大学院生はインターンシップに参加するべきか
このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。インターンシップは主に夏や冬に行われますが、長期の休みこそ研究に専念したい時期でもあるかと思います。
バランスの取り方は分野やその人によって異なるかと思いますが、忙しい大学院生は早くから情報収集を始めるのがおすすめです。その手段として実際に仕事の一部を体験できるインターンシップは業種や職種への理解を深めることに有効です。また、採用選考とは一応分離しているものですが、会社の文化や社員の方々と相性が良いことがお互いに分かっていれば面接もスムースに進められることでしょう。
この記事ではアカリクWEBの利用者から頂いた声の一部を抜粋して掲載しています。インターンシップについて先輩たちの体験談を見てみましょう。
情報・通信系 20卒 関東
『就活を始めるにあたって』
まず時期。これは早いに越したことはない。夏のインターンシップが開始する前から動くのがベスト。 また遅くなったと思っても、焦らず自分のペースで進めることが大事。 さらに、自分の行きたい企業を深く考えること。仕事は人生の大半を占める活動であるため、本当に好きなことでないと納得できないと思います。 面接では自分を素直に表現する事が大切。また、面接でしっかりと話せるように、日々意識しながら生活を送ることが重要だと感じました。
物理系 修士 12卒 関東
『インターンシップの重要性』
修士で就職した者です。就職活動は修士1年の後半に開始、内定もらったのは修士2年の3月30日です(笑)。私の場合は、就職したときに本当にその企業で働けるのかという不安が大きかったです。研究室では論文を出してはいたものの、仲間と比べるとそんなに活躍できていたわけではなかったので。今思うと、長い間学生として生きてきたわけですから、仕事って何なのかというのを少しでも把握しておけばよかったのかなあと思います。すごいスキルを必要とする仕事もあるのでしょうが、私のいたところに限って言えば、誰でもできるような作業をきちんとできるかどうかが重要でした(アルバイトであることを断っておきます)。面接の前に、インターンシップ等で仕事を経験しておくといいと思います。さて、自分の専攻は物理でした。
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