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イーオンズ・エンドカード考察-基本版・遺物編その2-

ご挨拶

こんにちは、Uttiyウッチーです。
今回は前回に引き続きからイーオンズ・エンド基本版の遺物カードの紹介です。
全6枚から残りの3枚を今回は紹介します。

諸注意

今後様々な評価を行いますが、それらは全て筆者である私の個人的な主観によるものです。
あくまで一個人の感想であることにご留意の上お読みください。
また、Howtoを説く記事ではありませんので、細かいルールの説明などはしません。
そういう意味では、恐縮ではありますが初心者の方に向けた記事ではなくなります。
悪しからず、ご了承くださいませ。
イーオンズ・エンドのコストはエーテルと言います。
以後当note内ではエーテルをeと表記します。

本日のカード

強化オーブ
ゆらめくプリズム
魔術師の護符
以上三種の遺物を取り上げます。

強化オーブ コスト4e
プレイヤー1人の破孔1枚を強化する。
または
これを破壊する。
グレイブホールドは体力3を得る。

カードNo.119~123

プレーヤー1人の破孔というのは自身またはいずれかの仲間になります。
更にどの破孔かの指定がないので、最も強化コストの重い破孔Ⅳから強化する事も可能です。

取得コスト4eは破孔Ⅳを1回強化するのと同様のコストですので、
一度使えばコストは回収したと考えて良いでしょう。
むしろ、同じ4eで仲間の破孔ですら強化できるのであればお買い得とも言えます。
厳密に言えばデッキ枚数が1枚増えるデメリットがあるので、
丸っとお得とは言えませんが、デッキ枚数をたった1枚少なくする代わりに、
地道にコストを払って破孔を強化するよりは、
圧倒的にお得なので気にする必要はないでしょう。

更に前回紹介した屈曲ダガー同様、自身を破壊する能力もあるので、
全ての破孔が開いた後も安心です。
まぁ、恐らく仲間の破孔まで全て開く前、
ある程度の段階で見切りをつけて破壊する事になるでしょう。
能力も貴重な回復効果ですので、むしろこちらを目的で中終盤に取得する事も十分あり得ます。
このゲームはプレーヤーの体力が尽きても負けにはなりませんが、
グレイブホールドの体力は尽きたらそのまま負けですので、
その回復となると非常に貴重で強力です。

破孔の強化目的で使うなら取得は最序盤です。
コストを払ってまで取得するのですから、極力eを支払って破孔の強化をせずに、
このカードで強化してコスト節約率を高めるためにも、可及的速やかに取得しましょう。

特筆して強くもないですが、弱くもないです。
むしろサプライにあるのなら取得しない理由はありません。
破孔を一切強化・開放せずに終わるゲームなんてまずあり得ませんので、
登場したら最初の1周目で1枚取得して差し支えないと思います。

ゆらめくプリズム コスト3e
自分の手札にある1枚の宝石カードを2回プレイし、そのカードを破壊する。
または
2eを得る。

カードNo.124~128

個人的にはこのゲーム最強の圧縮カードだと思っています。
前回紹介した瓶詰の渦動でもお話しましたが、
デッキ圧縮で破壊するカードの筆頭は水晶です。
その水晶を破壊する事で2回使用、つまり2eを得ます。
このカード自身も2eを与えてくれます。
つまりほとんどのシチュエーションでは以下のように読むことが可能です。

ゆらめくプリズム コスト3e
2eを得る。
あなたは手札にある水晶を1枚破壊してもよい。

当該カードの意訳

水晶の破壊効果を持つ2eを捻出する宝石と考えられるわけですね。
それが3e、翡翠より1eだけ、たった1eだけ多くコストを払えば取得できるのです。
ヴリスウッドの琥珀とはなんだったのか……意識が遠のきそうですね。

実際には宝石ではなく遺物なので、ネメシスのカードで宝石を指定された時には選択できませんし、
サプライには7枚ではなく5枚しか存在しません。
しかし効率よく水晶を破壊しながらコストを捻出する、説明不要の強さです。
デッキから完全に水晶を取り除く事も容易です。

仲間と相談して、このカードを独占させてもらえるのであれば、
一度試してみて下さい
恐ろしい速度で水晶がデッキからなくなり、
呪文とこのカードだけになった高速回転デッキがあっという間に完成します。
ダメージを出しながらチャージを貯めまくれる、ジアンのような初期デッキに水晶が少なく、
攻撃系の能力を持つキャラクターだと余計に強さを実感できるはずです。

また、実際にはどんな宝石カードでも2回プレイできるので、
サプライから取得した宝石を破壊する事で、更に大きなコストを捻出する助けにもなります。
分かりやすいコンボは群生ダイヤモンド、このカードを組み合わせればお手軽に6eが捻出できます。

瓶詰の渦動同様、人気間違いなしのカードですので、分配は仲間と相談して決めたいですが、
是非とも一人に集めるプレイを体験していただきたいです。
ちなみに、私はこのカードは強すぎるので封印しています

魔術師の護符 コスト5e
チャージを1得る。
仲間1人はチャージを1得る。

カードNo.129~133

自身と仲間に1個ずつチャージを与える能力です。
チャージが1個2eですので、単純計算だと2回使えば得した計算になります。
ただし、当然ですが取得には分割払いはできませんので、5eをまとめて捻出しないいけません。
そう考えると、余った2eでチャージするのとは大きく勝手が変わってきます。

早期からチャージ能力を多用する事で大きなアドバンテージを得られる、
デズモディアやガイガー等がいるゲームでは、
意識的に早期取得する事で大きなメリットを得られるでしょう。
自身もチャージを得ることができるので、どのプレーヤーも取得できるチャンスがあれば取得してしまっても損がないのも良い点です。

ただし、そのコストの重さからそう簡単には取得できませんし、
同じコストの呪文の方が魅力的に見えてしまいます。
積極的に取得するカードではないのは間違いありませんが、
相性がよく、シナジーを期待できるキャラクターと組み合わせれば、その力は圧倒的です。
最初にチームと相談して戦略の指針如何では、早期取得を目指すのも一つの手となるでしょう。

今回も基本版から3枚の遺物をピックアップして紹介しました。
次回は基本版の呪文を紹介……と言いたいですが、
紹介ばかりだと私も作業感が出て飽きてしまうので、
何か簡単なコラムを書きたいと思います。
お疲れ様でした、次回もよろしくお願いします。

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