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就活ノウハウ集

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大学院生ポスドク向けの就活ノウハウを集めたマガジンです。
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記事一覧

アカリク式ES作成のポイント

十数年にわたり大学院生やポスドクのキャリア支援をしてきた株式会社アカリクが、エントリーシート作成のポイントをまとめましたのでご活用ください! ▼全編はこちら▼ https://acaric.jp/articles/guide/502 ▼全編はこちら▼ https://acaric.jp/articles/guide/502 *** *** 株式会社アカリク(https://acaric.co.jp/)は「知恵の流通の最適化」という理念の下、大学院生やポスドクを対象と

博士人材の就職活動の大前提

このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。 情報リテラシーの高い博士人材は、就職活動でも成果を出す大学院生、特に博士の就職活動は適切に十分な情報を収集し、正確に読み解けるかどうかにかかっています。具体的な情報の探し方のひとつとして「大学院生に理解のありそうな企業を探すこと」があげられます。新卒採用を行っている一般企業の中には、そもそも大学院生を対象としていない場合もあります。募集要項に「高卒、短

文系大学院生の就活は日頃の準備が鍵

このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。 よく使われる「文系」「理系」という区分は大きすぎて例外も多々ありますが、ここでは「非技術系」という意味合いを込めて「文系」と呼ぶことにします。心理学や経済学などを専門とする場合はここで言うところの文系には該当しない恐れがありますがご了承ください。 非技術系の能力や成果は伝わりにくい定量的な研究は具体的な数字が出せるため理解しやすく伝わりやすい傾向があ

産業界から見た物理系人材の特徴

今や大学は研究者の養成機関であるとともに、社会の様々な分野で活躍できる高度な知力を持った人材を輩出する場所となった。理系分野においては大学院への進学率が高い傾向にあることから、産業界に現れる理系人材は大学院生が目立つようになってきている。その中でも特に「物理系人材」の採用について採用企業側の視点で特徴を見ていく。 産業界との繋がりのイメージ機械工学は製造業、生物学や薬学は製薬会社、経済学や数学は金融業界、情報学はIT業界、というように産業界との繋がりがイメージしやすい学問分

大学院生はインターンシップに参加するべきか

このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。インターンシップは主に夏や冬に行われますが、長期の休みこそ研究に専念したい時期でもあるかと思います。 バランスの取り方は分野やその人によって異なるかと思いますが、忙しい大学院生は早くから情報収集を始めるのがおすすめです。その手段として実際に仕事の一部を体験できるインターンシップは業種や職種への理解を深めることに有効です。また、採用選考とは一応分離している

自己分析の極意は三つの観点にある

このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。就職活動に限らず、自己分析は自身の進路を切り開く上で重要なツールです。過去を分析し、現在を理解して、未来をより良い方向に変えることができます。ただ、自己分析という言葉が独り歩きして非常に浅い段階で止まってしまっている方も多いかと思います。ここでは三つの観点を援用した自己分析を説明します。ESや面接の選考を勝ち抜くための基礎として自己分析をもう一度行っておき

失敗する!やってはいけない大学院生の就活方法

このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。就活に絶対的な正しいやり方はありませんが、ありがちな失敗するパターンというものは存在します。ここではアカリクにご相談いただいた大学院生が陥っていた失敗パターンの典型例をもとに、リスクを回避するヒントをご紹介したいと思います。 失敗1:一度に20社以上へ応募する大学生であれば50社、100社と応募することも多いようですが、大学院生の場合は良い方法とは言えま

研究者を目指す上で知っておきたい数字

このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。小学生から高校生を対象とした意識調査によると、将来なりたい職業として「研究者」「科学者」「学者」「大学教員」は一定の人気があります。そして大学院まで進学する方の場合はかなりの割合が修了後の進路として希望していると思います。しかし、企業や大学等の研究者、大学教員となることは、やはり容易ではありません。アカデミアでの活躍を目指すためには、情報を正しく認識するこ

Acadexitして企業転職する場合の注意

このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。Acadexit(アカデミアを離脱)してポスドク(任期付き研究員)から企業への転職を考えている方に向けた転職情報をお伝えします。 転職を成功させるために考えようまずは「苦境から開放されたい」という気持ちを「より明るく楽しい未来を掴む」ようなイメージに切り替えましょう。ネガティブな感情が書類や面接に現れないようにするためにも、転職に対するマイナスな気持ちを

応募書類に研究内容を書く時のコツ

このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。大学院生が企業への就活に置いて応募書類を書く時に、研究内容をどのように書くと良いかという情報を一般化しています。アカリクで支援した方々の応募書類に対する企業からの反応をふまえていますので、研究で自分をアピールしたい学部生や、ポスドク・若手研究者の方にも参考となるかと思います。 大前提:大学院生 ≠ 研究研究活動が生活の大きな部分を占める大学院生にとって、

大学院生が就活に向けて今から出来ること

このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。本格的な就職活動を始める前や初期に今すぐ始められることをまとめています。基本的に大学院生を念頭に置いていますが、対策の仕方や姿勢は学部生でも大きく変わりません。 コア能力を手がかりに自己分析する大学院生は専門性や研究内容に注目しがちですが、実はその基礎となっているコア能力は汎用性が高く、企業で活躍する社会人が身につけているものです。 大学院生の持つコア

面接の心得 for 大学院生

このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。これから面接を受ける大学院生に向けて書かれていますが、大学生や転職希望者にも参考になるような基本的な内容になっています。 よく採用面接は企業側も求職者側も対等な立場だと言われますが、やはり選考される立場であることから求職者に準備や努力が要求されます。そして内定を獲得するということは、選択権が企業から求職者に渡るということです。内定を勝ち取る瞬間まで気を抜

失敗体験から学ぶ 大学院生の就活対策

このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。アカリクで受けた相談内容を基にして先輩院生の失敗体験を反面教師にした対策をまとめています。基本的に大学院生を念頭に置いていますが、大学院進学予定の学部生にも読んでもらいたい内容です。 専門性や研究職にこだわり過ぎるな!大学院生のあなたには学部生までと異なり研究活動をしっかり行ってきたという自負があるはずです。その誇りは自己のアイデンティティとしても非常に

大学院生だからこそ気をつけるべきポイント

このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。初めて就職活動に挑む大学院生を念頭に置いた概論的な内容になっています。まだ具体的に就活をしない方にも、既に就活が進んでいる方にも、就活の要点について予め学んだり現状を振り返るのに最適です。 就活市場における大学院生という存在政府統計の学校基本調査によると、平成30年3月に学部を卒業して就職した方は436,097名(全体の約86.8%)でした。これに対して