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ECサイトが売上UPを実現するかなり確実な方法「レコメンド(おすすめ)」の秘密|アメリカNo.1通販サイトWayfair様事例

ほしいものがほしい時に手元にきて、
予算内でかつイメージ通りなら
人間は、商品を買うようになってるんだ!!


それを実現するために、ネット通販サイトが今もっとも力を注ぐポイントとは?

ビジネス=貢献を、止めない。Aerospike。
Aerospike(エアロスパイク)マーケティングチーム、note担当の日野です。


5月5日から石川県能登地方で発生しております大規模群発地震で、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
どうぞ身の安全を第一にお過ごしになれますよう、お祈り申し上げております。

また、先ごろ告知しました5/23(火)東京四谷でのオフラインセミナーですが、アメリカ本社CTOの来日予定変更に伴い、日程と場所が変更になることとなりました。
誠に申し訳ございません。すでにご応募いただいていた皆様方には、追って弊社担当者より詳しいご案内を差し上げます。

CTOは6月初旬を目安に来日スケジュール調整中とのことですが、より多くの方にご参加いただけるよう、日程・開催場所ともに現在鋭意調整中です。
決定次第、すぐにAerospike公式noteをはじめとしたメディアでお知らせいたします!

さて、GW明けましてnote更新も再開しますね!

これまでのAerospikeのnoteでは、世界中の企業で実現してきた、サーバー負荷軽減・コストダウン実現の事例をご紹介。


トータルシステムコストが80%削減するとか

サーバーのコストダウンができてセキュリティ強化できて不正リスクが30分の1になるとか


経費削減、いわば節約の話をしてきたんです。が!

今回は売上UP・収益増大のソリューション事例!
ECサイト運営事業者さまをはじめ、Web広告配信事業を運営する企業様は必見!
アメリカ最大の通販サイト・WayfairにおけるAerospikeの事例です。


大量の顧客の購買データ・ビッグデータなどを用いて
1500万人以上のユーザーに、1400万点の製品から最適な購入体験を作成し
ECサイトの売り上げを大きく伸ばせるか?

ほしいものがほしいタイミングで提示される”レコメンドエンジン”の稼働力を最大化するには?
情報システム用語だけでなく、マーケティング用語もわかる!

なんかこう、景気がいい、みんな幸せになる気がする回です。

↑ベースにした記事はこちら💁‍♀️

企業情報:アメリカ最大の通販サイトWayfair

事例企業名(正式名称):Wayfair inc.
本社所在国:アメリカ合衆国

業界:小売業、小売仲介業
主要事業内容:インターネット通販、Eコマース(家具中心)
規模:アメリカ最大規模のECサイト運営

使用しているシステム:クラウド、分散型コンピューティングシステム

ユーザー数、1520万人。
商品の数、1400万点以上。

日本でいうと、楽天市場のようなポジションにいるのがWayfair様です。
Wayfair様の通販ページをのぞくと、家具がとってもかわいい!
家具のネット通販で大きく業績を伸ばし、アメリカ最大のECサイトとして広く知られています。

今回は、通販サイトでおすすめが表示される、アレのはなしです。

レコメンドエンジンとは

通販サイトでサーフィンしまくってると、おすすめ商品が魔法のように提示されますよね。
あの「おすすめ商品の自動表示」をマーケティング用語でレコメンドといいます。

「私の心を読んだの?たしかに私はいま、もっと安くて大きくて2個セットのグラスがあれば絶対買うと、たしかにおもってた。」
みたいな現象を起こすアレです。

大量の顧客関連情報=ビッグデータを活用して、おすすめ広告の自動表示をするための仕組みやシステムを、レコメンドエンジンといいます。
(ちなみにビッグデータは「多量のデータ分析によって売上拡大を図る」というマーケティング用語で情シス用語ではないので注意!)

レコメンドは、通販サイト運営企業にとっては、いまや収益UPの肝心かなめを握っているものです。

はんな〜りとネットサーフィンしてるユーザー側からしたら、「魔法!?」みたいなイメージぴったりの商品がおすすめされて、うれしくなってポチってしまう。

リアル店舗が存在せず、Web一本背負いのECサイトにとっては、「楽しくポチって買う」という購買体験が命。
ありとあらゆる工夫をほどこしています。

精度の高いレコメンドエンジンの搭載と可能な限りの常時稼働は、いまやECサイト業界の常識。
見て楽しい、ポチって楽しい。レコメンドって、そんなネット通販の購買体験の根幹を支えるシステムなんです。

課題:データを蓄積すれば、いいおすすめ(レコメンド)ができるわけではないという事実

導入前の課題:
1520万人のアクティブユーザーに1400万種類から最適な製品を提示できるか?

顧客のニーズや好みに合った製品をレコメンドするのに、
旧来のECサイトでは「20の質問をさせてください」などの手間が掛かった

レコメンド=おすすめの精度を上げるためには、やることはカンタンです。

最新のビッグデータをリアルタイムで取得して
即時、高速で処理して
「お客様の今まさにほしいもの」をシステムのアルゴリズムで読み解いて
自動的に候補の商品を、適切な位置に表示する。

……言うだけなら簡単。言うだけなら。
サーバーやシステムを管理する情報システム部門は、この無邪気なことばに頭をかかえることになるのです。


まず、リアルタイムにデータ取得して即時処理がどれだけ大変か!!!
どれだけ頑張ってもECサイト側で取得できるデータには限りがあります。たとえば、他社サイトの閲覧記録とかはさすがにこちらでデータ取得できません。
Cookieデータ取得にも今は法的な制限がありますし、いちいちサーバーで処理してたらなんかもう負荷とコストがすごいことになる!

あと、ただデータを蓄積すればいいだけじゃない。
購買活動に、ぜんぜん関係ないデータもある。

お客様によろこんで買っていただくためには、データが最新じゃないと意味がない。

営業の仕事やったことある方はわかると思うのですが、
タイミングを逃すと、お客様との仲は真冬の夜のホットコーヒーよりも早く冷めきります。

「あの時たしかに私はトースターを探してた。でも今はフライパンがほしいと思ってるの」
と、せっかくレコメンドしても即フラれてしまう。そんな厳しい現場でECサイトの方々は戦っているのです。

かといって推しすぎはNG。
人間は、自分の意思を大切にされたい生き物。
ゴリ押しされて買わされるとクレームになりやすい。自分を大切にしてくれないサービスにアクセスするお客様はいない。

でも、通販サイトはサーバーのキャパシティにも限界がある。

以前はWayfair様も「20の質問に答えてください」といったお楽しみ診断で、ユーザーにアクションしてもらい必要なデータを取得していたそうです。
どうしても必要なのですが、ユーザー側からすると20問って多い!でもこれより少ないと、1400万点の中からとんでもない商品をおすすめしてしまうこともあるでしょう。

情報システム部門は頭を抱え、
マーケティングチームは身もだえる。
なんとかして、これだけ数がある中から、最適なおすすめをしてお客様に楽しい生活を実現できるモノを買っていただきたい!

このジレンマをどうしたらいいのか?

solution(課題解決):レコメンドの理想を実現。今、リアルタイムに、ほしいものを

Aerospikeは、リアルタイムデータプラットフォーム。

これまではサーバーコンピュータ単一でデータ処理していたものを、
スマホやパソコン、タブレットのCPUでも情報処理を行えるよう、データの筋道を組み替えます。

最新のビッグデータをリアルタイムで取得して
即時、高速で処理して
「お客様の今まさにほしいもの」をシステムのアルゴリズムで読み解いて
自動的に候補の商品を、適切な位置に表示する。

Aerospikeを導入すれば、これがぜんぶできちゃうんです。

今回、分析担当がまとめた内容がとても充実しているので、末尾に掲載することにしました。

↑この記事にAerospikeの仕組みがわかりやすさ重視でまとめてありますよ!


あらゆるマーケティングの方法論は、たった1つのゴールに行き着きます。
【ニーズがわかれば売れる!】

そのためにビッグデータ、ペルソナ、4C・4P・3C分析、カスタマージャーニーなど、あらゆるメソッドを駆使。すべて画面を遠くへだてた向こうのユーザー・お客様のニーズを読み取りたいがために、あの手この手をつくします。

膨大な商品を抱えた通販サイトが
お客様に適切なおすすめをするということは、
お客様のしあわせな生活を後押しするということ。

選択肢が増えると、たしかに混乱することもある。
でもほしいときに・ほしいものが・いい感じの予算で提案されたら

人間は、ときめく!
「通販、やっぱ楽しいな」ってなる!

それを実現するのが、情報処理能力の向上。
情報システム部門もうれしいし、
マーケティングは最高。
お客様もとっても楽しい!

できちゃうんです。Aerospikeなら。
Aerospikeがアメリカ最大の通販サイト・Wayfairで成し遂げたソリューションはこちら!

導入後のソリューション:
Aerospikeによるビッグデータ収集、分析、レコメンドエンジンの改善によって以下のようなソリューションが生まれます。

・豊富な顧客プロファイルを作成します。
顧客が毎回、購入する最適な製品を探しているのか、実店舗のように特定の店員にサービスを提供したいのか、を理解することでビジネスはその消費者のより現実的なイメージを作成することができます。
「ペルソナを忘れてください」とAerospike社は言います。「ヨガパンツを買っても、サッカーママにはなりません。」代わりに、顧客は、いつ新しいスタイルが提供されているか、営業担当者がいつ出勤するか、または顧客が好む特定のフィット感やブランドの製品が販売されているかどうかを知らせるメールに惹きつけられる可能性があります。

・より良いデータを収集します。
「顧客とその経験に関するデータと情報は、彼らの行動と購買のトリガーを促進するものです。
経験というエンジンを動かすのはガソリンです。車に悪い燃料をいれると碌な走りをしません。あなたの経験も同じです」とAerospike社は言います。「質の低いデータを入れても、10% や 30% の上昇は得られません。」

・リアルタイムで顧客データを評価します。
顧客を維持するには、顧客が今何を望んでいるのかを理解することが重要です。「1月にトースターを買ったら、5月に店に行ってもトースターの話はしたくない。本当に欲しいのはブレンダーだから。しかし、私たちのデジタル ツールは常にそれを行っています。彼らが過去に行ったことの文脈を理解するとともに、リアルタイムで耳を傾ける必要があります」とAerospike社は言います。
「あなたはその瞬間に彼らの意図を知る必要があります。」

・エクスペリエンスを調整します。
「企業のあらゆるタッチポイントで意図を聞き取り、把握し、測定し、評価し、対応することで」ウィッチャーは、企業は、顧客がデスクトップ コンピューターを使用しているか、モバイル デバイスを介して買い物をしているか、実店舗を訪れているかを問わず、一貫してデータが流れていることを確認できると述べています。

Aerospikeの資料請求や製品詳細はこちらをどうぞ!


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Aerospikeの公式note、来週も水曜日朝8時ごろ更新予定!

今週もお読みいただきありがとうございます。

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