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ADHDの私は、人の ”長所” を見つけやすい。


ADHD_noteです。


今回は、ADHDの私は、人の”長所”を見つけやすい。ということについて書きたいと思います。


たとえば、

”あの人ってなんか感じいいですよね” とか、
"あの人ってああいうところがいいんですよね" と、いうようなことです。

もう少し具体的に言うと、

あの人って、結構キツいこと言ったりするけど、フォローが完璧だし、人間味ありますよね。

あの人って、誰に対しても接し方が変わらないところに、好感が持てます。

あの人って、すごい行動力あるし、困った時になにかと助けてくれるんですよね。

あの人って、いつも服装がきちっと整っていて、姿勢が良いんですよね。

というようなことです。

(※ちなみに、上記の例は、私がこれまでに会った人を思い浮かべながら書きました。笑)


以前、ADHDの私は、人間観察をして学ぶ。と言う記事を書きました。


私は、人を”褒める”ということも一つの才能だと思っています。

そう思えるのは、私自身のこれまでの人間観察から、”人を褒める人” だったり、”人のことを否定しない人” などから、 ”人の長所を見ること” について学んだことが多くあったからです。

小学校で、先生から言われそうなこととして、

「人の良い所を探そう」

「人の良い所を見つけよう」

「人の良い所を褒めよう」      


という言葉があります。

なぜこのようなことが小学校で言われがちなのか?

私には、詳しいことはわかりませんが、ちょうど小学生くらいの年齢の子供に行う”指導”として、(児童心理学などの視点から)学習指導要領などに盛り込まれているのかもしれませんし(実際に盛り込まれているかは不明です)、”道徳” の授業カリキュラムで、”友達の良い所を探そう”と言うことを授業・クラス内で指導するようにしなさい。と、決まっているのかもしれませんが、不思議と小学生時代に良く聞いた話ではあります。

ちなみに。なんだか、いつも義務教育批判ばかりになってしまうな・・・ということは、自覚しています。(まぁ、義務教育を受けていた時期にいろいろありましたので・・・。)

それと、

「人の良い所を探そう」

「人の良い所を見つけよう」

「人の良い所を褒めよう」  

という言葉自体を、私は否定しませんし、

単に、”○○君は頭がいい”、”○○さんはスタイルが良くてかわいい” という、客観的事実ベースでの ”いいとこ探し” も全然良い(むしろ義務教育では歓迎されるべきだ)と思っています。

○○君は、科学者とか、技術者になれば良いと思うし、
○○さんは、モデルとか、芸能人になれば良い。と本気で思うからです。

私はただただ、
「人の良い所を探そう」「人の良い所を見つけよう」「人の良い所を褒めよう」という言葉を言っている教師自身が、本心から生徒の良い所を見ているのか。果たして、子どもたちの良い所を見つけた上で言っていたのかな?と思うだけです。


さて、

ADHDのある私は、”人の良い所を見つける能力” が、人より優れていると思っていることについてです。

なぜ、ADHDのある私が、人の”長所”を見つけやすいのか。

私が思うところでは、

結局は、私自身にできないことが多すぎるために、他人に求めるハードルが低い(=他人に自分ができないことを強く求めない)こと。

これが、最大の要因と考えられます。


”他人に求めない” というのは、

たとえば、(私は脳特性からケアレスミスが非常に多いんですが)

会社で給与計算を担っている人が、私くらいの処理能力でしか業務をこなせず、ミスばかりしているということがあった場合に、(私はそういうことは十分にありえるということを、とても理解できるので)全然許容できるし、その人が持っている他の良い所を見つけることも瞬時にできるということです。


たとえば、その人が居ることでチームの雰囲気が良くなっているなどです。(いわゆるムードメーカー的存在です。もしかすると、”その人が居るから会社に来るのが楽しい♪” と思っている人も居るかもしれませんww)

逆に、もともと私より10倍以上の経理事務が出来て、給与計算などの能力が抜群に優れている。という人に対しては、直接、『○○さん、すごいですよね~!』『私には一生かかってもこんなことできないことですよぉ!!』と私は率直に伝えます。

その人が経理事務に適していて、バンバン仕事をこなせるというのは、紛れもなくその人の ”長所” です。


もちろん、前者(経理事務が苦手な人)の場合、その仕事は他の人に変わってもらうことになると思います。


それを決めるのは組織や、組織の中の偉い人がやることです。

だからこそ、
組織や偉い人には、発達障害をはじめとした知識を含め、人の得意分野=良い所を活かすような視点を持って人材を活用してほしいと私は思っています。


ちなみに画像は、いいね!は、ネットよりもリアルでしたい。的な画像。

raphaelsilvaによるPixabayからの画像

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