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【ホリエモン万博と僕】 第27話 プロデューサー堀江貴文 - 微笑みの爆弾

勝手にテーマソング:幽☆遊☆白書 - 微笑みの爆弾

2019年1月28日(月)18:00

いよいよ週末に向けてホリエモン万博が差し迫ってきた。

この日も分刻みで行動する日々が続いた僕は、夕方から始まる堀江さんとの最後の進捗共有ミーティングに参加すべく、六本木駅から全力で打合せ会場へ向かった。

直前ラストの打合せとなったが、庄野さんは左右の肋骨が折れた状態のため無理せず不参加となり、これまで代理で打合せ進行をしていた黒坂副委員長に関しても仕事で外せなかったため不参加となった。

(おや、、最後の打合せだというのに、全体を把握出来ている人がいないぞ・・・)と不安がよぎった。

そんな矢先に堀江さん登場である。
堀江さんはいつもの如く、着席されると同時にミーティングモードに入った。

そして、この日堀江さんに報告し始める男性がいた。
ホリエモン祭グループリーダー兼ワッショイエンターテインメント社長のしげたつさんがピンチヒッターとして立ってくれたのである。

しげたつさんは、これまでホリエモン祭六本木の実行委員長に始まり、ホリエモン万博2018の実行委員長を務め上げると同時に、ホリエモン祭の事業会社として立ち上げたワッショイの代表として全国各地のホリエモン祭を支えてきたHIUメンバーだ。

今回のホリエモン万博では、年明け前まではオープンスタンスで庄野実行委員長やらいちさんらとオンラインスレ上でバッチバチの激論を交わすほど攻めのスタンスで万博を引っ張るキャラとして関わっていたのだが、庄野実行委員長が辞める問題が勃発し、その後、らいちさん率いるスターライズ会場に意見投下したところスレが削除されるという一大事変を経験された所以なのか、年始以降、実行委員一同が驚くほど献身的な姿勢でホリエモン万博の縁の下の力持ちとして支えて下さっているのである。

そんなしげたつさんが、実行委員長、副実行委員長が不在の堀江貴文プロデューサーとの直前最後の進捗報告会にてサンドバッグ状態となる一日だった。

この日の議題は、たった一つ。
堀江さんが知りたい情報は、売上着地見込みと現時点の売上状況のみだった。

前回同様のフォーマットで実行委員長から受取ったデータをモニターに映し出し、しげたつさんから報告し始めたところ早々に堀江さんのツッコミが入った。

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堀江さん:
「これだと全体収支の内訳分からないじゃん。内訳がオレは知りたいのよ。」

しげたつさん:
「はい…えーっと…(森川さん)内訳って出せます…?」

森川さん:
「はい…!えーっ…と(PCをカタカタを叩き探している)」
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その間、堀江さんはイベント当日に販売予定の著書に猛烈な速度でサインをしていた。(無駄な時間が一切ないのである。)

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森川さん:
「こちらですね…!」
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収支内訳の一覧表がモニターに映し出されたのだが、細かすぎる粒度の一覧表だった。

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堀江さん:
「いやさぁ、こんな細かい表出してどうすんの…?オレはプロデューサーとして収支を見てるんだからさ。。こんなんじゃ分からないだろ。。」
とりあえず、他(の内容)を確認している間にまとめておいてよ。。」

しげたつさん:
「森川さん、お願いします…」
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会計チームの森川さんと途中から同席した山口さんの二人は、早々に収支表のまとめに入った。

その間、堀江さんはひたすら手を動かしながら予算項目の詳細についてしげたつさんに確認し続けていた。

しげたつさんは必死に回答し続けた。
しかし、今回のホリエモン万博では全体運営に直接関与しているわけでは無かったため、しどろもどろな回答にならざるを得なかった。。

これまでサイン本100冊近くと日本酒”想定外”、”想定内”の箱へのサインを書き続けていた堀江さんだが、一通り手作業を終え、スマホを見ながらしげたつさんの報告を聞き始めた頃、その表情は明らかに曇り出していた。

(やばい…明らかにまずい状況だ…なんとかしげたつさんのヘルプに入りたい…入りたいんだけども…わからん…)

という状況に入ったタイミングで堀江さんがキレた。

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堀江さん:
「何でオレの欲しい情報が何も出てこねえんだよ!」
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堀江さんは握っていた御自身のスマホをテーブルの前に思わず手放した。

そのタイミングで会計チームが収支資料を印刷して戻ってきた。

すかさず、直前に出席していた恵方巻き担当チームの市村さんが堀江さんの手元に試食用の恵方巻きをセッティングした。

絶妙のタイミングだったように思う。

堀江さんは手元に届いた恵方巻きを手に取りながら、収支内訳を確認し始めた。

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堀江さん:
「現時点の売上が…で、原価が…だから。
利益…万円を狙っていこうよ。残り期間で一日…万円売上ればいけるっしょ。」
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数値をまとめ上げるのに堀江さんの目の前でてんやわんやな状況となってしまったが、全体収支の状況が明らかになった。

そして、直前まで大赤字必死!?と思われていた収支状況が悲観するどころか、かなりチャンスと捉えるべき数値感ということもこの日明らかになったのである。

打合せが無事に終了し、僕たちは超高級恵方巻き寿司を味わった。

しげたつさんも何とか最後まで堀江さんの質問に応えきったのだ。

ナイスファイト!有難うございーます!!

ホリエモン万博2019〜節分まつり〜まで、あと4日。

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このマガジンは、堀江貴文イノベーション大学校(HIU)の会員による、ホリエモン万博およびホリエモン祭の活動をお伝えします。