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ブラブラしながら発見したこと

めんどくさいと思いながらも書いていきます。

漢字検定が11日後にありますが、2週間くらい勉強していないです。帰ってきてお風呂に入りながら、「あー、やらなきゃ」という恒例の嫌な思いを抱きつつ、結局は自然と勉強する習慣が大切なんだと悟ります。けれども、この習慣はあくまでも自分が勉強していると納得するものであって、合格するかどうかとは全くの無関係なのに勉強しているかどうかで安心感が得られそうと思うのは不思議なものです。

ブラブラしながら、とタイトルに書きましたが、買いたい本があって本屋さんに行きました。その道中でアスファルトを這う幼虫の写真に撮る人を見て、視野が広いなと感心しました。日頃からそれなりに色んな所を見て歩いているつもりでしたが、全く気づきませんでした。『街角さりげないもの事典』を少し読んで、街に隠れた意図がたくさんあると知ったものの、同じ事例は発見できていません。

ここ最近は、身近な物も見方を変えればワクワクするのでは? という思考があります。見慣れた景色でも捉え方によっては違うように感じることができる。こういう考え方が人生を豊かにするのではないかと思っています。

本屋さんに行けば、高校生が「家庭学習やるのがめんどくさい」と会話していました。それって単に宿題のことでは?と。言い方を変えれば印象も変わります。今は宿題を宿題と言うのかすら分かりません。というよりも単に家で自学自習することを家庭学習と言っているのかもしれません。なぜ家庭学習=宿題と私が捉えたのも謎ですが。まあ、勘違いかもしれませんが、物も言い様で良くも悪くも見えると思いました。

目的の本は発見できましたが、結局買いませんでした。目的の本は以前に読んだ『スマートな悪』です。

図書館で読んで良かったので買おうと思いましたが、もっと良いと思えるものがありました。『責任と判断』というハンナ・アーレントの本です。

『スマートな悪』もアーレントが研究したアイヒマンについて書かれていましたが、根本を辿るならアーレントの本を読まなければと思ってこちらを買いました。和訳ではありますが、哲学者の本を読むのは初めてです。だいぶボリューミーな本で挫折しそうですが、読んでいきたいと思います。

この本は普段は行かない岩波文庫が置いてあるコーナーの近くにありました。岩波文庫もいずれは読みたいと思っているものはいくつかありますが、手が出にくいです。ふと並んでいる本の表紙を見て思ったのは、手に取らなくても棚を見るだけであらすじが読めるのは何かいいなって。表紙がシンプルなデザインになっているので、自然と文章に目が留まる仕組みなのかなと。

と、ここまで書いたことを発見しました。帰ってからは冒頭に書いた通りです。「やらなきゃ~」って思っても一生やらないことは分かるので、フラッと模擬テストをやると142点でした(合格点は160点)。本当に受かるのやら?

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