令和の科学はメッセージ性にあり

今回は僕が科学に興味関心を持つきっかけになった番組をご紹介します。

皆さん、1995年~2000年頃に放送されていた「ビートたけしの万物創世紀」という番組をご存知でしょうか?
毎週様々な科学テーマについて特集するドキュメンタリー番組なのですが、僕はこの番組が大好きで、毎週欠かさず観ていました。

僕は小学校の頃から理科や算数が好きだったのですが、この番組から受けた影響はかなり大きかったです。

この番組がよくある他の科学番組と違ったのは、とにかく伝えるメッセージ性が強烈で、科学を通して人間の持てる可能性や事物の在り方についてまで問いかけていたことでした。

例えば↓の動画は、「爆発」というテーマを扱っているのですが、人類が生み出した爆発は一瞬で数万の命を奪う兵器になる一方で、人々を感動させる花火や宇宙へ旅立つためのスペースシャトルのエネルギーにもなると伝えてます。


ただ実験風景を流したり事実を伝えるだけの番組とは 一線を画していたなと、大人になった今改めて思います。

実際僕はこの番組に出会って科学や理科というのが単純な「学校のお勉強  」なのではなく、自分の存在価値や可能性、アイデンティティと向き合うきっかけになれるものだということに気づくことが出来たので、その後の興味関心の継続に深く繋がったのだと思います。

番組が終了してから20年近く経った現在でも似たようなメッセージ性のある番組は少なく、理科離れが度々話題になる中このような教養番組が減ってしまったことが悲しく思います。

先日板橋のキャンパス長と話していた中で、万物創世紀のような強烈なメッセージ性を持った科学プログラムが作れたら絶対面白いし、Pebyが伝えたいことを子ども達に深く教えられそうだよね!という話題が挙がりました。

特に、「人間の持つ可能性」はAIやロボットが台頭するこれからの時代だからこそ子ども達に伝えたいメッセージです。

まだとっかかり段階ですが、まずはフリープログラムなどで上記のようなコンセプトのプログラムを作れたらと考えています!Pebyの科学分野の進化にご期待ください!


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