【未経験ITエンジニア】from 落とし穴
未経験ITエンジニア × 英語!みたいな時代ありましたよね。今もかな?いたるところで、「ITエンジニアは不足していてなれれば貴重な人材に!英語もできればなお希少価値がアップ!!!」とかいう広告を見たことはありませんか??
私はその未経験ITエンジニアなる存在です。約2年前に「未経験エンジニアで大失敗してる話」という記事を書いたことがあります。そちらをよろしければ読んでみてください。今回の記事により共感できたり参考にできるかもしれません。
さて、今回私が書きたいのはまさにその「未経験ITエンジニア」になって早2年。今はどうなっているのかという進捗記事です。
また、2年目のマイルストーン的な意味合いでも残しておこうかなと思いました。どうでもいいことはさておき、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
私について
簡単な自己紹介
-2021年4月から未経験で独立系Sier企業に就職
-語学系の専門学校卒業
-プログラミング初心者(if文、for文ってなに?)からスタート
-2023年4月でちょうど経験年数2年。と同時に転職!(別の独立系Sier企業に転職)
冒頭で述べた未経験ITエンジニア!みたいな広告でITエンジニアになったわけではなく、色々あって気づくと未経験でこの業界にいました笑
もともとは未経験でもいける!!みたいな広告を見て「絶対なりたくないな」と思っていた職でしたが、、、
好きでないなら無理、
独学環境なら無理
このタイトルは以前の記事と同じです笑
この考えは変わっていません。
当時からの考えは、「好きでないと仕事として本当に成長はできない」、「独学のみでは限界がある」というものでした。
というのも、この業界で一緒に仕事をしている先輩でやばい人は本当にいつでもプログラムを組んだり、なにかしらの勉強をしていました。
また、他人の仕事に興味津々で、別プロジェクトの人たち同士で使用している技術や気づきみたいなものを常に共有していました。
自分は未経験で入社して何もわからず、、、なにを言っているの状態でした。本当に何一つ理解できないで話をただ聞いてうなずくだけ。
そんなとき、「悔しい!自分もわかるようになるんだ!!!」と意気込める人はこの職に向いてるといえますね。
私はというと「早くこの場から立ち去りたい」の一心でした。
興味もなく入ってしまった業界にしてはハードすぎて自分としては耐えかねていました。
独学環境にも限界があるというのも似た理由で、好きでないと無理に絡んできます。
好きな人であれば独学に加えて仲間内で共有したりネットの世界で積極的に実力をつけていきますが、興味がない人はそれができません。
仕事のためだと勉強するも長続きしない。そもそも仕事でいっぱいなので独学してる余裕がない。
以上のことからこの2年間を通してもこの考えは変わりませんでした。
ではなぜ2年もこの職に就いているのか
それは私の心境の変化にあります。2年間の間やめたい気持ちで生き抜くことのみ考えてきました。プライベートでの勉強時間はほぼ0。やる気も0。
約半年前に、新規参画したPJでパワハラの権化みたいな上司のもと働いていて、「あ、こわされる」と思い転職を決意しました。
間違いなくこの業界からは逃げ出そうと考えていました。もともとマーケティングの業界に興味があったためそういった関連の仕事を探していましたが、うまくいかず、、、
持っている武器は専門時代に培った英語力と2年間で養ったなけなしのプログラミング言語の知識・開発業務の経験でした。
仕事そのものや人間関係にはほとほとあきれ返っていました。自分自身の性格や人間性的にもあっていないと確信していました。
しかしながら、この業界の好きなこともありました。
1:フルリモートワークが現場によっては可能
2:服装や髪型など自由度が高めの傾向がある
※直接顧客と話す立場の人間でないので、そういう人間もZoomで顔出しがないからとえぐい髪型の人とかいたけども
3:技術力さえあればかなり優遇される
※有給申請や給与交渉など強気にいける。
4:個人の適性や実力次第では稼げる
ひきこもり気味の私には上記の点はかなり魅力的でした。この2年間も通勤をほぼ経験しなかったことから良さを感じていました。
それでもこの業界は、、、と思っている時期はありましたが、とある人に出会いました。その人は現在も人生のメンターのような人で、さまざまなことを教えていただけました。
未経験から始めたにしてはしっかりとしている、英語力があれば将来的には海外の案件などもとれる。といったアドバイスをいただき、転職のお手伝いもしてくれました。
その人のアドバイスがきっかけで、もう一度だけこの業界で頑張ってみようと思えました。また、どうせやるならガチってみようかなと思いました。
ゆえに、同業界での転職をして現在は新しい会社で働かせていただいています。
この変化から言えるのは、運よくメンターのような人に出会う可能性がある、自分に変化が生じてプログラミングの勉強など意欲的になる可能性があるということです。。。が運ゲーなので基本的にはおすすめはできません。
やる気はあるから目指したい!って人へ
未経験からのITエンジニア、やる気があるからどうしてもやりたいよという方。かなりいいと思います。ただ気を付けたほうが良いなと思う点がいくつかあります。
1:研修からのOJTなど受け入れ体制は十分か
2:研修後に割り当てられるPJの質はどうか
3:そもそも黒じゃないか
上記の点に関してはかなり重視されたほうがいいかと思います。
1社目の会社では研修(笑)とOJT(仮)しかなくかなり苦労しました。それが普通だと思って頑張っていましたが正直やる気があってもそがれる気がしてなりません。
2社目では中途という形で入ったにも関わらず、自社のあれこれや、客先でのあれこれ、チーム内での情報共有から実作業のヘルプなど手厚すぎるほどに面倒を見ていただいています。
皆さんとてもやさしく、基礎的なことでもなんでも対応してくださいます。助け合う文化がこれほどまでに浸透した会社もあるのかと感動しています。
やる気のある方は、ぜひそう言った未経験や経験浅めの人を受け入れる準備の整った会社に入社することを勧めます。働きやすく、休日に勉強しよう!と思えるほど心の余裕ができます。(仕事への不安が減るので)
まとめ
やっぱり「IT×英語」とか「未経験大歓迎!」とかの広告を見て、自分もいけるかな?と安易に手を出すのはお勧めできません。
めちゃめちゃ覚悟決まってるとか、この業界でないと無理!みたいな人で、プログラミングが大好きな人ならいけるかなとは思います。
2年耐えて、私はたまたまこの業界に興味が持てました。転職していい人たちに巡り合えました。これがなければ今頃私は壊されてニートだったと思います。
これは2年前の私にあてた記事になりますが、読んでくださった方がいれば感謝いたします。少しでもためになったらうれしいです。
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