面接の心得for大学院生

面接の心得 for 大学院生

このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。これから面接を受ける大学院生に向けて書かれていますが、大学生や転職希望者にも参考になるような基本的な内容になっています。

よく採用面接は企業側も求職者側も対等な立場だと言われますが、やはり選考される立場であることから求職者に準備や努力が要求されます。そして内定を獲得するということは、選択権が企業から求職者に渡るということです。内定を勝ち取る瞬間まで気を抜かないように心がけましょう。

内定獲得のためには面接に合格していく必要があります。面接のテクニックは大それたものではなく、むしろ基本を抑えることが重要です。ちょっとした心がけで、相手に与える印象はずいぶんと違うものです。ここで面接への基本的な心構えを把握して、万全な状態で面接を受けましょう。

面接を成功させる7つのポイント

時間の無い方は少なくとも下記の7つのポイントだけでも実践してください。面接前のおさらいとしても有効です。

1.なぜ自分は書類選考に合格したのかを相手の立場で考えてみる。
2.遅刻しそうになったらすぐに連絡し、余裕ある到着見込みを伝える。
3.最初の挨拶で少し大きめの声を出すと、その後も元気な印象が続く。
4.面接ではプレゼンテーション能力以上にヒアリング能力が必要です。
5.喋りすぎは厳禁、どんな質問でも最大2分以内におさめる。
6.働くイメージを具体化するための質問をいくつか用意しておく。
7.メモを用意した場合は、面接官の了解を得た上で取り出す。

ちょっとした、些細なことが物事をうまく進めるカギとなります。面接もコミュニケーションの形の一つですので「相手の思考も汲み取る」のを忘れないように注意してください。

面接の日程が決まったら ~事前準備編~

☆改めて企業について情報を確認しましょう。
応募書類で志望動機を求められるケースも多いため、面接までに企業のことはしっかり理解されていると思いますが、説明会で貰ったパンフレットや会社ウェブサイトで公開されている情報にもう一度目を通しましょう。会社の規模(売上高、従業員数、事業所など)、特色となる商品やサービス、明記されている取引先の一覧、最近のニュースリリース(会社動向)、社長のメッセージ、といった情報は再度チェックしておきましょう。

上場企業であれば客観的な資料やデータを手に入れやすいので予備知識として確認しておくと良いでしょう。また、創業時のエピソードが公開されている場合は必ずチェックして、「なぜこの会社が存在するのか」「何をするための会社なのか」をおさえておきましょう。特にベンチャー企業の場合は創業者が今も社長を務めていることが多いため、創業時の想いが会社の雰囲気や意思決定に強く反映されていることがあります。

☆会社への質問はいくつか用意しておきましょう。
面接ではほぼ確実に「質問はありませんか?」と言われます。質問を書き溜めたメモを用意するのは積極性を示しつつ、落ち着いて質問できるので有効です。ただし、メモを面接中に見る場合は、面接官に許可を得てから取り出しましょう。面接の手順に厳格なルールがある企業の場合は認められない可能性もありますので、質問事項は基本的に頭の中に入れておくようにしましょう。

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