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法人営業に限界を感じたら読む記事〜分類別解決編〜

前回の記事はこちら。

前回は、限界を感じる5パターンについて説明しました。今回はこの5パターンそれぞれについて、どのようなキャリアチェンジがあり得るか考えたいと思います。


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1.「その日暮し」限界説→自分のペースを確保できる職種

めまぐるしさが嫌な人はいますか?僕はとても苦手です。あの月末のバタバタした雰囲気、みながピリついてる緊張感、ダメです。顧客から何とかしろ!という怒号、物がこないけど?というクレーム。うんざりします。

要するに、誰かに追われるのが嫌なのです。

もちろん仕事ですから、あらゆるタスクに納期はつきものです。しかし、今この瞬間にアウトプットが必要なのか、来週が回答期限なのかで活躍できるかできないかが変わる人がいます。のんびり屋さんは、やっぱり「その日に回答出せ」とか言われると辛い。

でも、そういうバタバタ感が好きな人、そういう緊張感の中でうまく組み立てて仕事をこなせることに喜びを感じる人もいます。そうだとしたら営業向いてますね。

ということで、焦るのが好きでない人は、他のキャリアもありだと思います。やはりプロジェクトベースの仕事だと、こういう焦りからは開放されるように思います。少なくとも、今すぐ回答しろ、みたいなやりとりは少ないと思います。

もちろん、仕事ですからプロジェクトが遅れれば焦る必要は出てきますが、前もって依頼された仕事の進捗が遅延してリカバリーで焦る方がマシ、という感覚は僕の場合は、あります。

なお、せっかくキャリアを変えても、疲弊する職種もありますので注意してください。

例えばフィールドエンジニアや保守サービスを行うサービスマンのように、現場でその場で解決を求めらる仕事は営業以上に焦りや緊張感が高まります。スキルはつくと思いますが、心の中の自分の声にも耳を傾けましょう。自分は、「スキルをつける」のと、「自分のペースを守ること」のどちらの優先度が上かどうか。


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2.「会話胆力」限界説→安心感ある環境でお話ししよう

僕は在宅勤務が大好きです。在宅勤務を実際にして気づいたのですが、雑談しなくて良いのが気に入ってます。世の中では、ちょっとした会話ができなくて気が滅入っている人もおられるので、そういう人には在宅勤務は気の毒な仕組みかもしれません。

でも、僕に取っては最高です。用件以外話す必要がない、作業に集中できる。それでいったい何が問題があるってんだと(実際にはまったく問題がない・・・というわけではないのだろうけど、僕はまったく問題ないです)。


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3.「スキルアップ」限界説→営業スキルとの掛け算を考える

これはある意味で一番まともな理由かもしれません。営業に未来はあるのか?という観点で考える。仮に営業に未来がないとして、仮に営業だと社内最適化しすぎて世の中では通用しない人になってしまうとして、それじゃ今までやってきた営業の仕事は価値のないものだったかと言えばそうではないと思います。

やはり、体験は大事です。仮に限界を感じるくらいしょうもない仕事だとしても、営業経験があることは強みです。この経験を生かして何かできないか?という方法で仕事を探してみるのはありだと思います。

例えば、営業経験を生かして営業を支援できる部署(営業支援、あるいはマーケティングの部署もそうかもしれません)、人事関連の部署で営業パーソンのケアを行うなどもあり得ます。例えば、転職しなくても他部署で活躍する道もあり得ます。


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4.「キャリアアップ」限界説→文化系上司を探そう

文化系な営業パーソンももちろん存在していますね。そういうタイプの上司の下でならうまく営業をやれる可能性があります。ただし、ノリとテンションで絡んでこない分、理論と議論で絡んで来る可能性がありますからそういうものが苦にならないことが前提になります。

文化系上司のもとで働いてみたり、上司の人柄や活躍ぶりを見た時、どのように思うでしょうか?それでもやっぱり嫌だなと思ったら、やはり仕事を変えてみるのはありでしょう。


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5.「QOL」限界説→「外に出ない」について考える

ここでいうQOLをあげるとは、定時で帰るということです。今でこそ、残業時間を減らす取り組みは社会的に普及してきていますが、それでもまだまだ営業さんが残業していることは多い気がします。営業という仕事は好きだけど定時で帰りたい、ということであれば、例えばインサイドセールスは可能性があるかもしれません、

結構大きなポイントは、営業が好きかどうかだと思います。営業スキルは生かしたいけど、別に営業が好きでないのなら、営業支援に回るのも手だと思います。いわゆる内勤として、営業事務やセールスアシスタントもありだと思います。

営業経験を生かして、営業担当も顧客も唸る良質な提案書を作るセールスアシスタント。なかなかに渋いですよね。どれだけパワポの技量があっても、どれだけ企画の技量があっても、生々しい営業経験や知見を生かした提案というのには敵わない場合だってあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?僕は楽しく仕事がやれないのであれば、やはり長くは続かないと思いますので、無理しないのでいいのではないかと最近思っています。

ただ、今回書いた例は目安や参考なので、キャリアチェンジが必ず良い方向に行くとは限りません。月並みですが、信頼できる同僚、先輩、上司などと密に意思疎通を図り、自分なりのキャリアについて考えていくことが必要となるとおもいます。

ということでまた。

(※タロットカードは雰囲気だけです。意味はありません。)

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