10questionsの裏側~夢はありますか?~
こんにちは。
en+プロジェクト 杉山です。
今回は先日お届けした10questionsのインタビューの裏側をお届けしたいと思います。
◎2時間のロングインタビュー
10questionsはもともと坂田さんが担当していた企画。
en+のミーティングの中で出てきた、社員のもっとパーソナルな部分を見える化したい!という提案からスタートしました。
これまで、Aチーム藤井さん、ウイリング長谷川さん、採用担当 宮本さん×2回、Sチーム堀立さんと4名の社員をご紹介。
10個の質問を通じて、各社員のパーソナルな部分に迫りました。
そして、5人目は新たな挑戦をする坂田さん。
セルフインタビューではなく、杉山にインタビューして欲しい!と依頼があり、このようなカタチでお届けいたしました。
これまでは基本的にはgoogleフォームを使って質問に回答してもらい、必要であれば追加で話を聞くというスタイルで実施してきましたが、今回は10個の質問を事前に用意せず、その場で聴きたいことを聴いていくスタイル。
まとまるか心配になりながら約2時間のインタビューを敢行。なかなか大変でした(笑)
◎ 一番印象に残ったのは「夢は無いです」
インタビューの中でこんな質問をしてみました。
「坂田さんの夢は何?」
普段から「日本人は夢を持っていない人が多い!」だの「夢の持ち方を知らない人間が多いんだ!」「もっと夢を!」的な会話を繰り広げていたイメージがあったので、改めてこの質問をしてみました。
考え込む坂田さん。
考えた結果、出てきた答えが
「夢はないです」
やりたいことは沢山ある。
こんなことをやりたいんです!
こうすることで、明るい人を増やしたいんです。
就活がこんな風になったらいいな。
学校がこんな風になったらいいな。
会社が、学生が、就活生が、先生が、働く仲間が…。
そうやって熱く語ってくれるのですが、そこでふと疑問に思ったわけです。
それをすることで、坂田さん自身はどうなりたいの?坂田さん自身の叶えたいことは何?と。
そこで聞いたのが「坂田さんの夢は何?」でした。
ちなみに、インタビュー記事をまとめたものを、事前に坂田さんに共有したところ、一番印象に残った言葉は「夢はないです」だったそうです。
これは、私も同じでした。
◎ 質問の意図
この質問の意図としては「やりたいことの先に何があるのか」を知りたかったということ。
やりたい。
挑戦したい。
新しいことを取入れたい。
こうやって考えて発信することって、すごくいいこと。これはどんどん真似したい姿勢ですよね。
だからこそ「それをすることでどうなりたいのか」「どうなるのか」ということを合わせて発信できれば共感し、心が動き、賛同してくれる人が増えるのではないかと感じました。
これは、何も個人に限った話ではなく、会社内での提案や新しく導入する取組み、仕組みなども同じ。
「よくわからないけど始まったからやる」よりも「こうなるためにやる」の方が自分自身も周りも主体的に取り組めると思いませんか?
会社から社員への発信も。
社員から会社への発信も。
社員から社員への発信も。
全て同じですね。
◎そこに本当に夢はない?
さて、このやりたい事と夢について、坂田さんからこんな話が出てきました。
僕は就活サポートをやりたい。
そこに対して熱量もあるし、就活について楽しみながら話したりサポートする事もできる。でも、それは夢を実現する熱量ではないんだと思います。「就活」っていうものに対しての熱量です。
例えば、某テレビショッピングが「これいいですよ~!」「おすすめですよ~!」「これを使えばこんなプラスなことがありますよ!」と自信のある商品をオススメする熱量と同じです。
さて、本当にそこに「夢」はないのでしょうか?
テレビショッピングの会社はその商品をなぜ、熱量高く伝えるのか。そこまで熱量高く伝えて、その商品を沢山の人に買ってもらうことでその会社はどうなりたいのか、何を実現するために商品を売っているのか。
商品を売るために熱量高く伝えることは「手段」
では、その「目的」は何だと思いますか?
商品を売ること?
では、商品を売る「目的」は?
そんな風に深堀しながら考えてみると、少し見え方が変わるかもしれません。
◎ 夢とVISIONは違う?
何を実現するために…というと「VISION」を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。では、「夢」と「VISION」は同じなのか…というと、少し違います。
夢はどちらかと言うと「叶うといいな~」的なものとして表現されることが多いもの。一方、VISIONはもっと現実的。構想をしっかりと考え、枠組みを作って思い描くもの。
見ている方向が「未来」という点では同じ。
しかし、ちょっとニュアンスが違います。
ただ、これは個人的な考えですが、VISIONは「夢」から生まれるものなのではないかと思っています。
そして、その夢から生まれた「VISION」も作れば自動的に叶うものではなく、たどり着きたい場所から逆算し実現させるためのプランを立てる。そしてあとは実行していく。その繰り返しが必要になります。
これは会社でも個人でも同じですね。
◎ 編集後記
さて、冒頭で「新しいことに挑戦する」とご紹介させていただいた坂田さん。
坂田さんといえば挑戦。
挑戦といえば坂田さん。
入社してから様々な挑戦を続け、新たなステージを開拓してきました。
例えば就活セミナー。
初めは社内で導入し、その後、学校へご提案させていただき、ある専門学校でお試しということでセミナー開催のチャンスをいただきました。そして現在は大阪、福岡、東京の専門学校で就活セミナーを開催しています。
坂田さんの考え、姿勢に共感した人たちが、スポットライトをひとつずつ当てていき少しずつ明るさが増しスポットライトがあたる範囲が広くなっていく、そんなイメージですね。
これから新たな挑戦をする坂田さんや今、何かに挑戦している方、そしてこれから挑戦を始める方、みなさんのステージにたくさんのスポットライトが集まりますように。
それでは、本日はこの辺りで。
ご覧いただきありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
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