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【ホリエモン万博と僕】 第30話 チーム・カレン - アニメじゃない

勝手にテーマソング:機動戦士ZZガンダム - アニメじゃない

2019年1月26日(土)1:26

Facenoteスレ上では、急遽発足したVTuberカレンちゃんによる協賛PR向け動画広告プロジェクトで盛り上がっていた。

企画案としては、日曜日の毎夕に放送されている国民的アニメで利用されているカンタンな番宣方法をしたいと考えていた。

「この番組はご覧のスポンサーでお届けします。」

しかし、HIUメンバーは言われたものをそのままやってOKという感覚は一切持ち合わせていないのである。

ベースの企画にアイデアが重なり、短期間でも出来る限りひねりを加えたアイデアを出そうよ、その方が面白いよね、というスタンスが当たり前に存在しているのだ。

Facenoteスレ--------------------------------
伊藤さん:
「【この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします】
だけでいいですか?
サカナさん、このフレーズだけ宅録していただくことってできますか?
できれば、2月1日までに。」

僕:
「はい!一番シンプルなパターンとしては上記が良いかと思っております!
※でも内心、VTuberカレンちゃんの性格が出るような一面のセリフに少し肉付けしていただくのも面白いかなぁと思ってたりもしますw」

中目さん:
「【PalpayやAM Payなんてダサいよね!Suimaなんてもう古い!!
やっぱり「LIVE Pay」が超便利!みんな「LIVE Pay」を使おう!】
ディスり広告しか思いつかないー」

僕:
「おもしろいけどwww LIVE Payさん、誠実なのでさすがに怒られるw
(真由美さん)広告のコピーライトの神様、ここに召喚させて下さい!
上記の通り、LIVE Payさんを何か特別なセリフを用意の上、カレンちゃん紹介で話してほしいのですが、良いものお持ちでしたりしないでしょうか。。」

真由美さん:
「むず!
カレン、恋しちゃったんです。
LIVE Pay君に。
だって、デートの時は、LIVEからポチってするだけでお支払してくれるの。
なんて、スマートな紳士なの?!大人の男性って感じ~、カレン、好きになりそう!」

サカナさん:
「音声のみであれば宅録します!
イメージなどあれば原稿に添えて貰えればパターンとりますよ!」
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驚くほどのスピード感で、トントンどころかトトトトトンと企画が進んだのであった。

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2019/1/29 19:00
LIVE Pay社でのお打合せを終えたあと、当日参加していた中目さんと伊藤さんと僕の三人で打合せをすることにした。伊藤さんとはこの日初対面だった。

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僕:
「伊藤さん、初めまして!突然のご相談にも関わらずご快諾いただき有難うございました!めっちゃスムーズに話を進めて頂いて嬉しかったです!」

伊藤さん:
「いえいえ、こちらこそ面白そうな話を有難うございました。
私もカレンちゃんを広めるきっかけが出来て嬉しいです!」

伊藤さんは、はにかみ笑顔で優しい人柄が雰囲気から全身から溢れていた。

中目さん:
「このプロジェクト完成したらビジネスチャンスになるよ〜!!てか、LIVE PayのAPI勉強しよっw」
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三人でカフェに入り、コーヒー片手にVTuberカレンプロジェクトを話し合った。

元々、中目さんと伊藤さんは”ホリエモン神社”というコンテンツチームでタッグを組んでおり、伊藤さんが生み出すVRホリエモン神社と中目さんが神主として当日振る舞うリアル神社の企画を進めていたのである。

ホリエモン万博は、コンテンツ数が尋常じゃないほどあり、その数40コンテンツ近くあるカオスイベントなのだが、その中でも堀江さんの期待度が高いコンテンツとなっていた。

たまたま協賛担当として中目さんとブレストしていた際、VRホリエモン神社上でも広告出したほう良いでしょ!っと盛上がり、そこに作成者の伊藤さんも加わり実作業が進み始めたのである。

動画広告の企画および収録内容&スケジュールまでの落とし込みはスレ上で済んでいたため、編集素材の出力方法について擦り合わせが行われた。

ホリエモン万博では、HIUに所属しているオンラインサロンの会員が無償で作り上げる一大プロジェクトとして存在しているのである。

その中でも、特に認識のズレが発生しやすいところが、共同作業による実務領域でトラブルになりがちなので、今回最も注意したいと意識していたところだ。

無償の作業、ボランティア、なんでそんなことするの?と冷めた意見が内外部から飛び交いがちなホリエモン祭プロジェクトではあるが、そもそも「面白そう、楽しそうだから関わりたい」という気持ちで手を挙げた人たちが関わり、その人達の熱量の高さの力があるからこそ規格外の力を発揮するイベントという特徴がある。

しかしながら、何か事を進めようとすれば当然ながら実務が発生する。
不慣れな素人、もしくはセミプロ程度の能力でチャレンジする場合、情報共有と認識のズレが無いように徹底的に(やり過ぎぐらいに)調整した方が、ギリギリの状況で進める際は何とかなりやすいのである。

万博当日まで残り3日となった中で、当日配信に向けて着々と準備が進められていった。

ホリエモン万博2019〜節分まつり〜まで、あと3日。

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このマガジンは、堀江貴文イノベーション大学校(HIU)の会員による、ホリエモン万博およびホリエモン祭の活動をお伝えします。