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暑い

暑い。

ひたすら暑い。

暑いをオシャレに言い換えれるような語彙力が無い自分がはがゆい。

そんな語彙力があればこの暑さもきっと楽しいものになるんだろう。

違うか。

それはそうとして、久方ぶりにnoteを書いている。

いささか暑さ嫌いによる「なんちゃってな意欲低下」と、ちょいと文章を書く事に気負っていた面が自分の中で感じられ、しばらく遠ざかっていた。

焦らず・気負わず・深く省みず。

物事を持続する上での一つの肝要な心の持ち方でもあるか。

そんな事を書きながら考えている。

特に深く省みずってのは案外重要なのかもね。

無駄なストレス抱えないためにも…!

っとまあ夏の暑さと格闘している中でも、noteに対する「心・技・体」が整ったので久方ぶりに文章を書いている。

っと言っても何を書こうか。

とりあえず今日は8月16日だ。

全国でも中継される京都の五山の送り火は本日行われる。

いっその事、チャリンコに乗って見れる限りの送り火を巡ってみようか。

あまり、やらないであろう嘘はつかない方が良い。

スミマセン。

そして昨日まで台風が日本を縦断していた。

色々と大変な方もいらっしゃっただろう。

本当にお疲れ様です。

打って変わって今日は良い天気だ。

夏がまた戻ってきた。

今年の夏は腰が重たいという噂を聞いた。

季節の境目が段々とあやふやになってきている気がする。

昔は9月になったら何となしに秋の入り口に入ってきたなと感じたものだ。

それが最近はその境目が徐々に短くなり、下手すれば10月の頭まで、夏の残像をこれでもかと見せつけられるようになった気がする。

暑いのが好きな方には、良いじゃないと思われるかもしれない。

要するに暑すぎるんですよね(*´д`*)

早く涼しくなってほしいものだ。

うん。

文章のネタを思い浮かべようと思っても、結局暑いという事がネタになってしまう。

私の日常にはネタになるようなネタが無いのか!!

あっ…

自分に言い聞かせよう。

安心して下さい。 

履いてま……

いやいや

そんなことは無いですから。

暑さで一つ思い返すようなネタがあった。

同じ日本内でもこんなに気温が違うのかと思うような出来事があった。

日本にもある避暑地って呼ばれる場所。

軽井沢とか蓼科とかがそれにあたるんだっけ?

夏にこぞって旅行に出掛けられる方もいらっしゃるのでは?

思い出した。

自分もそんな避暑地って呼ばれる場所に、そういえば出掛けたんだ。

場所は新潟県越後湯沢。

更に言うならば苗場。

スキー場で有名な場所だ。

ってかまぁそのスキー場周辺なんだけど。

ちょいと連休を取得して先日出かけてきた。

いや~

暑いけど、涼しかったな~。

過ごしやすかった。

昔の夏ってこんな感じじゃなかったっけと、思い出させてくれる涼しさだった。

そして何をしに行ったのか。

初めて「FUJI ROCK FESTIVAL」を観劇してきたわけなんですよ。


FUJI ROCK FESTIVAL 23

ずっと行ってみたかった。

本当に行ってみたかった。

だが遠いし、日程のこともあり…

そんなこんなで例の流行病が世界を震撼させるような世の中がやってきた。

ようやく落ち着きを取り戻してきた世の中。

今度行こうと思ってもまたいつ行けなくなるような世の中が来るかもしれない。

今年のヘッドライナーには好きなバンド、「ザ・ストロークス」に「フー・ファイターズ」が出演するらしい。

ストロークスに至っては12年ぶりの来日。

これを見逃したら今度いつ見れるんだろう。

ひょっとしたら自ら海外に行かんと見れないのか?

何て考えてたら今しかねぇだろうと。

いつ行くの?

今でしょ!!

……

………

2023年

まさに色々な条件が重なり、音楽好きの知人達と新潟県苗場はフジロックを堪能するという、大人の少しばかりの夏休みを満喫してきた次第。

書きたい事はぎょうさんある。

だが、考えがまとまらないし思考がオーバーヒートしてしまい書く意欲を失ってしまうので、ライトに気軽に小出しに感想を書いてみよう。

7月28日金曜日

初日のヘッドライナーはニューヨークで結成された「ザ・ストロークス」。

そういえば以前ストロークスのことを記事で書いてたっけ。

世代的に同じ位なんで、ストロークスはタイムリーに聴いてたな。

それなりに年月が経ち、メンバーも40代を迎えている。

久しぶりにストロークスを生でライブを観るし、どないな感じなんだろうとメチャクチャ楽しみにしていた。

初日会場に到着して、最初に見たいバンドがメインステージで13時から出演する予定になっていた。

「Route17rock 'n' roll Orchestra」

フジロックのためのスペシャルなバンド。

トータス松本や土屋アンナに奥田民生が出演するので観てみたかった。

いつぞやのサマソニの時にウルフルズが出演していて、トータス松本は実際に目の当たりにしたことはあるが、他の方々は見た事がないので、凄く楽しみにしていた。

そんなこんなで、13時からライブが始まり60~70年代のロックをテーマにした選曲でライブは構成されていた。

一曲目からレッド・ツェッぺリンの「移民の歌」からスタート。

昭和のプロレスを御存知の方なら「ブルーザー・ブロディ―」の入場曲として有名なのでは!

「ア~、ア~ア!!」

あの印象的なロバート・プラントのイントロのシャウト…。

しっかり私も会場内でシャウトしてきました(笑)

途中でDoul 、トータス松本、土屋アンナ、奥田民生が出てきて60~70年代の名曲達をカバーしていき、最後は全員が出てきてツェッペリンの「ロックン・ロール」で大団円。

いや~

久しぶりに味わったフェスならではの空気感。

燃えた!

そしてロックン・ロールでもプラントの魂が自分に降臨してくれた(笑)

やっぱりライブって良いよねってハッキリと実感できた瞬間でもあった。

何より、めっちゃ良かったし!


メインステージ(グリーン・ステージ)


グリーン・ステージの大広場

ちなみに写真はグリーンステージの様子。

みんなが思い思いに過ごされている。

涼しいとはいってもやはり季節は夏。

日中はそれなりに暑い。

そして日差しも結構キツイ。

体力を温存しながら、いかに一日を満喫するのかというのも一つのテーマになってくる。

はしゃぐ時ははしゃぎ、休む時は休む。

良い時間を過ごすためにも、重要だと今回参加してみて感じた。

自然と一体となったフジロックの会場。

山があり、木々があり、川があり、皆が楽しそうに思い思いに過ごしている。



フジロックの魅了の一つ 大自然


ロックのレジェンド達の名前が…

こんなに自然と一体化したフェスって何て過ごしやすくて気持ち良いんだろう。

森の木陰で座って休憩をしていらっしゃる方々もいる。

自分達も腹ごしらえをした後だったので、休憩がてら木々の中で涼しさを満喫しながら、軽く仮眠もした。

自然の中で寝るのも気持ちいいもんですね!

そうこうしている内に次に見たいアクトの出番が近づいてきた。

17時にグリーン・ステージにて

日本のロック界の大御所 矢沢永吉

初めて生で見た。

いや~

永ちゃんカッコいい!

マジ、カッコ良かった。

今までテレビでだけしか見た事なかったけど。

やっぱり何だろう、オーラがあるんだよね。

一つ一つの仕草や、目つきに喋る言葉や歌い方に。

永ちゃんのマイクを回すシーンも生で見ることができた。

これがまたカッコイイ!

ファンじゃなくても一見の価値があるな、こりゃあ。

何て内心考えていた。

途中のMCで、海の向こうでは80歳を超えたロックンローラーはたくさんいる。自分もミック・ジャガ―に負けず、80歳までロックしていくんで、ヨロシク!!

って言ってたっけ。

きっと矢沢永吉ならできる。

そんなことを確信させてくれるような見事なライブだった。

当然「止まらないHa~Ha」で持ってたタオルを宙に投げさせて頂きました(笑)

いや~、気持ちよかった!!

矢沢永吉の気合の入ったステージング…

矢沢さん最高です!

そして辺りは日が沈んでゆき、夕暮れ時を迎える。

空気もひんやりとしてゆき、日が傾いてゆく。

会場内から見る黄昏時の空の様子…。

何と贅沢な。

フジロックの夕暮れ

辺りは夜を迎え、いよいよメインのストロークスの出番の時が訪れた。

会場も多くの人でいっぱいになり、盛り上がりを迎える。

何と多幸感に満ちた素晴らしい瞬間であるか。

ストロークスの出番を待つこの時間は待ち遠しいものでもあるが、徐々に作り上げられていく会場内の雰囲気や熱気は最高だ。

そしていよいよストロークスの出番。

一曲目からファーストアルバムの収録曲「ザ・モダン・エイジ」でスタート。

細かい感想はあまり書かず、とにかく今のストロークスを存分に堪能できるライブだった。

全体的にファーストアルバムと最新作の「THE NEW ABNORMAL」から曲は多くプレイされていた。


最新アルバムからフジロックでもプレイしていた楽曲の動画も…。

最新作の現代的にアップデートされたバンドサウンドに、初期のストロークスの楽曲も楽しめた豪華なセトリ。

中には「Comedown Machine」からの収録曲「Welcome to Japan」などレアな曲も。

本編が終り、アンコールのラストはファーストアルバムの収録曲「ラスト ナイト」でフジのメインステージの夜を締めくくった。

夜に響いたストロークスのバンドサウンド。

ニックとアルバートのツインギターのアンサンブルも最高だったし、ボーカルのジュリアンもご機嫌だ。

全体的に大人になり、ぐっと成熟した感じが印象に残る。

何より、久しぶりに味わったストロークスの音にノリ、盛り上がる会場の空気や、人達の歓声に笑顔。

その全てが最高の瞬間でしかない。

これがライブの醍醐味でもあるし、幸せな瞬間でもある。

本当に久しぶりな時だった。

ストロークスも終わり、会場を後にする。

フジロック自体はまだまだ眠らない。

ミッドナイトのイベントも催されており、それを楽しんでいらっしゃった方々も多数見受けられた。

良いね~。

この祭りって感じ。

ホンマに久しぶりだ。

やはり自分が楽しくするのもそうだが、人が楽しそうにしているのもまた良い事だ。

やっぱりこうでなくちゃと感じながら、初日の帰宅の途についた。

今年は各地で色々な花火大会や祭りが催されている。

当たり前のように感じていた各地のイベントや、祭り。

うん。

やっぱり楽しいよね。

純粋に。

そして全てが熱かった!

それが何よりっす。

日頃の事も消え跳び、素晴らしいエネルギーを頂いた。


矢沢永吉のフジロックじゃないけど「止まらないHa~Ha」を。

まさにこんな雰囲気で最高な時間でした。

記事を最後まで読んで頂き誠にありがとうございます!



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