに成功。

正直全部の展示会をくまなくチェックできているかといえばそうではないのですが、スクレイピングを試すいい機会になりました。無事に600個近くのリストが完成することに。世界広すぎる。

スクレイピングツールOctoparseの導入

スクレイピングは結局やりたいことが複雑になってくると学習に対する時間効率が落ちると思い、結局スクレイピングツールであるOctoparseを導入することに、最初は慣れなかったものの、徐々にわかってきて、今では個人的にやっている株式投資で参考にしたいデータをWebサイトから引っ張ってくるのは全然できるようになりました。

結構日本語で手厚く使い方を記載してくれているので、プログラミング初心者でも使えると思います。一部、Xpathなるコードを書く場面があったりしましたが。私の場合Webページ製作は学習してきたので、なんとか応用しながら書けるようになりました。

最初は無料で使えるので、ぜひ。まだ課金しなくても満足の行くまで使えていますが、自動かつ定期的にデータを引っ張りたい場面が出てきたら課金した方が良さそうです。

海外ECサイトのリスト化

あとは、海外のECサイトを調べまくってました。これもExcelにリスト化してましたね。ソースはこのサイトです。

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Amazonが結局めちゃくちゃ強いのは間違いないのですが、世界には全然名前も聞いたことないECサイトが数多く存在していることがわかりました。こういうところからも良さそうなプロダクトを発掘できるかもですね。それこそスクレイピングを駆使して自動的に。

個人的に感じたことは2つ。1つはアフリカのECが今後爆発的に拡大するだろうと。リストの番外編にアフリカ5大ECサイトもつくったのですが、やはりスマホ普及率や人口の伸び、経済成長性とか考えると絶対に来るんだろうなって感じです。ちゃんとデータ見てみるのも面白そう。

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もう1つ感じたのは、やっぱり投資に似てるというか、世界中に色々なマーケット(ECサイト)が広がっていて、安く仕入れて高く売るこの感覚が共通するのかなと感じました。余談ですが、ロシアのECサイトにアクセス後、自社のホームページの問い合わせフォームにロシア語でスパムメールが届きまくりました(笑) 対策したら届かなくなったので、一安心です。

自動メール配信スキルの習得

本日分の冒頭に取り上げた書籍「Amazon 海外メーカー直取引完全ガイド」のなかで、「海外メーカーに月300件はメール送れ。」って書かれてて、1通ずつ送ってたらさすがに死ぬな(時間がいくらあっても足りんな)と思い、色々調べているとGAS(Google Apps Script)なるものを使えばできました。

やり方をざっくり書くと、Googleドライブ上に2つのファイルを用意します。
①メールの本文にあたるドキュメント
②メールを送りたい先をリスト化したスプレッドシート
 ※宛名とメールアドレスは少なくとも必要
そんでもって、スプレッドシート内のテキストエディタてきなところにコードを書いて、リストのなかの先に①のメールを送りまくることができるように。今後は国内の営業メールでも積極的に利用します。会社名、担当者名もリストに入れておいて、文字列の置換をするコードさえ書けば、送る先ごとに変えられます。応用すれば文章の一部も変えられるので重宝します。最後に書いたコードを実行して、Gmailと紐づけを許可すれば完了。1日100件までは送れるらしいので、月に300件とは言わず、約3,000件までは理論上は可能です←

スクレイピングでメーカーの情報を集めまくり、GASで自動メール送りまくることで、一人社長である私の生産性がめちゃくちゃ上がりそうです。

こんな感じで取り組んでおりました。まだまだ調べることが山ほどあるのですが、取り急ぎは国内での販売先候補をリスト化する、国内の売れ筋商品を各種ツールを使って徹底的に分析する、展示会の補助金を調べる、借入の準備を進めるなどやることがめちゃくちゃありますが、12月中になんとか終わらせたうえで、新年からいよいよサンプルを取り寄せたり、実際に販売したりできたらいいなと思います。そこで感覚を掴んで、ロットを大きくしていきながら頑張ろうかなと思います。フィットネスで世界をつなぐ、貿易ビジネスが幕を開けるのはワクワクします。

2021年12月17日更新分

運転資金の調達にあたり、事業計画書の作成を開始。12月21日にミプロの小林相談員に見ていただいたのちに、金融機関に提出することを目指して動いています。今まで何をやってきたかというと、日本での販路をイメージできるのか、しっかりと実店舗とECサイトの両方から調査してきました。

具体的には、バイヤー候補となるリストを作成(実店舗で約40、楽天のショップで150)と、売れている商品のランキングの分析、店頭に並んでいるフィットネス用品の分析などを自分の目で行ってきました。そのなかで、仕入れるべき商品の種類は以下の3つかなと思います。

いま日本で売れているのはトランポリン&トランポリンクッション(楽天)とフォームローラー(楽天も実店舗も)と見えてきました。このあたりに共通する消費者のニーズをうまく嗅ぎ取っていくのがありかも。そして、フィットネス用品って誰が使っているのかもすごい重要なので、海外のInstagramなどからも情報収集していかないといけない気はしてきました。

ということで、いよいよ海外の製品をガッツリリサーチしていきたいと思います。その前に事業計画。ある程度の売値と仕入れ値を決めておいて、実現性の高い計画値を置いたあと、実際の商品のサンプルを入手し、見積もりをもらったところで数値だけ修正していきながら実態に近づけていくのがいいのだろうということで、まずは目星の商品を見つけていきたいと思います。

このために、海外の展示会リストを600個近くまとめてきたので、まずはそこの出展企業から洗っていきます。

2021年12月20日更新分

数値計画を策定するにあたり、便利そうなサイトを発見。特にHUNADEの以下のリンクが詳しく書いてあってよい。

輸入品の原価計算の落としどころを見つけ尚且つ効率的に行うために、まずは原価を構成する要素を整理してみます。原価の中身は、大きく分けると商品代金と商品輸入にかかった経費です。商品価格はインボイス情報(単価と数量/重量)と為替レートが確定した時点で算出できますが、諸経費は通関後しばらく経ってからでないと正確な金額がわからないのが特徴です。

①商品代金
②関税・消費税
③諸経費:船/飛行機の輸送料、保税倉庫などへの一時保管料、通関料などの輸入諸掛、保険料や送金手数料
④港湾や空港から輸入貨物を引き取る際の国内輸送料、輸送先の倉庫に支払う保管/荷役料など

輸入品の原価計算の精度を上げるには、この諸経費の按分と配賦がカギ。いかに按分計算の妥当性を上げ、必要なタイミングで商品代金に配賦できるかをしっかり検討する必要がある。これらの経費情報は、乙仲や保険会社などから送られてくるアライバルノーティスや請求明細に記載されている。1回の輸入に対し、すべての経費情報が揃うのに一般的に2~3週間、分割通関などを行うとさらに数か月を要する。

また、出島のサイトに記載されているものが以下。

1: 商品の価格
2: 国際輸送費
3: 海上保険料金
4: 日本側の通関費用
5: 関税・消費税
6: 国内配送料
7: 貨物保管料
8: 販売費用
9: 人件費
10: 信用状(L/C)開設費用 ※

先ほどのと比較すると、1~7は完全に一致している。ここまでプラス信用状を解説したら10を商品原価として扱い、8と9は販管費として管理するかたちが妥当そう。

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通関費用の区分

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税関や乙仲業者が使用する「NACCS(ナックス)」と呼ばれる専用システムと自社の基幹システムを連携させ、リアルタイムで輸入管理する事業者も増えてきている。https://www.naccs.jp/aboutnaccs/one_minute.html

輸入に関する会計処理のまとめ

食品表示のラベル張り代行

【サービスと料金事例】
・1製品につき10,500円~15,750円程度
・類似商品が多い場合は、2品目以降割引可能
・別途年会費10,500円がかかりますが、特典として、食品表示に関するご相談は毎回無料。その他、商品設計や 販路拡大についても無料で相談承ります。

輸入した商品をそのままAmazonのFBAに入れる場合、これが実質の倉庫保管料になる。保管してくれるだけでなく、在庫管理、出庫、入庫全部自動でやってくれる。

上記のサービスを利用すれば、Amazon以外の経路で販売された場合であっても対応してくれる模様。料金は以下

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2021年12月21日更新分

ミプロの菊地様へZoomでご相談。

気を付けること①:規制がある商品かどうか
気を付けること②:しっかりコスト計算をすること、市場調査をすること

規制について

コーヒーの輸入は食品衛生法に準じて、通関の前に検疫が必要。食品等届出書を出す必要がある。

入浴剤についてはもっと難しい。扱いとしては化粧品などと同じになり、薬事法や薬機法が絡んでくる。輸入と製造のライセンス取得のために、薬剤師を職員として常駐させる要件があるなど、ハードルが高い。

コスト計算について

トータルコストがいくらになるのか、販売先がターゲットとしてどこになるのか、販売価格がいくらになるのかをしっかり調査する。それを怠ると、輸入してきてもリスクになるだけ。

すでに流通している同じものの輸入販売だと、価格競争に陥るリスクがあるのでそこだけ注意。

輸送コストは輸送会社に確認するのが一番間違いない。最初はトライアルで少量で取引。10個注文して日本に入ってきて、何か月の間に日本に販売できれば、ロットが見えてくる。それで採算がとれるかどうか。

保管コストも倉庫に直接確認した方が確実。体積&面積、どのくらいの場所を取られるかで料金が決まってくる。

時間が掛かってもいいのはコンテナの方が安いが、今は一概に安いとは言えない。コロナでコンテナが不足している。ボリュームが20フィート丸々なら安い。

飛行機で少しずつ始め、実績を積んでいくのがいい。EMSは郵便局がマージンを、国際宅配便はFeDexやDHLがをマージン取ってる。EMSが比較的安い。最初はEMSが無難、通関手続きもやってくれる。実績がついてきたらほかの輸送手段を使えばよい。

例えば貨物を飛行機会社に依頼して輸入手続きをする方法。慣れてくればコストが安くなるが、量が少ないと手続きがめんどくさいだけになる。

まずはメーカーから見積もりをもらえ。

インコタームズ
C&F 保険は自分で掛ける。大手だと一番多い。
ExW 中小だと一番多い。メーカーの輸出の経験がない場合。輸出通関、飛行機、輸入通関全部こっちで負担。これをEMSが建て替える。ここは交渉で変えていくしかない。

菊地様が理事長を務める貿易アドバイザー協会のホームページ

2022年2月7日更新分

ご無沙汰しております。なついです。ピン止めしてあるカオスマップの作成にかなり時間を取られておりましたが、こちらの事業も並行して進めておりました。更新できてなかった分をまとめて書いてみようと思います。

資金調達確定

融資で資金を調達することになりました。金額はさほど大きくないですが、輸入ビジネスを小さく始めていくには十分な金額です。前回の更新時にかなりコストの計算の解像度が高まったので計画が立てやすく、しっかりと金融機関と保証協会から承諾がおりました。しかも、コロナ緊急資金というかたちで、無利子、無保証料で借りられるというありがたい機会です。この資金を元に、うまく軌道に乗せられるように頑張ります。

英文メール作成・送信

海外のメーカーへ見積もりを依頼するメールを送りました。今日。そしてなんと、早速返信が来ました。今までリサーチに時間を割いてきましたが、いよいよ色々なメーカーにメールを送って打診するフェーズになってきました。これからの展開が自分でも楽しみです。

2021年3月13日更新分

とりあえず、ひとつ商品のサンプルを海外から仕入れてみました。様々な人にヒアリングをした結果、十分販売可能であるし、差別化要素もあると結論づけられ、さらには利益も確保できそうです。

また、オンラインではありますが、展示会に出展も決まり、そちらの準備を行っています。

今後詰めなければいけないことは以下。

オンライン展示会の準備をする
梱包をどうするか決める
FBAへの納品を自社でやるか外注にするか決める

卸売する先の選定および条件の設定する
輸入元との契約を締結する
小売を開始する販路をどうするか決める(ネットショップorモール)
マーケティング・営業ツールの作成する

これらをクリアすれば販売は開始できそうです。貿易事業の構想から5ヶ月でなんとかここまできました。まずは、今取り扱いを検討している商品で1周経験してみて、今後改善できそうなところを見つけていければというところです。1回経験してしまえば、結構スムーズにできるところが多そうなので、そこに慣れてきたところでもう少し仕入れるのが難しいような商品を取り扱えるように頑張りたいと思います。

2022年3月23日更新分

前回、箇条書きにしたなかで、進捗があった部分を書きます。

オンライン展示会の準備をする
まず、これはほとんど終わりました。一部、追加するものは、3つめのマーケティング・営業ツールの作成に関わるところなので、そちらに譲ります。

梱包をどうするか決める
ある程度見えてきましたが、イマイチ詰め切れていないところです。ただ、一緒に販売するバスケットでどんぴしゃなものが見つかったのがよかったです。あとは巾着袋と包装をどうするか決めるだけです。

マーケティング・営業ツールの作成する
必要なものは下記。
・会社紹介
・商品カタログorチラシ
・販促用動画および画像
特に今は販促用動画および画像のところを詰めてます。24日にご厚意でご協力いただくヨガインストラクターさんと都内で撮影することになったので、そちらの段取りを中心に考えいています。上2つについては自分で手を動かせば終わるので、一旦は後回しです。

Amazon出品の画像のルール

背景が絶対に真っ白じゃないといけない模様です。違反すると削除されるまであるそうです。そのルールや撮影方法等を記載している記事が下記。

一部、ルールの骨子を転載します。

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撮影方法は2種類
・最初から白背景で撮る
・後で商品だけ切り抜くように加工する

ぶっちゃけ、この領域は安いからプロにお願いするというのがいいかもしれない。1カット300円からやってくれるらしい。

2022年4月29日更新分

ご無沙汰です。なついです。ゴールデンウィークになってしまいましたね。円安に振れて輸入するには短期的に見たら不利な地合いですが、逆に今仕入れても利益が出るものをチョイスすれば、20年に1度の円安水準なので、長期的に見たらいいのではないかとポジティブに捉えています。

3月更新分でも扱っていたヨガマッサージボールを正式に仕入れようと思います。3月末から4月頭に掛けて出展した「スポーツグッズEXPO」の出展も終え、いくつかのフィットネスクラブさんのリード情報を獲得しつつ、新たな販路の可能性も見つけました。

まずは、この期間にやってきたことをざっくりまとめていきます。
・展示会出展(DMMオンライン展示会 スポーツグッズEXPO)
 YouTube用の動画撮影、会社資料、商品資料も作成
・雑貨EXPO下見(来年の夏あたりに出るのはあり?)
・かごのサンプル確認(4個用)。2個用のサンプル発注。
・巾着袋のサンプル発注。
・ネットショップに使うブランド名の考案と、商標申請
 ※Aestaが商標取られてて使えないため笑
・Amazonセラーアカウントの作成
・STORESネットショップ開設

ざっくりこんな感じです。今足りていないのは、以下かなと思います。
・メーカーとの正式な契約(契約書のやりとり)
・梱包(Amazon FBAの確認)

この2つさえ終われば、販売開始できそうです。なので、とりあえず5月中には必ず正式販売できるように動いていきたいと思います。円安気持ちいい。

そして、今必死に英語で契約書を作成しています。東京商工会議所でテンプレートを購入していたので、それを基にしています。解説も付いているのでわかりやすいです。

2022年7月23日更新分

久しぶりの更新です。最初の投稿が2021年の10月だったので、いよいよ最初の貿易が8月から開始できそうというところで、この3ヶ月くらいでやってきたことと、今後クリアしていかなければいけないことの整理をしていきたいと思います。

まずは、この期間までにやってきたことをまとめます。

・かごのサンプルを確認し、正式に発注(納期は2ヶ月程度)
・メーカーへ購買契約書を送付するも、条件折り合わず。一度メーカーに直接会いに渡航を検討するも、コロナによる隔離措置など勘案し、Zoomでのミーティングを実施。結果、信頼できるメーカーだと確認できたため、簡単な購買契約だけ結んで前に進めることに。
・Amazonセラーアカウントの勉強動画を視聴
・海外送金用のインターネットバンキングを開設(三井住友銀行のGlobal e-tradeサービス)
・国際雑貨EXPOへ行き、来年の出展を検討。
・DMMのオンライン展示会にウェルネス領域での出展を決定(8月末~9月頭にかけて)

今後やるべきこと

・商品の仕入れ(海外送金)
・梱包
・バーコードおよびシールの手配
・商品の写真撮影
 ①Amazon用の白背景写真
 ②シールのデザインに使う写真
 ③ECサイトのページに使う写真
・ECサイトへの納品
・倉庫および物流調べ
・営業およびマーケティング

ざっとこんなところです。今、特に気になっているのは2と3です。それ以外はいつでも対応できるので、まずはこのあたりを片づけていきたいと思います。印刷とか含めたら時間かかりそうなので。

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