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この日までの事

私はここを持ってさようならをする。 今まで読んでくれた方や 目にして少しだけ訪れた方。 目に触れてしまったら一度 胸を締め付ける何かに恐れを成したり 苦しくなったり。 それも毎日だと。日々だと。 少しづつ様々な事が解放されていく時期 あの頃はこんな事があったなとか 時が経てば掠れて行くあの味も 全部全部混ぜ合わせてしまったら さて、これは何味だったのかしら。 そんな日々を生きてください。 美化されてもしても良いと思うの。 さようなら。 元気にしてい

    • あの頃の話

      ここに私が来る時は 大抵相手がいた時の事や 春夏秋冬その時々にいた隣の人の話を 日記のように。 1ページのように。 残して来たのだけれど。 今、何も無いからこそ ここに来ることが全くなかった。 1人を楽しみ独りを悲しみながら 吟味していく毎日。 周りの結婚、出産などを聞きながら 私はこのままでいいのか。 否、このままでいいな。など。 年齢と共に付きまとってくるあのめんどくさいもの達を避けながら 日々生きることになってきている。 相手もいない。トキメキもない。 枯渇した

      • 聞く側

        聞くことが大好き。 自分が話すより相槌なりなんなりすればいい。 し、その人の楽しそうな顔をみたり しんどそうな顔をみたりして 傾聴する事が得意だ。 だけど稀に聞いてよ〜ってなる時もある。 その聞いてよ〜の相手が限りなく居ないことに近い。 そんな時に夫婦なり友達なり誰か他者が聞いてくれるとなお良い。 最近相方が欲しいと思う。 どんな関係にせよ聞いてくれる人。 そして大人になるにつれてどの私が 本当の私なのかが分からくなる。 偽れること。愛想笑いができること。

        • 私が好きな物が嫌いだった君。

          「あー。俺それ嫌いなんだよね。」 って言われた事がある。 私の好きな作家さんの本をおすすめしたら そう言われた。 ああ、この人とは意見が合わない。 好きな物や嫌いな物って 結構大事だと思う。 そんな彼とはもう連絡も取っていない。 たまに見かける。 相変わらず俺はいけているとばかりに 日々何かに怯えながら生きているように見える。 君が1人で哀しくないように。 きっと誰かが傍に居てくれるように。

        この日までの事

          形あるものとは。

          どこにも言えない吐けないこの気持ち。 3年間見続けてきた彼は 綺麗に幕を閉じました。 ずっと天才で芸人で1番に考えてくれる人でありました。 物語がしっかりしていて 長い長いエンドロールを見ていたかのような。 彼はきっとかれになって 今日も生き続けてくれます。 お疲れ様でした。 ありがとう。

          形あるものとは。

          綺麗なものとして。

          あなたと「またね」を交わしてから3ヶ月が経ちました。 私は好きでした。もちろん。あなたの事が。 ご存知だったでしょ? 現実に引き戻された時。もう連絡は来なかった。 また忘れてただけ。またねなんてないんだよ。 そう言い聞かせてあなたから離れました。 LINEは消せてもないしブロックも出来ず そのままです。トークを見るわけでもないけど 私は閉じ込めていたかっただけかもしれない。 きっとあなたの中で私はただの衝突だった。 そう思い過ごして来ました。 なんなの。 あなたと会った

          綺麗なものとして。

          春に消えた欠片

          静かにじわじわと焦げる匂いがする。 私の手からこぼれ落ちてく。 突然現れた人は突然いなくなる。 ほんとにそうだと思う。 印象は笑顔。優しくて面白い。 それは誰にでもそうであって。 私だけに注がれたものではないと分かっていながら。 夢を見ていたのかもしれない。そう思い込まなければ自我が保てない程の熱を帯びてる。 後悔とかではないし起きてしまったことはもうどうにもならない。 じわじわと殺されている。じわじわと溶かされて。 もう要らないよ。って言われた方がまだ楽だった気がす

          春に消えた欠片

          冬の人

          ぷつんときれた。 そんな気がした。 何もかも我慢が続けば心が疲弊して行くことなんてずっと前から知ってはいた。 はなしきれなかったこの手のひらから零れた分だけ私が私じゃなくなりそうでダメだった。 春夏秋冬。 1年間を通して 色んな人に出会って色んな後悔を繰り返す。 今年は辞めたい。 また。春がくる。 私の苦手になってしまった春。 あの時の君の顔や態度。 全てが怖かったのにそれでも、甘いところも知っていたから。 乗り越えなければ行けない。二度と混じり合う事はない人だ。 わかっては

          冬の人

          春が来る。

          春が来てしまう。喜ばしい事なのだけど。 去年の春を思い出してしまって。 この春の陽気な匂いも温かさも 空気感も全て戻ってしまう。 私は大丈夫なのであろうか。 踏ん張ってきたこの何ヶ月間 また君のせいで壊れてしまわないか苦しくなる。忘れられてると思っていたのに。じくじくと痛み始めているこの傷口に何が効くのだろう。 また眠れなくなるのかな。また勝手に泣いてしまうのかな。そんな不安ばかり募る。

          春が来る。

          今度なんてなかった。

          初めて隣を歩いた時。ああ。この人とはこれから一緒に居られる気がしないな。と思うことがほとんどある。 多分この人とはもう二度と歩けない。 そういう恋ばかりしてきた。 私は観覧車に乗ったことがない。 「私観覧車に乗ったことがなくて、笑」 うーんと高い空を眺めながらゆっくり時間が止まっているような赤いそれは圧迫するような箱だった。 「また今度乗ろう」 にか〜っと笑う君とは乗れなかった。 2度会えただけマシだった。 今でも観覧車を観ると君を思い出してしまう。 私は未だに乗れないでいる

          今度なんてなかった。

          気付いては行けない気持ちに蓋をする。 しまっておかないと行けない。 始まりは終わりの助長で これからそのレールに乗るつもりはない。 いつまでも傍にいたいなら 声にしてはいけない。形にしてはいけない。 深呼吸した。 してもしても消えてくれなさそう。 私の完敗。 どうか。気づかれないで。 今日も少しだけ好きで居させて。

          時々二度と会わない人の夢をみる。 起きて喉が詰まる感覚に陥る。 夢の中のあの人はすごい優しかったりする。 元々優しいけど自分に凄く自信があって たまに私からすると疎ましかったくらい。 後味の悪い別れ方をしたせいで ずっと心に蟠りが出来ているのかもしれない。 上手く咀嚼出来ず半年が過ぎて 日常から消し去った記憶のはずなのに 油断していると夢の中で優しくされてしまう。 自分が映し出している理想のはずなのに くるしくなって息が出来なくなる。 もう会えないと分かっているし それ以上に

          結局は ''独り''だと気づく深夜。 仲良くしてるつもり。1部に入れてたつもり。 似た者同士だと言われたあの言葉。 全て偽善に見えた深夜。 どこにも属せない自分を苦しく辛く 瞬時に砂漠の音がするようなそんな感覚。 やっぱり夜中は早く寝た方がいい。 嫌なことばかり考える。 無理に仲良くしてくれなくてもいいのに。 中途半端に仲良くしてこないで欲しい。 苛立ち。信頼のなさ。 全ては人のせいではなくて、自分のせい。 なんだけど、裏切られた感覚。 1人だけ舞い上がってしまった気持ち

          『金木犀好きなんだよね。』 1度もこっちを見向きしないで言った。 テレビで『香水、匂い』の話が出ていて 唐突に口を開いた。 もう少しで仕事に出ていくらしく慌ただしく髪のセットをしていた。 ほう。私も好き。 コロンを買ったくらいには。 彼の好きな物なんてもう知るよしもない。 金木犀の香りと紅茶花伝が好きっぽかった。 ぽかった。というところでお察し。 クソゲーにはまっており、めちゃくちゃ燃えていた。それを見るだけで楽しかった。 まあ、全くこっちを見ないけれど。 元々そういう人だっ

          一番記憶に新しい夏は7月の海。 写真に残さない事で余計に心の中で複雑に捻れていく思い出。 出会いと別れがたったの一回でやってきて 終わった。 始まっても居なかったのに始まっていたとばかり錯覚していた。 楽しそうに友達の話をする顔や 真剣に将来の話をする視線が ああ、生きる世界が違う人だと思った。 気づかぬふりをしたかったけれど 彼は気付いていたに違いない。 汗ばかりかくガラスのコップを氷に任せて 下ばかり見ている私と違って。 今も元気にしているでしょうか。 ハンバーグ美味しか