見出し画像

未経験エンジニアで大失敗してる話

【未経験でもエンジニアになれる!】なんて宣伝文句をみなさんは目にしたことがありますか?私は就活の時期に嫌と言うほど見ました。

中でも多いのが「IT×英語」という宣伝文句

今回の結論として伝えたいのは、
①プログラミングが死ぬほど好き/ITエンジニアという職に死んでも就きたい。という気持ちがないのであればまじでおすすめしない
②英語力を活かしたいならやめた方がいい
③会社にもよるけど、独学を強いられる環境になると地獄ですよ
以上の三点です。

就活をしている人で未経験エンジニアの宣伝などをよく目にして悩んでいる方がいればぜひ参考にしていただきたいです。


私について

私の簡単な紹介をします。
-今年の四月から未経験エンジニア
-語学関係の専門学校卒
-プログラミングまっさらな初心者

私の知り合いが私のことを一言で例えるなら皆「英語の人」と答えると思います。実際によく言われてました。

というのも言語オタクで暇さえあれば外国語を学んでいるからです。

プログラミングは専門学校でほんの少しだけ学びました。資格は何も取れないレベル。プログラミングってなーに?という概要を学んだ?だけです。

好きとも嫌いとも判定できないようなそんな位置にあるのがプログラミングでした。

今はITエンジニアのようなポジションで自社開発業務に携わっています。

就活で何度も目にしたIT×英語力に惹かれた、、、わけではなく就活に困り果てた際恩師に救っていただき今の会社に勤めています。(当初プログラミングするなんて聞いてなかった。)

そんな私からの未経験エンジニアに対する個人的な意見です。

好きでないなら無理
独学環境なら無理

「未経験でエンジニアになれますか?」
「なれますよ!!」

みたいなのよく見ませんか?
あれに関しては「なれる、が、、、」って感じです。

未経験大歓迎みたいな宣伝をしている会社なら雇ってもらえると思います。これから学びますみたいなこと言ってればおそらく。

ただ、プログラミングが好きで仕方ないという人、仕事は好きなことでなくても極められるよって人以外には本当に生き地獄だと思います。

基本的にITエンジニアって学ぶことがたくさんあって、かつ理系な感じです。

プログラミングができない!とかの前にそもそもわからん用語ばかり出てきます。

先輩から指示をもらってもそれが何のことか理解が全くできないのも私にとっては普通でした。

わからないから指示に関して質問して、説明をもらうけどそれすらもわからない。

いざ作業に取り掛かると何からしていいのかもわからないし、ヒントをもらって進めても壁を破った1センチ先には更なる壁の連続。

一つの作業を終えるのに知らない用語を調べて、その説明文にあるわからない用語を調べてまたその中の〜

と未経験ならこんなふうになるのではと思います。
私は絶賛その地獄にいます。

元から自尊心は高い方ではないけれど、毎日自分は無能だと、人財より人罪だと(会社の人に言われた)落ち込んでいます。

基本的にプログラミングを独学するのは非効率的かつかなり茨の道です。できなくはないですが好きでないなら無理です。

研修があるじゃないか!って?

会社によってはしっかりがっつりやってくれるのかもしれませんが、私のところではそうではなかったです。

ある企業が行なっているプログラミングスクールに他の企業さんの新人さんに混ざりながら学びましたが、周りの人のほとんどはプログラミング経験者。大学4年間でみっちりと経験していて中には仕事経験もあるなんて人も多かったです。

私のような未経験者は50人くらい中3人くらいしかいなかったですし、いずれの方も半ばプログラミングを学ぶのを諦めている様子でした。(提出課題などを出さない(終わらず出せない)、課題を完遂するための居残り勉強会に参加しないなど)

それもそのはずって感じです。

経験者がほとんどなので授業はどんどん進みます。私からするとパワーポイントの1Pで知らない単語が3つはありましたし、理解もほとんどできていなかったです。

おまけに質問もしづらいです。最初は頑張っていましたが、そんな基本的なことかよって空気を出されて自主学習する流れになり自然と質問出来なくなりました。

それでも毎晩復習自習を続けて合格最低ライン上で卒業しました。

そしていざ業務にあたると予想の通りボロボロです。

そもそも、半年やそこらで仕事ができるようになるには少し無理があります。

OJTであったりもっとしっかりとしたサポートの元の研修などが有れば多少は変わるかもですがそもそも無理です。

スポーツや音楽、語学に似ていると思います。

皆さんは半年で卓球のラリー1000本達成できますか?半年の練習でピアノの有名クラシックを何曲か弾けるようになりますか?しかも独学で

中にはいるかもしれません。出来ちゃう人が、中にはいるでしょう。半年でできなくても続けてできるようになる人が。

そう言った人たちの共通点はいくつかありますが、たいてい
・才能がある
・好きなことだと思ってる
・明確な目的や目標がある
こう言った人たちです。

半年といっても一日の大半の時間を使って始業時間以外にも自主学習を重ねて、積極的に質問したり教えをこえるような人なら何にでもなれるでしょう。

でも、好きでないけどなんとなく選択したりしていたら、、、_(:3 」∠)_地獄です。

悪いことはいいません、まじでおすすめはできません。

この言葉を読んで、
「なにくそ!」
「やったるわ!」
となる人はチャンスがあるかもです。

ただ、不安に感じたり、よく知らずに選択しようとしている人はかなり危険です。

「IT×英語」に騙されるな

プログラミングはそこそこできるけど英語が自信ない←わかる

英語力を活かしたい!プログラミングは未経験だけど大丈夫って言ってるし!←まじ危険

プログラミングの初心者と英語の初心者は全くの別物です。

英語は中高6年間、大学受験、大学4年とかで少なからず学びます。

それなり勉強して忘れた人だったら本腰入れればすぐ伸びます。

「英語できないわー」と言ってる人でも
nice to meet youやi’m ~、i love youとか基本の基本なら全然分かりますよね。

ただプログラミングはそうではないです。
int型、string型って何?引数に値を〜ってどゆこと?関数を参照ってなに?+プログラミングのコードだけではなくコンピュータに関する知識。

全てが初見かつ複雑なものが多いです。

まとめ

私もまだ在職中かつ初心者なので率直に感じたことくらいしか言えませんが、好きでないなら・経験がなくやりたい理由や目的、夢がないならやめたほうがいいです。

どんなことでもコツコツ学べて、嫌なことでも自主的に時間や労力、時には金をも投じてやれるぜ、って人にはいいのではないでしょうか、、

そんな人がたくさんいるようには思えませんが_(:3 」∠)_

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?