失敗体験から学ぶ

失敗体験から学ぶ 大学院生の就活対策

このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。アカリクで受けた相談内容を基にして先輩院生の失敗体験を反面教師にした対策をまとめています。基本的に大学院生を念頭に置いていますが、大学院進学予定の学部生にも読んでもらいたい内容です。

専門性や研究職にこだわり過ぎるな!

大学院生のあなたには学部生までと異なり研究活動をしっかり行ってきたという自負があるはずです。その誇りは自己のアイデンティティとしても非常に重要なので否定されるものではありません。しかし、そこに囚われてしまうとチャンスを逃してしまう恐れがあります。

専門性がいかせる仕事、研究を続けられる仕事に多くの大学院生が就職を決めていますが、特に研究職は枠が少ないので全員が得られるものではありません。以下は修士課程修了後と博士課程修了後の進路について、平成30年の学校基本調査のデータを基にして作成したグラフです。

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実数だけを見ると修士と博士で研究職に就いている人数に大きな差がありませんが、母数に対しての割合は博士が圧倒的に大きく、また仕事内容や待遇にも差が存在するので、研究職にこだわるのであれば、やはり博士課程を修了した方が良いのではないかと言えます。

さらに博士課程修了者の中にはポスドクとなった方もいらっしゃいます。以下のグラフは平成30年の学校基本調査に基づいた分野別の情報です。

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株式会社アカリク(https://acaric.co.jp/)は「知恵の流通の最適化」という理念の下、大学院生やポスドクを対象とした求人情報の提供やキャリアセミナーを開催しています。また、現役大学院生から大学院修了者まで幅広く対応したエージェントサービスも提供しています。他にもLaTeXの環境をクラウド化できるサービスも運営しています。

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