【手術って大変】day3_2024/1/19

一昨日の晩にアキレス腱を切り、昨晩近くの整形外科でアキレス腱断裂の診断を受けて、今日は紹介状を持って大きな病院へ。


信頼たる情報は

昨日、近くの整形外科で紹介状を書いてもらい、手術が受けられるような大きな病院を探して診察を受けるということになっていました。
じゃあ、『手術が受けられる大きな病院ってどこ選べばいいねん』ってなっていたところ、実際にアキレス腱を切って、手術を受けてよかったという病院を紹介してもらえた。
親が整形外科をしており、そのDr.パパからしてもいい病院だということで、
そこにしようと決めたのだが。。
念のため自分自身もちゃんと調べておくべきだと、他の病院も含めて調べた。
今回は自宅からある程度の範囲で、8つの病院を調べた。
・受付時間
・診察時間
・予約可否
・先生
・評判
・アクセス
等々、いくつかの要素を比較するのだが、やっぱり最後は紹介してもらった病院が安心だと感じ、そこにした。
業界の人や当事者に聞くというのは、やはり一番安心できる。
弱い繋がりでもいいから、そういう人が周りにいると、いざというときに心強い。
浅い情報であれば、いくらでも集められてしまう今の時代に、1次情報にアクセスできるようにしておくことはとても重要だなと改めて感じた次第である。
また、ネットリサーチの時も、病院を調べる際の方法を今回自分でやってみて学んだ。
●論文検索すること
これは意外といい方法だと感じた。
手術や経験として実績のある先生は、臨床に加えて論文等を出している場合もある。
今回選んだ病院の先生は、「日本臨床スポーツ医学会誌」にも掲載があり、安心できると考えた。
論文検索する際は、
・通常の検索
・Google scholar
・PDF検索
なんかが有効かなと、備忘のために書いておきます。

そんなこんなで、その病院にいくのだが・・

松葉杖での大都会

今回は、まだ体力と気力と時間があったので、電車で病院まで行くことにした。
これまた、大都会の洗礼を受けるわけだが、私は左足に添木と包帯をつけ、松葉杖での移動。
最初の最寄り駅までの移動では、エレベーターにたどり着くまでに苦労した。
そこから電車に乗って、乗り換えて、最後はバスで移動するのですが、とても体力を使って、汗をかくレベル。電車の中で上着を脱ぐほどだった。
移動中に感じたことは、

①すごく申し訳ないと感じてしまうこと
②場所がはっきりしすぎていること
③スマホ!イヤホン!

の三つ。

①すごく申し訳ないと感じてしまう
のは、やっぱり移動が遅く、場所もかなりとるので、周りのスタスタ歩いている人たちの流れを遮るという点で、ものすごく申し訳なくなる。
こればっかりは仕方ないと自分に言い聞かせつつも、申し訳無さはなんとも拭えなかったな。
ただ、そんな中でもエレベーターの乗り降りで優しくしてくれる人にはすごく暖かさを感じた。
が、そういった人たちは基本的に自分と同じように移動に制限がある人や、
子供を連れたお母さんだった。
同じような境遇の人の気持ちというのは、察しやすいが、そうじゃない場合は、容易には相手の境遇は理解できない。
ただ、そこへの想像力が次の世代につないでいくための大事なことだとは思っているから、自分はいい機会だと思い、今まで以上に周りや自分とは異なる境遇の人への洞察を高めたいと思う。

②場所がはっきりしている
とうのは、初めて気づいたが、
優先座席は結構空いている。けど、一般座席は絶対に譲ってもらえない。
とうこと。
あくまで今回の自分が乗った電車、車両に限ってなのかもしれないが、
優先座席は、そもそもそこに座るべき人以外は座っていないイメージだった。が、一般座席は、自分のような松葉杖の人間が入ってきても、誰も微動だにしなかった。むしろ一緒に乗り込んだとしても、我先にとみんな座席をとりに行き、自分はその様子をみながらゆっくりと窓際の手すりに向かった。
これに関しては、何かを言及する気はないが、まあそういったものかと感じたまでだ。自分を特別扱いして欲しいとも思わないし、20分くらいなら片足でもたってられる。鍛えているからな。
ただ、自分に置き換えた時、どうかなとも思った。
極力、立っていようと何故だか個人的には思った。
いや、立っていられるように強い体と体力をつけておこうと思ったのが事実かな。

③スマホ!イヤホン!
これは、もう当たり前の世の中だが、
やっぱり人の視覚と聴覚を完全に持っていってしまっている。
私が松葉杖での後ろから近づいても、その音すら全く聞こえない人もいれば、正面から歩いてきて、ぶつかるギリギリで気づく人。
こちらが道を開けて、通り抜けてしまわないとぶつかるような人。
いろんな人がいた。
皆、それぞれいろんな事情を抱えて移動をしているのだろう。
自分自身も普段はものすごいスピードで歩くこともあり、人の合間をかき分けて進むタイプだ。
ただ、その時は前をみて人の動きを予測して先に動く。なぜならそのほうが早く移動できるから。
やっぱり、スマホとイヤホンは、時間を充実させてくれるが、大事な瞬間に気づけなくする可能性があるんだなと、なんとなく思った。
今回の例は全くそういった瞬間ではないが、普段の生活でもスマホ・イヤホンに視覚・聴覚を奪われていると、その分気づけないことが多いのだとは、
人の振り見て再認識したといったところかな。

手術って大変や

そして最後は、病院についてから。。
診察をしてもらい、検査を一通りして、説明を受けて、予約して・・
病院についてから出るまでは、かれこれ4時間近くかかったな。
多くの患者がいたが、自分が最後の患者だった。
看護師さんも帰る時間だったろうに、申し訳ないなともちょっと思ったが、
何よりもやることが多かった。
初めての入院なので、これほど大変なのかと。
アキレス腱の手術は感染症のリスクが高いということや、全身麻酔をするということもあり、血液検査等もかなり多くの項目で実施した。
手術っていうのは、ものすごく大変なことなんだと、実感した。
それと同時に、お金もかかるなと・・。
入院費や手術費等々含めると、二桁万円以上のお金がいっぺんに飛ぶ。
これは、保険適用されての金額で、自分の場合は高額医療制度を活用した場合であってもだ。
これはなかなかの出費ということで、
・単純に準備や対応への大変さ
・金銭的な負担という面での大変さ
の双方が手術にはあるのだと、初めて実感した次第だ。

健康でいることの大切さ

少し、暑苦しさが入ってしまうが、いつも思う。
やっぱり健康でいることほど大切なことはない。
病気や怪我でこういった手術を受けるとなると大きなお金が飛ぶ。
それならば、毎日できるだけ健康でいられるようにお金を使う方がベストであろう。
ただ、よく言われるが、日本では保険制度が充実していることや、意識の問題からか、みんな日頃の健康を疎かにしがちだ。
飲酒や喫煙。食の質。こういったものに注意しないと、あとで大きなお金が必要になる。
毎日の食事にちょっと投資をして、健康でいた方が、よっぽど効果的だと思うし、そうすべきだと思う。
もちろん、余裕の有無は人によりけりだから、誰もが健康に投資できるとは思っていない。もしろ、健康への投資等のは今や贅沢な行為だとも個人的には思う。
これだけ物価が上がり、食材の値段が高くなったら、安くて量の多い物を選ぶよな。いや、選ばざるをえないよなとも。
こういった部分は結構な社会の闇だと思うから、なんとかしていきたいな。と思っているが、なかなか簡単ではない世界だから、引き続き思考を凝らそう。
国もそうだが、医療費が問題なのであれば、一人でも多くの人が健康でいられる社会を作るべきだと思うがな。病気になってからではなくて、いかに健康でいられるかをもっと健康というテーマについて、真剣に考えるべきだと、私はそうおもう。
・・少し熱くなってしまったが。
自分も気をつけているつもりだったが、怪我への予防は少し甘かったかもしれない。。今回の手術費用は高い勉強代だと思おう。

さて、次は手術の準備。
無事に終えられるように備えよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?