じわりと
暑い。
暑くなってきた。
「梅雨の時候」なんて挨拶したが、あれは一時の気の迷い。
晴れてますやん。
かんかん照りですやん。
気温上昇中ですやん。
ムッチャ炭酸水美味しいですやん。
そう
ここ数日ですっかり夏に近づいた感じ。
やはり天気は分からないものだ。
こう暑くなってくると喉越しに「シュワッ」とした感触を味わいたくなる。
あのシュワッとした感触がたまらないんですよね~。
ビール?
ハイボール?
梅酒ソーダ割り?
はたまたetc…
そろそろ仕事帰りにビアガーデンに繰り出し、皆でワイワイしながらビールを楽しんだりする人も出始める頃では。
「乾杯!!」
夏ならではの開放感を味わえる瞬間でもありますね。
いやはや季節が流れるのは早いものだ。
ここは一杯…
なんて書いているが、最近めっきり呑まなくなった。
家にいるときには全然だ。
休みの日や休みの前の日に嗜むくらいに楽しんではいたのだが、
最近めっきり呑まなくなった。
さすがに友人などと外で呑む時は、それなりに呑むのだが。
まあ、40代を迎えたわけですしね。
色々と気を付けようと思ったり、酔っていた時間の事などをもっと大切にしようと思ったりしているわけなんですよ。
いや、まあ人それぞれなんで一概に良し悪しは決めるものではないことを前提に書いているわけだが。
ご容赦を。
自分には今の生活スタイルが合っているみたいだ。
っとはいえ外に行ったりした時や、ごくたま~に呑もうと思った時にはその一杯にこだわって呑んでみたいもの。
シュワっと…
その後は?
むしろ一杯目から?
この暑いさかりにも好きな日本酒も良いかもしれない。
「夏吟醸」
簡単に言うと夏バージョンの吟醸酒。
夏になると日本酒の消費量が落ちてくるので、夏向きのお酒をということで色々な蔵から夏使用のお酒が出ている。
冷やしてさっぱり!
清涼感にあふれ、吟醸酒ならではの爽やかさやスッキリ感がよろし!
主観なんで人によっては意見は違うと思われるが。
そして夏吟醸バージョンのラベルで瓶に貼り出され、様々なデザインを見せてくれるのも楽しみの一つ。
好きなお酒で宮城県は萩野酒造株式会社さんが出されている「萩の鶴」という日本酒がある。
その萩の鶴にある「猫ラベル」という種類。
文字通り猫がラベルのお酒だ。
まあ、猫好きの人には可愛いんでしょうね。
確かに猫は可愛い。
その猫ラベルに夏バージョンというのが存在するそう。
パラソルの下でくつろぐ猫。
うん、実に味わい深い。
更に夏酒ではないが、萩の鶴にはメガネのデザインを施した「メガネ専用」ラベルなるものも存在する。
ええ、眼鏡とチョンとある目とニヤッと笑った顔がデザインの日本酒なんですよ。
何でもメガネをかけた蔵人達で醸したから「メガネ」ラベルなんだとか。
面白いですよね。
そして京都は北部(京丹後市久美浜)に位置し、イギリス人杜氏さんが醸す事で有名でもある木下酒造。
銘柄「玉川」や、「タイムマシーン」などが魅力の蔵元さんですよね。
凄く飲み応えがあり、様々なタイプがある。
夏には玉川のその名も「Ice Breaker」なるお酒も目にする。
ペンギンに雪!
何と涼し気なラベルであることか。
これが特徴的なお酒で氷を浮かべながら呑むわけなんですよ。
日本酒ロック!!
原酒で加水をしておらず、濃く味わいもしっかりとだけど吟醸酒ならではの味わいもあるので氷が溶けながらの変化を楽しんで吞むわけだ。
温度も変化し、氷が「加水」代わりにアイス・ブレーカーを変化させていく。
一杯でしっかりと楽しめる。
「Ice Breaker」には英語で場や雰囲気を和らげるものという意味もあるらしい。
このペンギンラベルの外見と言い、何てセンスに溢れたお酒なんだと自分で勝手に思っている。
それにしてもカッコイイ名だ。
新潟県は宮尾酒造さんで発売されている「〆張鶴」という銘柄のお酒も好きだ。
よく新潟県のお酒は淡麗辛口のものが多いというが、〆張鶴は凄く「穏やか」なタイプのお酒だと思っている。
本当に穏やかなんですよ。
まあ、感想には個人差はありますが。
その穏やかなること明鏡止水の如く…。
違いますね。
あまり主張をせず、かといって日本酒としてのアイデンティティを失わず…
争いごとを好まない(?)日本酒なんだと思う。
決して食と喧嘩せず、名脇役なら俺に任せろ!っといった感じか。
いぶし銀の魅力に満ちた日本酒だ。
調べてみると「〆張鶴 夏季限定酒」なる夏酒も存在する。
気になるところだ。
うん
こうやって書いていると吞みたくなる。
不思議なものだ(そうなのか?)
まあ、他にやりたいこともあるしお酒は控えておこう。
ウイルキンソンで完敗…いや、乾杯だ!!
そんな時間には音楽だ。
何を聴こう。
そうだな、「〆張鶴」タイプの寄り添ってくれるような音楽を聴こうか。
…
……
………
この夏サマソニで来日するグラミー賞受賞アーティスト「ジョン・バティステ」の「ランニング・アウェイ」なんてのはいかがだろうか。
フューチャリングでリー・アンとコラボし、しっとりと聴かせてくれる曲だ。
何となくこれからの夏本番にもピッタリな曲だと思ったり。
果たして「〆張鶴」のような存在かどうかは…
細かいことは気にせず、この曲と共にウイルキンソンを楽しもう。
皆様今日も一日お疲れ様でございます!!
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