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主役は子供

今年度からスクールを受け持つことになりました。
小学校1~3年生クラスと小学校4~6年生クラスです。

今回はスクールを観ることになったので、
自分の考えを書きたいと思います。

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教えずに気づいてもらう

まず一番大事だと考えていることは

教えない、教えすぎない

ということです。
子供たちは素直なので、教え込んでしまうと
僕が教えたことを正解だと今後も思い、
自分で考えることから離れてしまうからです。

よく見ていると、コーチのプレーの真似もしています。
しかも、状況に関係なく。。。
いつも同じプレー、コーチの真似になってしまいます。

そういう意味ではコーチがプレーするときも
気を付けてプレーしたいですね。

子供は本当に多感です。
ここでは子供と表現していますが、
僕は一人の人として付き合うようにしています。

こうしたらどう?
今のはどうかな?
もっと上手にやるためにはどうしようか?

と、問いかけて自分で判断してもらいます。
そして、子供たちに判断をゆだねるので、
決して大きな声で怒りません。

子供たちが委縮してしまう、
子供たちが大人の顔色を伺うようになってしまうから。
子供たちが自由に自分を表現してもらえるようにしています。


サッカーは習い事じゃない

サッカーを習い事のようにとらえてしまうと、

『技術を教わった。』
『これを教えてもらった。』

と、できることが増え、上手になったように感じます。
観ている保護者の方も、そうかもしれません。

でもサッカーは相手がいるスポーツです。
自分のタイミングで技術を繰り出せるわけではありません。

ただただ技術を教え込んでしまうと、
その技術をやることで満足してしまい、
実際の試合中にそのプレーが効果的だったか
判断しなくなります。


子供から判断を奪わない

あくまで
『相手がいる以上、相手がきたらどうするのか?』
を考える。その為に
『相手が来ているのか、来ていないのか』
を分かるようにする。

そして
『相手がきていたらどうするのか?』
その方法論を子供たちが自分で考えられるようにする。
これが全てです。

方法論の選択を子供達から大人が奪わないようにする。
外から大人が
『ああしたほうがいい、こうしなさい』
ということは簡単で、教えている方も
教えた気になるんですが。。

ここの折り合いが指導の難しく、楽しいところです。

そもそもサッカーは


そもそもサッカーは
『ゴールを奪うために、ゴールを守るためにどうするか?』
『ボールを奪われないために、ボールを奪うためにどうするか?』
これを突き詰めて考えるだけです。

時期によって、色んなキラーワードが出てきますが(笑)。

日常生活とサッカー。


僕は日常生活とサッカーはつながっていると考えています。
日常生活で色んなことに気が付ける選手は
サッカーでも色んなことに気が付ける。

その逆もあります。
サッカーで色んなことに気が付けるようになると、
日常生活でも色んなことに気が付けるようになる。

サッカーは相手、味方がいます。
人と一緒にサッカーをします。
スクールは違う小学校の子もいるし、
もしかしたら、学校以外の初めての集団行動かもしれません。

そんな中で、他人のことを想い
行動できるようになってもらいたいと思っています。

他人のことを思うために、
よく周りを観ないといけません。

自分勝手にならないように、
自分で考えて、行動できるように。

よく周りを観て、考えて行動する。
サッカーと同じですね。

サッカーを通じて、日常も考えて行動し
優しい人に育ってもらいたいと思います。

まとめ


今日はスクールを受け持つことになったので
僕のスクールの考えについて書きました。

子供たちに気づきを与えられるような声掛けをして
子供たちに判断してもらう。

なかなか辛抱がいることでもあるみたいですが、
僕の、のほほんとした性格なのか
全く気になりません(笑)。

不思議と色んな事に気付けるようになってくると
サッカーの判断もよくなってきています。


今後も子供たちに色んな事で声をかけてもらえるように
こーちというよりも
なんでも話せるお兄さん(ん、もうおじさんか?)の
雰囲気でいられるように、力を抜いて活動していきます。

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