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次世代通信は5G以外にLPWAやPLCがある

本日はIOTの第四弾をやります。

今回は次世代通信編です。

前回の記事はこちら。

さて、前回のおさらいです。

IOTの普及を阻害している要因が2つありました。

要因1)ルーターへの接続台数に制限があるという課題。
要因2)もうひとつに既存の機器がIOT対応していない点。IOTに接続するための介在部品が必要でありコストや手間がかかるというものでした。

この課題に対して、どのような動きがあるのかみて見たいと思います。

日経を引用します。

LPWAという仕組みです。

これは機器に直接通信機をつけて基地局と通信させるものです。

今の技術だと、通信機器は機器本体も高額ですし、通信料も高いです。それに電気の消費量もそれなりになります。

なので、例えばですが、エアコン1台に通信機器1台ではペイしません。

しかし、LPWAは通信機器本体の価格も通信料もかなり安いので、機器1台1台にも接続可能です。さらに消費電力も少ないので、例えばエアコンの省エネ性を損ねずに済むかもしれません。

これがあれば、要因1)であるルーターへの接続制限は気にしなくて大丈夫ですね、なにせ携帯端末と同じように直接基地局と通信できるわけですから。

もし、このLPWAを既存機器と接続できるようなデバイスとして開発できれば、要因2)にも対応できます。つまり既存機器から少しだけ電気を分けてもらうことで、低価格で通信できちゃうわけです。

もうひとつ日経を引用します。

これは有線の話なので要因2)への解決方法です。

PLC制御というものです。

すごく簡単に言うと、コンセントをLANケーブルにしちゃおうという仕組みです。これがあれば、コンセントが近くにあればIOTに非対応の既存機器も通信環境に接続しやすくなります。

結局IOT環境が無いというのは、追加で電気が取れない、通信環境が近くにない(または追加で接続できる余地がない)という2点が課題になるわけです。

この2点の解決にLPWAやPLCは可能性を秘めているということです。

こうしたテクノロジーが普及することでIOTは促進されていくことになります。

そして、すでにこうした世界を見据えているビジネスとそうでないビジネスで差が出始めています。

次回はIOTを活用した新しいビジネスや既存ビジネスの進化を考えていきます。

ということで、お休みなさい。

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