イーオンズ・エンドキャラクター考察-基本版・カディア-
ご挨拶
こんにちは、Uttiyです。
今回もイーオンズ・エンド基本版のキャラクターを紹介です。
個人的最推しのキャラクターということもあり、鼻息荒めです。
全8キャラクターの中から今回はカディアを見ていきましょう。
諸注意
・キャラクターの背景やストーリーに関しては当noteでは言及・考察はしません。
ゲームプレイ上でのキャラクターの紹介や評価のみを行います。
・様々な評価を行いますが、それらは全て筆者である私の個人的な主観によるものです。
あくまで一個人の感想であることにご留意の上お読みください。
・Howtoを説く記事ではありませんので、細かいルールの説明などはしません。
初心者の方に向けた記事ではありません、悪しからずご了承下さい。
・イーオンズ・エンドのコストはエーテルと言います。
以後当note内ではエーテルをeと表記します。
カディア
固有能力
探索者、ウェーブの掛かったブロンドヘアに、健康的な小麦色の肌をした女性です。
1枚増えるではなく2枚までセットできる、という表記から、リンクや特定のカードと効果は重複はしません。
一つの破孔に3枚や4枚の呪文がセットできることはないです。
手札に呪文が5枚あって、かつ捨て山に3枚以上呪文カードがあれば、
手札に戻したカードを含め呪文が8枚になります。
破孔は最大4つ、それぞれに2枚ずつセットで計8枚、最大で普段の倍の量の呪文セットを可能にする能力です。
3枚まで捨て山から回収する能力は、
追加ドローや事前のセットをしていなくても最大火力を出せますよ、というロマンの塊でした。
当然ですが、8枚の呪文を一度にキャストすればとてつもないダメージを出すことができます。
ただしセットまでが能力ですので、キャストしてダメージを出すのは次のターンから、即時性がない点に注意が必要です。
能力は自身を含めた特定のプレーヤーを対象とするため、自身はアタッカーでもサポートでもこなすことが可能です。
実際固有カードはサポートのようなカードなので、設計的にはサポート扱いかもしれません。
ドラクエでいうとバイキルト(攻撃力アップ)を使うサポートでしょうか。
サポートというとホイミ(回復)やスクルト(防御力アップ)のイメージがありますが、
バイキルトも立派なサポート魔法ですよね。
ただ、プレーヤーをまたいで使用を狙うと、ネメシスに邪魔される可能性もありますので、
基本的に自身もアタッカー寄りのプレイをした方が無難ではあります。
自分に使用することを主軸にしつつ、シチュエーション次第では、
自分よりもよりダメージを出せそうな他のプレーヤーに使う立ち回りが理想的でしょう。
相性のいいカードはカオスアークです。
詳細はカード紹介の際に書いているので省きますが、
カディアとジアンが組んだ場合、1枚のカオスアークで最大22ダメージを叩き出すことができます。
ただ、このカードの本当の強さは後半の破孔に2枚ずつセットよりも、
前半の3枚まで捨て山から回収にあります。
本来ならデッキが周回するまで使えない使用後あるいは取得したての呪文を、
手札に戻してセットできる、言い換えれば強い呪文を通常よりも多く使わせてくれるわけです。
なので、8枚セットや、カオスアークの最大出力など、より効果的な使用を求めて準備するよりも、
ある程度のダメージが出せればオッケー、くらいの気持ちで使って構いません。
この能力に必要な5チャージは10e分ですから、捨て山から回収した呪文で9ダメージ出せればトントン、
1枚あたり3ダメージ出せれば十分仕事をしている計算です。
丁寧に準備するあまりフルチャージのままでいるのはもったいないです、バシバシ使っていきましょう。
最後に、めったにないのですが6枚を超える大量の呪文をセットした際に注意しなければいけない点のお話です。
連続で沢山の呪文をキャストすると、捨て山が呪文で連続することになります。
すると、場合によっては後の手札5枚が全て呪文カードになることがあります。
この時に何らかの方法で5枚目の呪文をセットできない場合、手札が1枚だぶつくことになります。
また、4枚呪文で1枚水晶の場合は、水晶1枚は何もできずに終わってしまいます。
このように呪文カードが捨て山の一部に集中すると、以後の動きに悪い影響を及ぼす可能性があります。
これは通常プレイでも起こり得ますので、この機会に捨て山の呪文の密度という考え方を、
頭の片隅に入れておいて下さい。
固有カード
コストか回復かを選択できる宝石カードです。
最序盤は宝石として活用、それ以降は基本回復で使うことになるでしょう。
序盤から体力を細かく調整できるので、体力が一番少ないプレーヤーにダメージ、
をある程度コントロールが可能です。
誰か一人だけ集中砲火を喰らって、序盤から疲弊状態になるリスクをある程度軽減できます。
また、フェドラクサの固有カードのトルマリン片のデメリットを相殺できるので、
一緒になった際には積極的にデッキ圧縮することができるでしょう。
スタート
想定される動きは、最初のターンでⅠの破孔にスパークをセット、4eでカード取得、
次のターンにスパークをキャスト、3eを使ってⅡの破孔を開放、スパーク2枚をセット、となるでしょう。
最初のターンに回復効果は使わない方がよいです。
最序盤は素直に4eでカードの取得、特に呪文に向かうのが吉だと思われます。
Ⅲの破孔も開放までに3eを3回必要となるので、2ターン目にⅡの破孔の開放をスルーするのも得策とは言いづらいです。
奇をてらった方法は避け、無難にまっすぐ進めるのが得策でしょう。
アーデルハイムやブラマのような、特定の動きによって早期に大量のeを得る手段もないので、
バランスよくデッキを構築していくことになるでしょう。
序盤でも言いましたが、アタッカー寄りの構成にしたいので、呪文を少し強めに取得します。
多少呪文がだぶつきそうなくらいの構成でも異世界ゲートによって潰しは利きます。
スパーク2枚をⅠの破孔にセットし、そのままキャストせずにいましょう。
こうする事で疑似的にデッキを圧縮できるので、
他の破孔で残りの呪文を上手く回し、効率よくダメージを出していきます。
いざという時の転ばぬ先の杖としての側面もありますので、必要に応じてキャストします。
破孔にセットされている呪文の枚数に応じたダメージを与えてくるネメシスカードがありますので、
それにだけは注意して下さい。
総評
基本版には攻撃寄りの能力を持つキャラクターが少ないので、非常に大切なキャラクターになってくるでしょう。
補助もできると言いましたが、できるだけ攻撃寄りの構築を目指して、
ダメージディーラー(メインアタッカー)としてチームをけん引して行きたいところです。
カオスアークは圧倒的な好相性カードなので、サプライにある場合には積極的に取得します。
両サイドに計4枚の呪文を必要とするので、スパークだけでは足りませんから、
取得が安易な呪文をいくつか準備しておくと良いでしょう。
Ⅲをカオスアーク専用破孔として、ⅡとⅣにずっと2枚ずつ呪文をセットしたままにする戦法も、
カオスアークを3枚、4枚と大量に取得できたのであればありかもしれません。
が、余程の事がない限り周りの呪文も一緒にキャストした方がダメージは出ると思います。
バランスよく構築を、と述べましたが、サプライに低コストの呪文が多くある場合には、
呪文の取得に振り切ってしまうのも一つの手だと思っています。
ヴィジョン増幅、炎上、スペクトル残響は最高の組み合わせです。
4e以内で取得でき、破孔の強化・開放とチャージの取得、そしてデッキの圧縮を、
ダメージを出しながら進行させてくれます。
異世界ゲートを交えながら、息つく間もなく矢継ぎ早に展開される呪文の乱射によってネメシスを制圧しましょう。
重たい(取得コストの大きい)呪文が多いサプライになったとしても、
あまり宝石や遺物に手を伸ばさない方が無難です。
極力デッキに含まれる呪文の濃度は薄めずに進行したいところ。
そういう点では、自壊能力のある強化オーブや屈曲ダガーは嬉しい存在です。
宝石は変化の真珠によって呪文以外のカードを極力捨て山に追いやると、
疑似的にデッキの呪文濃度を濃くさせることができてgoodです。
宝石を持たないプレイが主体となるため、パワーカードの巡り合わせが悪いと壊滅的なしっぺ返しを受ける可能性があります。
アーデルハイムやフェドラクサの能力がその保険となりますので、同行できると安心です。
また、ジアンと組み合わせることでマックスパワーのカオスアークを2回キャストすることができるので、
アタッカーが二人と偏り気味の編成にはなりますが、はまった時の凄まじいパワーに期待して同行するのも有効です。
間違いなくこのゲームの花形となれるキャラクターですので、
自分があいつを倒すぞ!くらいの気持ちで立ち向かっていきましょう。
味方もみなそれをあなたに期待しているはずです。
ひりつく展開が多くなるでしょうが、そんなスリルが探索者の醍醐味です。
彼女らしい戦い方で味方を勝利に導きましょう!
次回はもう一人のアタッカー、ジアンを紹介予定です。
お疲れ様でした、次回もよろしくお願いします。
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