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ヤリスクロスはポップで美しい

日本で一番売れてるクルマ「ヤリス(シリーズ)」トヨタの中で最もコンパクトなBセグメントに位置するヤリスは街中で見ない日は無いと思います。
そんなヤリスをベースにSUV化されたヤリスクロス、そのデザインは他にない魅力があると私は感じています。
今回は外装デザインを中心に私の独断と偏見による「ここが好き」を紹介していきます。


フロント

最近、流行りのSUVに分類されるヤリスクロス。押し出し感満載のある迫力フロントデザインが多い中、ベースとなる戦闘的なヤリスとは対称的でどこか優しさを感じるデザイン、とはいってもノッペリと薄味でもなくしっかり存在感があります。

人によっては大人しすぎると取るかも知れません。確かにヘッドライトもかなりシンプル、しかし独特なライト形状が多い今は逆に単純な形状のライトがクルマ全体のキャラクターとして存在しています。両脇をズバッと縦に穴を開けたようなデイライト兼ウインカーライトは昼でも存在感抜群で、実際の数値以上に横幅があるように感じさせます。

グリルは必要以上に大きくせずメッキ加飾も施されていません。グリルの上下を繋げるとトヨタによくある台形オムスビスタイルですがボディ同色のバンパーが上下を分断し曲線を基調とした外枠がポップな印象を与えてくれます。
フロント下部もアーバンスタイルSUVによくある低重心感を演出させる広がりはなく、丸みを帯びた形状で全体が軽く浮き上がっているような軽やかさがあります。

大きすぎないグリルに直線的なライト形状、全体的に丸みを帯びたパーツで構成されたフロントデザイン。個性も存在感もあるのにこんなにシンプル、そこに美しさがあると私は感じます。

ボディ

クルマのサイドからボディ全体を見ると尻上がりなスタイルで、フロントと同様に軽やかな雰囲気。

基本は水平基調ながら無骨なSUVらしさも決して捨てておらず四角基調のフェンダーアーチは樹脂の形状が工夫されていて踏ん張るような力強さ演出しています。
ボディ側面の造形は控えめでウィンドウラインがボンネットから繋がった「し」のラインを描いていて比較的高い位置をとっていながらも前後の引き締まったスタイルが野暮ったさを感じさせません。

樹脂パーツ・キャラクターライン・ウィンドウなどほぼ全てのラインが後方にかけて斜め上に尻上がりスタイルとなっていての今すぐ走り出しそうな雰囲気。Cピラーがツートンカラーで強調されていてかたまり感と押し出されるような格好が躍動感を与えてくれます。

リア

斜め後方からリアを眺めるとリアタイヤのフェンダーの膨れ上がりが想像以上にあると感じませんか?このサイズのSUVにしてはかなり立体的で力強い印象です。

まず目に飛び込んでくる横一文字のブラックアウトされたライトユニットが車幅を大きくみせ安定感が高まります。最近流行りの鏡餅スタイルながらテールライトとリアウィンドウそしてルーフまで繋がるブラックが1つのカタマリとなって個性を表現、フロント同様に直線的でシンプルなライトもアイコンの1つとなっています。
リアは台形デザインが至る所に採用されていて踏ん張り感を演出、更に中央下部からのびた台形スタイルの樹脂パーツがSUVらしいたくましさも与えてくれます。

まとめ

私が思う「ポップで美しい」ヤリスクロスいかがだったでしょうか。
シンプルの中に工夫された色使いや形状で軽快感やキャラクターをしっかり表現されている美しさがありますよね。
いわばトヨタ入門編の小さなBセグメントSUVなのに全く手が抜かれていません。むしろトヨタの大きなSUVにはないデザインの魅力まで持っていると私は感じます。
ヤリスクロスのデザインの魅力に共感していただけた方が居ましたら「スキ♡」押して頂けると嬉しいです🙏

最後に

今回は初めて私の好きなクルマの外装デザインについて色々と書いてみました。私が感じたままを書くつもりでいましたが、デザインの知識がほぼないというのもあって頭の中で感じている魅力を言語化するのは結構難しいですね。今後も皆さんにデザインの魅力が伝わるよう語彙を探しながら色々と書いていければと思います。他のモデルでもみてみたいという方はフォローして頂けると嬉しいです🙇‍♂

※この記事の画像は全てトヨタ自動車株式会社のニュースリリースのものを使用しました


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