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ネットがなかったらここまで生きられなかったと本気で思う

私がひきこもりだった頃のこと

でも、やっぱり誰かと繋がりたい

高校を卒業してしばらくひきこもりニートをしていた頃、ブログやサイトをやっていました。
人と関わるのが怖くて不登校やひきこもりになったのに、本当は心のどこかで誰かと繋がりたいと思ってたんだと思います。


「調べる」「やってみる」ことが仕事につながった

ブログやサイトを作るために検索して色々調べて、Adobeのソフトの使い方も検索して調べて、全部独学で趣味の範囲を出なかったはずのことが、ひきこもりを脱して働くとなった時土台になってくれました。


コミュニケーションが怖くならなかったのは、ネットがあったから

小説サイトだったので、ネット上でのやり取りでしたが色んな方から
「この小説が好き」
「このキャラが健気で泣きそう」
「このシーンが好きでずっと読んでます」
とコメントをもらえて、そのうれしい気持ちを少しでも言葉にして相手の方に返したくてお返事を書いていたので、働き出した時も相手の気持ちを想像したり、感謝の気持ちを伝えたりというコミュニケーションの基礎中の基礎の部分だけは忘れないでいられました。

ひきこもりになって、人間関係に傷付いて躓いたまま怖がって何もしないままだったら、きっとどんどん閉じこもって言葉が出なくなっていたと思います。


ネットには、質問したら教えてくれる奇特な人がいる

外に出るのも怖かったあの頃、ネットがたくさんの出会いと繋がりをくれました。
検索すれば広告もアフィリエイトもないのに知りたかった情報をたくさん載せてくれていたり、質問サイトで質問すればめちゃくちゃわかりやすく教えてくれる人がいました。

新しいスキルを勉強中の今も、
「○○したいのですが✕✕になってしまいます。△△は試したのですが今度は●●になってしまいました。アドバイスをください」
と書き込むとどこからともなく親切な方が現れて
「□□をこう書くといいですよ!」
「△△の記述が間違ってますね」
と私が○○できたとしてもその方に何のメリットもないのにアドバイスや解決策を答えてくれます。


昔も今も、ネットはいつでも居場所をくれた

昔書いた小説はPixivに移しましたが、もう何年も前に書いた小説に今も「すき」や「いいね」をしてくださる方がいて、そのたびにうれしくなります。
始めたばかりのnoteにも色んな方が「スキ」を押してくださって、自分の大切な居場所がひとつ増えたというか、居てもいいんだなと思えて、うれしいという以上に何だかとてもほっとしました。

ひきこもりだった頃、毎日将来が不安で怖くて仕方なかったのですが、ブラウザを開けばいつもこれまで知らなかった世界や新しい情報、画面の向こうの誰かと繋がれました。
今こうして何気なく生きてるけど、あのどうしようもなく孤独だった時、ネットがなかったら絶望して死んでたんじゃないかな、とわりと本気でそう思っています。


読むだけ、スキやフォロー、コメントなど全部うれしいです!ありがとうございます。